【BPD患者の感じ方②】いつの間に精神科に入院させられることになっていた?!

境界性パーソナリティ障害

こんにちは、恋愛・マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。

今回の記事は下の記事の続編になりますので、まだお読みになっていない方はぜひ先に読んでみてください。

 

 

前回の記事で、病院の先生から『治ったよ』と告げられたときの妻の気持ちが明らかになりましたが、今回からは診断を受けてからの話です。

 

知らぬ間に入院?!

まずは妻が書いていたブログを引用しますね。

 

【タイトル】
境界性人格障害と診断された日。

私が境界性人格障害と診断を受ける原因になったのは、リストカットのしすぎで救急病院に行ったことです。

その日、赤ちゃんみたいに泣いて泣いて、自分でも分からない恐怖、怒りが抑えきれなくて、腕は血だらけで、親に病院に連れて行ってもらいました。

病院に行くだけなのにカッターをもって行って、親も救急のお医者さんも、私のことを止められないくらい理性が飛んでいました。少し落ち着くと警察の人まで来ていて、親と警察の人が話していたのを覚えています。

その日は腕を手当してもらい、家に帰りました。

 

次の日、精神科に行くことになって、入院する事が決まっていることも知らず私は付いていきました。

お医者さんに「入院してみる?」と聞かれて、「しない」って答えたのに4、5人の看護師さん達に囲まれて無理矢理隔離病棟に連れて行かれました。

どんなに暴れても大人の力に勝てるわけもなく、肩に注射を打たれたと思うとすぐに寝てしまいました。

ふと目が覚めると手も足も胸もベルトでベッドに拘束されいて、トイレも行けないからオムツをしていて、ご飯のときもベルトに繋がれてる手は動かないから看護師さんに食べさせてもらって、そんなことされたら感情なんて何にもなくなった。

 

そんな生活を一週間した後は隔離ではあるけど、他の人と生活出来る病室に移動出来た。

おじさんとおばさんばかりだったけど意外と仲良く出来て、いっぱい話しかけてきてくれた。

それでもテレビもなければ携帯もなくて、服もヒモがついてるのはだめとか、もちろん化粧ポーチも、鏡も、自傷行為ができそうなものは全部だめで、することと言ったら寝ることだけ。

寝る時間になるとやたら薬が多かったり、消灯時間になると大声で騒ぎ出す人がいたり。

「そんな人と同じ病棟にしないでくれよ」とか思ってたけど、よく考えたら自分もそんなんだったって気付いて切なくなって。。

とにかく毎日毎日起きたらご飯食べて、寝て、お昼ごはん食べて、寝て、夜ごはん食べて、寝て、3ヶ月間同じ生活が続いた。

 

頑張って明るくしてた甲斐あって3ヶ月で退院出来た。

それでも家に帰ると勝手に入院を決めた親にあたって、自分の体を傷つけて、物にもあたって、入院のおかげで更に病んでいった。

これが私の境界性人格障害の始まり。

おしまい。

 

妻の話によると、自分自身が自宅で暴れ、家に警察まで駆けつける騒動になった次の日にはじめての入院をすることになったそうなのですが、この入院が妻の感情を大きく変える出来事になりました。

文中にもあるように、妻自身は入院することは伝えられていないにもかかわらず、ご両親と病院との間で既に決まっていました。

 

親御さんの気持ちは十分に理解できます。

妻に話したところでどうせ嫌がるだろうし、それがきっかけでまた暴れだしたらどうしようという不安、そして自分たちもどうしたら良いかわからないという気持ちがあるはずですからね。

ただこの行動により、妻は「親に見捨てられた」「嘘つかれた」「裏切られた」という気持ちが強くなり、僕が妻と出会ったときには両親への気持ちはネガティブなものばかりでした。

手足や体の拘束についてですが、こちらは精神科である以上、ましてや症状がひどかったので致し方のないことだとは思います。

 

強いトラウマ/PTSD

強すぎるトラウマで心身が乱れることをPTSD(心的外傷後ストレス障害)をいいます。

妻は入院がきっかけでPTSDになりました。というのも、複雑な感情が入り混じっている様子でした。

自分が暴れたらまた入院させられるかもしれない/考えるだけで心が荒れる/自傷行為で落ち着かせよう/自傷行為後の後悔

これらの感情が入り乱れ、心の中にあるリボンがぐちゃぐちゃに絡まってしまっている感覚を僕は味わいました。

 

妻いわく、「病院の診察は基本は薬の話で病院で行なうカウンセリングは何度も同じこと聞かれるだけでまったく意味がない」ようで、認知療法や心理カウンセリングを不安視していました。

それでいて、「どうせまた私を入院させるんでしょ?」という被害者意識もどんどん強くなっていってしまい、いろんなことがうまく回っていかないマインドであったのは事実です。

 

ゼロイチ思考(白黒思考)

境界性パーソナリティ障害ではない人がこの記事を読めば、「すごくこだわりが強いんだな」「いかにも自分で自分を苦しめてる考え方だな」と思うかもしれません。

ですが、境界性パーソナリティ障害の人からすると、このときはいくらなにをしても、こういう風にしか考えられないんですね。

「こう思ったからこう!」と強く思ってしまい、他のものは視界に入りません。

 

こういった思考をゼロイチ思考や白黒思考といいますが、同棲していた当時はここをしつこくしつこく何度も話した記憶があります。

物事の表と裏、側面からだって見ていってみるといろんなものが見えますし、気づきだってあります。ひとつの方向からしか物事が見れないと、それが納得いかなかったときにすごく苦しくて、心が締め付けられる感覚になるかもしれません。

 

 

今回は妻が境界性パーソナリティ障害と診断された日のこと引用しつつ、どんな風に感じていたのかを紹介しました。

次回は「退院後の生活」と「二度目の入院」を同時にご紹介していきます。

 

 

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関根 浩平

関根 浩平

生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。 1対1でガッツリ語り合うセッションとコンテンツ発信に力を入れ、2014年から総勢1021人以上の方々を問題解決へと導く。 リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。 妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。 強みを活かして企業やフリーランスの方々のホームページ制作もしてますが、WEBデザイナーではないのです。

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結婚する前に境界性パーソナリティ障害を患っていた妻と、本気で向き合った軌跡を綴ってます。

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