境界性パーソナリティ障害

見捨てられ不安の原因はトラウマ?生まれつき?【境界性パーソナリティ障害の特徴】

2020年4月8日

こんにちは、エンパシスト兼マインドプロデューサーの関根(@cekineco)です。

境界性パーソナリティ障害の特徴としてよく挙げられるのが「見捨てられ不安」というものですが、この心理はある程度は多くの人間が持っている深層心理です。

しかし強弱には差があります。

トラウマから来る見捨てられ不安もあれば、心配性から来る見捨てられ不安もあり、理由や原因は様々です。

この見捨てられ不安の原因を知りたい方がとても多いため、今回はこの原因についてできるだけ詳しくお話していきますね。

見捨てられ不安の治し方(癒し方/改善法)につきましては下記の記事で書いていますので、よろしければ併せて読んでみてくださいね。

 

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境界性パーソナリティ障害の症状「見捨てられ不安」の癒し方は?

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主な原因

繰り返しになりますが、見捨てられ不安の原因は様々です。

詳しい原因は患者さん(もしくは境界性パーソナリティ障害の疑いがある方)と直接お話をするか、親しい関係(親子やパートナーなど)の方から状況を聞かなければ深く読み解いていくことはできませんが、この記事では主な原因と考えられるものをいくつか解説していきます。

 

見捨てられた経験からのトラウマ

これは一番よくあるパターンですが、小さな頃に「見捨てられた」とご本人が強く感じる出来事が起こったために見捨てられ不安を抱くようになったかもしれません。

ここでの大切なポイントは、「見捨てられた」と本人が強く感じるということです。

境界性パーソナリティ障害のお子様を持つ親御さんからご相談をいただく際に、「私の記憶では見捨てた記憶はない」「両親揃っているし、大切に育ててきたつもり」とお話されることが多いです。

ですが、これはあくまでも親御さんの気持ちなんですね。

親としての気持ちが100%すべてお子様に伝わっているかというと決してそんなことはなく、食い違い、思い違い、親の自己満足、親の説明不足などなど、様々な原因によってお子様は「見捨てられた」という経験になっているかもしれないという視点を持ってみてください。

 

例えば、「子供には自分で良し悪しを考えられるようになってほしい」「自分のことは自分でできるようになってほしい」というような思いから、「自分で考えなさい」「自分でやってみなさい」とお子様に伝えたとします。

親の気持ちとしては「トライ」「チャレンジ」などの前向きな考えだったとしても、伝え方や伝えるタイミングによって、お子様は「見捨てられた」と思ってしまうかもしれません。

そしてこの回数が多かったらお子様はどのように感じると思いますか?

また、本当に見捨てられたトラウマを持っている患者さんもいます。

両親の離婚、共働きによる保育所生活、共働きによる祖父母宅での預かりなどなど、お子様が「寂しい」と感じることが見捨てられ不安に繋がっていくことも十分にあります。

見捨てられた経験からのトラウマの場合、同性異性など誰に対しても見捨てられ不安を感じているわけではなく、ある特定の人(両親、恋人、大切な友人など)にだけ見捨てられ不安を感じることが多いです。

 

生まれ持った本質

生まれたときから見捨てられ不安の要素を持っていることもあります。

「遺伝」もこれに含まれますが、自分自身が形成された段階から持っている性質のようなものです。

両親のどちらかがとても劣等感が強かったとします。

「自分はなにをやってもだめだ」「どうせ自分なんか・・・」「親になる資格なんてない」などなど、強い劣等感が見捨てられ不安を生み出し、それが子供に遺伝することも考えられます。

ですから、お子さんが境界性パーソナリティ障害の場合は、お子さんのことだけではなく、自分自身の幼少期からの様子や意識、思考などを読み解いていくことで、見捨てられ不安の原因を見つけ出せるかもしれません。

 

家庭環境・教育

家庭環境や生活環境から見捨てられ不安を生み出した可能性も考えられます。

上でお話したトラウマに近いですが、ここでのキーワードは「何らかの制限」や「居心地」です。

忙しい親御さんと話す時間の制限、楽しみの制限、好きな人(学校の先生や友達など)と会えない制限など、何らかの制限が不安を呼び、その不安がとても強くなってしまった可能性があります。

 

心配性な性格からの見捨てられ不安

物事の結果にはその根本に潜む原因があります。

ですから「見捨てられ不安の原因はない」ということは99%以上考えられません。

家庭環境でもとくに問題なし、両親との関係においても問題なし、両親のマインド(メンタル)も問題なしといった場合、患者さんの性格が原因となることがあります。

患者さん本人が劣等感を感じている、自信がない、成功体験(物事がうまく行った経験)が少ないなどの理由で「自分は大丈夫なのかな?」という心配を抱くようになります。

この心配が見捨てられ不安のような感情にすり替わることもあります。

この場合、ある特定の人だけへの見捨てられ不安ではなく、自分と関わるほとんどの人との関わりに不安を感じたりするのが特徴です。(すごく嫌いな相手は除く)

つまり、「こんな自分とも仲良くしてくれるの?」というような心配ですね。

 

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見捨てられ不安はどんどん強くなる

虫歯ほど進行の速さはありませんが、まるで虫歯のように見捨てられ不安はどんどんと強くなっていきます。

見捨てられ不安を抱いている人はわかっていると思いますが、1年前、2年前の自分と今の自分を見比べてみると、見捨てられ不安の強さは昔よりも増しているはずです。

見捨てられ不安の治し方は様々な方法がありますが、ひとつは出会いです。

良い異性と巡り合い、不安を抱きつつも相手がずっと一緒にいてくれて結婚すれば、見捨てられ不安は少しずつ弱まってくることもあります。

他には、自分自身の目には見えない部分を深く知り、自分の理想の自分を手に入れる方法を知ることでも見捨てられ不安は治ります。

見捨てられ不安がどんどん強くなり、毎日毎日苦しい思いをしなければいけなくなる前になんとかしましょう。

 

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関根 浩平/KOHEI SEKINE

悩みの根本原因を見抜き、根本から改善に導くコーチ・マインドコンサルタント。エンパス・HSPを活かして生きる、心の専門家。

心を知ると経営、恋愛などすべての人生に役立ちます。

顔色を伺って意味のないセッションは大嫌いなので、「結果」に全力投球しています。

リピート率87%、累計顧客数813名。

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