こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
セッションや相談を受けたときに、相手が今置かれている状況によって話すことも変わりますし、今すべきことも変わると思っているんですが、このさじ加減はある程度の慣れが必要です。
たとえば、今ものすごく体調が悪い人に、「体作りが大切だから筋トレしましょう!」と言ってもつらいだけですし、できません。
この場合は、「今はじっくり休みましょう。落ち着いたら、体調不良にならない体作りを目指していきましょう」となりますよね。
逆に、今体調不良ではない人に「今はじっくり休みましょう」と言っても、これも相手はしっくりきません。体作りをしていくのであれば、今こそ筋トレをしたり、ジョギングしたり、食事の見直しをしたりといった具体的な戦略と行動が必要です。
フリーランスでカウンセリングやセラピー、コーチやコンサルをしている人は今はかなり多いですが、実際にそれで生活ができるレベルで稼げている人はごくわずかです。
こんなツイートをしました。
コーチ、セラピスト等で集客に困っている人の特徴。
・売るサービスの質が良くない
・売るサービス自体が良くない
・売り方が良くない
・需要がない
・供給が多すぎる(レッドオーシャン)
・マーケティングが下手
・ブランディングが甘い
・ポジショニングできていないシンプルにこれが理由です。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) April 28, 2020
項目だけ抽出しておきます。
売るサービス自体が良くない
売り方が良くない
需要がない
供給が多すぎる(レッドオーシャン)
マーケティングが下手
ブランディングが甘い
ポジショニングできていない
今回はここの中から、
売るサービスの質が良くない
売るサービス自体が良くない
マーケティングが下手
ポジショニングできていない
この4つに繋がる大切な話です。
ぜひ起業家の方やフリーランスでこれから仕事を頑張っていきたいと思っている方に読んでいただきたいです。
アンチ自分でいるか、ダイスキ自分でいるか。
こちらもツイートから。
それでいてこの「アンチ自分」の視点が、お客さんのことを深く考えることに繋がると思ってます。
わかりにくく伝えていないか、もっと自分にすべきことはないか、怠慢・傲慢になっていないか、etc…
こういう仕事は、相談者をより深く悩ませてしまうのが大きな罪になることがある。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) April 28, 2020
アンチ自分というのは、このツイートのとおりで、
もっと自分にすべきことはないか
怠慢・傲慢になっていないか
相手にデメリットはないか
自分を犠牲にしすぎていないか
こんな感じで、自分に対して意見を言う自分を1人、自分の中に置いておくことなんですね。
ダイスキ自分でいると、お金をいただいてるにも関わらず自分の気持ちだけが大切で、お客さんのリスクを考えられなくなってしまうこともあります。
ダイスキ自分でいることは「自信」に繋がりますから、大切な思考ではあります。
ですが、その中でもアンチ自分の存在を作っておかないと、傲慢になったり、お金儲け主義に走って息の短いビジネスになったりしてしまうんですね。
問題をシンプルにできる人は賢い
難しい言葉を使ったり、物事を複雑に考えたりする人が「賢い人」と勘違いしている人も多いですが、僕は全くもって逆の思考です。
簡単な言葉を使って、わかりやすくシンプルに伝えられる人が「賢い人」だと思っています。
たとえばですが、悩んでいる人がいたとします。人が悩んでいるときは、その悩みが深かったり、抱えている期間が長ければ長いほど、整理整頓ができなくなっているんですね。
なので、相談されるときも、ときには話が支離滅裂だったり、すべてのジャンル(恋愛、仕事、対人関係、日常、お金など)で悩んでいることもよくあることです。
そんなとき、ひとつひとつの問題と向き合っていたら、正直言って多額なお金と大量の時間が必要です。
仮に1回60分のセッションが1万円だったとしたら、悩みを聞き終わって、取り急ぎの対処法を伝えるだけで最低数時間、金額的には5万円以上かかると思います。
この5万円で根本から改善できていれば安いかもしれませんが、断言しますが、この方法では99%以上の確率で根本改善できておらず、必ず近日中にまた悩みます。
というより、一時的な快楽はあるかもしれませんが、悩みが解決されたわけではないので、数日で元通りです。
美味しいプリンを食べたら、口の中にそのプリンが入っているときは最高に幸せですよね?ですが、そのプリンがなくなったら「あーあ、なくなっちゃった」となりますが、これと似ています。
99%というのは体感値でしかありませんが、理由がありまして、相談者が話される悩み事は、すべて表面的なものなんです。根本は、起きた出来事から読み解けることや、深層心理にある感情や記憶です。
その根本を癒やしたり、考え方や捉え方を変えるトレーニングをしたりしていくことで根本改善に向かっていくんです。
物事を複雑にすることは簡単です。わざといろんな視点から見ていくだけで複雑な感情にさせることはできますし、影響している心理を伝えるだけで「難しい」と感じさせることもできるからです。
傾聴といって、相談者の話をじっくり聴くことは大切ですし、僕もじっくり聴いています。相手が感極まって泣きながらお話されたとしても、一度気が済むまでお話してもらいます。
そこからはすごくシンプルで、
なぜ今その問題が起きたのか
どうすればその問題は改善されるのか
これらに繋がっていく話をしていきます。
とはいえ、僕の思考はこれです。
三流のセラピスト・カウンセラーは、受けた相談に対して「そのつらさ、わかります」といい、
二流のセラピスト・カウンセラーは、受けた相談に対してアドバイスを贈り、
一流のセラピスト・カウンセラーは、受けた相談に対して相談者に気づきをプレゼントする。
僕はこう思ってます。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) April 27, 2020
だからこそ、自分の存在はただの鏡のようなものであって、映し出す役目になるのが良いんだと僕は思ってます。
そして気づきを得たときに全力でサポートすることで、相談者はめちゃくちゃ心強く感じるはずです。
ちなみにこれがビジネスでいうマーケティングとポジショニングです。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) April 27, 2020
1つでも多くの気づきを得て今日帰っていただくこと、お家に帰ってから気づけるために、そして気づきを多く得られる人にたるために僕になにができるのか、この「気づき」をめちゃくちゃ考えているんです。
難しく考えると気づきを得られにくくなります。
シンプルだから、「こういうことか!」となりやすいですし、「こんな簡単なことだったのか!」ともなりやすいです。それをわかりやすい簡単な言葉で説明できる人が、本当に賢い人だと思うのです。
マーケティングとは、お客さんの未来を本気で考えること
マーケティングとは、お客さんの未来を本気で考えることだと僕は捉えています。
つまり、お客さんにどうなってもらいたいか、そのために自分はお客さんになにをしてあげられるのかを本気の本気で考えることなんですよね。
とはいえ、無料でなにもかも与えることが良いわけじゃありません。それはただの自己満であって、本当にお客さんのことを考えた行動ではないからです。
無料でやってしまえば自分が生活できなくなり、そのサービスが継続できなくなってしまうかもしれません。そうすれば、誰かが悲しむかもしれませんね。
必要なものにお金を使うこと、お金を使ってもらうことは、自分だけじゃなく、お客さんにとってもメリットがあるということを心から理解しないと自己満のビジネスになってしまいます。
挙句の果てに、無料のサービスばかりを求めるフリーライダーばかりが集まり、疲弊する毎日を送ることにもなります。
お客さんをしっかりこちら側で選別していくことを「スクリーニング」といいますが、これについては上の記事を参考にしてみてください。
ポジショニングとは、相手からのイメージです。
ポジショニングとは、シンプルにいうと「◯◯といえば△△」という相手からのイメージです。
僕は、「根本改善といえば関根浩平」と思ってもらいたいので、そのためにはマーケティングをしっかり行なっていく必要があると思っています。
僕は今、悩み根本改善を行なう一般の方向けのサービスと、ホームページプロデュースやコンサルを行なうフリーランスや経営者向けのサービスを展開しています。
そのどちらのお客さんからも言われることがあって、それは「この人なら信用できると思えた」です。
これ、ものすごく嬉しいんです。だって、信用って絶対に買えないものですし、必ず積み上げていかなきゃ得られないものなので。
あとは「表面的じゃなくて根本を見ている」ともおっしゃってくださいますね。これはもう、根本しか興味がない僕なので、当然の結果なのかなとも思っています。
こんな感じで、お客さんの未来を本気で考え、「◯◯といえば△△さん」というイメージになることができれば、そんなに集客に困ることはないはずです。
どういったものを選定していくかはセンスであったり、得意分野やなりたい自分から決めていく必要がありますが、じっくり手を抜かずに考えてみてください。