こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
あまりモテた経験がなかったり、男兄弟または一人っ子だったり、友達があまり多くないタイプの人だったりすると、女性と話す機会が少ないかもしれません。
「女性と話すのは職場だけで…」みたいな相談者も多いので、あながち少数派ではないんだろうなぁと感じます。
でですね、恋愛本や「女性を口説くテクニック」みたいな記事を見ていると、こんな風に書かれていることが多くないですか?
何かネタを用意しておこう!
趣味を聞いてそこで盛り上がろう!
共通点を探すためにいろいろ質問しよう!
これらの言葉を見て、そこで思考を停止せずに「なぜ?」をどんどん深めていった方はその違和感や間違いに気づけたと思います。
ですが、「なぜ?」という疑問を持たず実行した人は、「なんでうまくいかないんだ?」という結果になっていると思います。
厳密にいうと「これが正解!」というのはありません。というのも、人にはいろんな個性や性格、感性の持ち主がいますから、たまたま自分の感性にヒットする場合だってあります。
ですが、行きあたりばったりではギャンブルすぎて「戦略」を組み立てていくことができません。
100%の正解はなくても、「女性と打ち解けやすくなる」や「女性と仲良くなれる」の「確率」の部分を高めることはできるので、このあたりを女性心理を交えながら解説していこうと思います。
「女性と話すのが苦手」の真意
恐らくですが、女性と話すのが苦手と考えている人は、こう思ってるんじゃないでしょうか。
どう受け答えしたら良いかわかんない
芸人さんみたいに面白いことが言えたらなぁ
気の利いたことが言えたらなぁ
女性と少しでも仲良くなれるために考えることはすごく良いことなので、こういった悩みを抱えることは素晴らしいことだと思うんですね。
ですが、ここで1つの勘違いがあります。
とくに「何を話せば良いかわかんない」の部分なんですが、これは実はめちゃくちゃズレてるんですね。
この部分をガッツリと。
コミュニケーションはショーではない
コミュニケーション(会話)というのは、エンタテインメントショーじゃないですし、あなたの漫談、武勇伝、自慢話などなどを聞きにきている観客じゃないんですね。
もしそうであれば、ネタを仕込んだり、普通の話を脚色(盛る)して話を大きくしたり、あの手この手を使って「相手に喜んでもらう」を追求していくのが正解だと思います。
繰り返しになりますが、コミュニケーションは「ショー」ではありません。
男性である「あなた」と、女性である「相手」の共同作業がコミュニケーションであって、そのコミュニケーションを深めたり、自分を好きになってもらうためには、女性側の協力も必要不可欠なのです。
じゃあどうやって女性に協力してもらうのか。
ここが「会話術」であって、「何を話したら良いかわからない」がズレているという一番の理由です。
「話す」ではなく「聞く」です
で、このズレの部分の話なんですが、「何を話したら良いか」ではなく、「何を聞いたら良いか」です。
「話す」ではなく「聞く」ですね。
真面目な人ほどここで悩みがちなんですが、女性のことをもう少し深く考えてみてください。
親しくない人と会ったり、まだよく分からない人と話すとき、たいていの女性は警戒してるんですね。
もちろん女性側だけじゃなくあなたもそうだと思うんですが、「警戒心」や「恐怖心」は女性のほうが顕著に出やすいですね。
その理由の1つとして、「力」の問題や「性」の問題もありそうです。
ガリガリでモヤシくんと揶揄されている人であっても、相手が華奢な女性であれば男のほうが力は強いですし、もっというと、「変なことされるかどうか」や「襲われる」で肉体的なマイナスが多いのは明らかに女性側なので。
…まぁ、逆にこういうことまで考えられる優しい男性だからこそ、「警戒心を解くために、何を話せば良いか」で悩んでしまう人も結構いるんですけどね。
ですが今日からは「視点」を変えてください。どういう視点に変えていくかは次のとおりです。
なにを聞くか
どんな質問ならば答えやすいか
話を広げるためにはどこを観察すれば良いか
この記事が無料だからと流し読みせず、かなりこの3つは重要なポイントなので、スクショなりメモなり取っておいてくださいね。
でですね、今からこの3つのポイントをそれぞれ深堀りしていきます。
何を聞くか
一般的には「趣味は?」や「休みの日って何してるの?」といった質問をする人が多いと思います。
ちなみに、恋愛本では本当によく書いてあるんですけど、「容姿を褒めるのはNG」みたいなこと聞いたことないですか?
今の時代、褒めポイントによってはセクハラに取られてしまうこともありますし、「顔」を褒めたら下心があると思われたり、「体」を褒めたら体目的なんじゃないかと警戒されるわけですね。
だからこそとりあえず当たり障りのないことを質問するんだと思いますが、「趣味」や「休みの日」といった質問は段階的にはもう少し後の話なんですね。
というのも、前提がありまして。
そもそも、あなたは「この女性と仲良くなりたい」と思っているかもしれません。
なんなら「この女性を落としたい」と思ってるかもしれません。
ですが、それはあくまでも「あなた」の主観です。
女性側はどう思っていると思いますか?
ここでハッキリと書いてしまいますが、ほとんどの女性は「別に仲良くなりたいなんて思ってない」と感じていることが多いです。
ただし、相手の男性の容姿がどストライクで「もっとこの人のことが知りたい!」と思ったり、「この人はめっちゃすごい人!」という前提条件がある場合は別ですね。
あなたが明らかなイケメンや権威がある人ではない「普通の人」と想定して、今回は「あなたとは別に仲良くならなくても良いです」という女性の前提条件のもとに話を進めていきます。
イメージとしては、この段階の女性が、「あなたと話すのが楽しい」や「この人は私のことを理解してくれている」や「この人ならなんでも話せちゃう」といった段階に引き上げる感じですね。
でですね、「何を聞くか」なんですが、いきなり趣味の話や休日の話をしたところで、女性側はめちゃくちゃ答えにくいんですね。
その理由は、唐突すぎて「認識していない部分」を追求されるからです。仲良い人とゲラゲラ爆笑しながら喋ってて、急に脈略もなく「で、貯金いくらなの?」と質問されたら驚きません?
これと同じような感覚を持っていただければと。
なので、この場合は「女性が認識している(できている)部分」を質問するのがベストで、その代表例が「天気」ですね。
今日もめちゃくちゃ寒いですねぇ。寒いの得意だったりします??
女性側も「暑い」か「寒い」かは認識できているので、スッと違和感なく答えやすい(反応しやすい」です。
どんな質問ならば答えやすいか
上の項目とカブっているんですが、「女性側が認識しやすい質問をする」の部分をもう少しだけ掘り下げます。
ここでいう「認識」は、「分かりやすいもの」もしくは「わかっていること」を指しています。
なので、天気以外にも、
● 景色
● お店やその場の雰囲気
● 空気感
● 目に見えるもの
● 周りの人
● 身につけているもの
これらも「認識しやすいもの」です。
なので、天気も普通で春や秋など、気温も暑くもなく寒くもない場合には、「過ごしやすい気温ですね」でも良いですが、天気の話は外して、「こういう雰囲気のお店はよく来られるんですか?」などの質問でもOKなわけですね。
この部分を深く話していくとPDF100ページ分ぐらいになってしまってここでは書ききれないので、なんとなく「認識できる部分」という視点でよく考えていただけたらと思います。
話を広げるためにはどこを観察すれば良いか
よく、がんばって質問していても、面接官のような質問になっている人がいます。
男「趣味はなんですか?」
女「音楽鑑賞です」
男「仕事は何してるんですか?」
女「普通の事務です」
男「どんなタイプの男性が好きなんですか?」
女「優しい人です」
男「休みの日は何してるんですか?」
女「友達とランチに行くことが多いです」
・・・・・・
面接ですよね、もう。
というより、面接官でさえもう少し食いついてきてくれると思います。
僕、とある企業で役員をやっていたときに面接をしてたことがあるんですけど、1つの質問を掘り下げまくって、他にほぼ質問しなかったこともあるぐらいです。
「質問」という行為を行わなくても、相手の情報を引き出す手段はいくらでもあるので。
で、こういった質問をすると今度は「女性と話が続かないんです」という悩みに発展してしまうんです。
先程の例であれば、
今日もめちゃくちゃ寒いですねぇ。寒いの得意だったりします??
という質問に対して、
嫌いですねー。好きですか?
と女性が反応したら、
僕も嫌いで。。。そのコート、冬っぽくて良い色ですね!僕その色好きです。
こんな感じで、「天気(気温)」の話から「寒いのは好き?」という話になり、「コートの色」まで話が進みました。
ここで大切なポイントは、「話を広げるために、どこを観察するか」という点です。
今回この記事では、「コートの色」に着目しました。
「顔」でもなく「容姿(スタイル)」でもなく、「アイテム」であることに意味があります。
シンプルに、アイテム(身につけているもの)であれば、女性は警戒せずに受け入れられやすいんですね。
そして先程の「認識」の話にも繋がっていて、女性が自ら身につけているものなので、当然認識できているわけです。
他にもこの会話の中だけで別のテクニックが使われているのですが、今回まとめて話すと頭がごちゃごちゃになってしまうかもしれないので、今回はそこには触れないでおきます。
でですね、「身につけているもの」という着眼点を持っておけば、コートじゃなくても、ピアス、ネックレス、かばん、メガネ、サングラス、カチューシャ、ヘアゴムなどなど、なんでもOKです。
ただネックレスやスカートの場合、視線によっては下心と感じてしまい、女性側の警戒心が強くなってしまう可能性もあるので、胸元や靴以外の下半身のアイテムは慣れている人以外は避けたほうが無難です。
楽しかったはずなのに、「次がない」のはなぜか
初対面の人とお茶をしたり、マッチングアプリや婚活でのお見合いなどなど、自分としてはそこそこ盛り上がったし、楽しかったはずなのに、次が決まらなかったり断られてしまったという経験があるかもしれません。
というか、このパターンはめちゃくちゃ多いです。
この理由はとてもシンプルです。
楽しかったのは、男性側だけだからです。
きっとその相手の女性も笑顔で接してくれて、たくさん笑ったり、たくさんおしゃべりしてくれたかもしれません。
ですがそれ、社会人だったら誰もが知っている「社交辞令」ってやつです。
それを「自分への好意」や「相手も楽しかったはず」と勘違いしてしまうのがこのパターンです。
中にはあからさまに「楽しくないです!」という雰囲気を醸し出す女性もいますが、10人中7人〜8人は社交辞令で合わせてくれます。
険悪なムードになりたくないですし、その場で逆恨みされても嫌ですからね。
だとしても女性を責めてはいけませんよ。
悪いのは、「相手の女性を理解できていない自分」であり、「相手の女性の警戒心を拭えなかった自分」です。ここは本質の理解と実践でなんとでもなる部分ですから、自分のためにも、相手の女性のためにも勉強しましょう。
この記事を書くにあたり、新たに「心理戦略」のカテゴリーの中に「モテない男性」の小カテゴリーを作りました。ということは、今後もこういった記事は発信していきます。
記事が出来上がるのを地道に待っていただくのでも良いですが、そろそろマジで彼女が欲しい、結婚したい、落としたい女性がいるという男性は、完全マンツーマン&オーダーメイドの個別コンサルをサクッと受けていただくことをオススメします。
ちょっとまだコンサルを受けるのは…と思っている方は、ブログで発信する記事をお待ちいただけたらと思います。