こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
「売り込みせず集客に強いホームページ制作」という商品・サービスを販売しているので、様々な経営者やフリーランスの方とお話する機会があります。
インターネットを使ったビジネス以外にも、美容院の経営者、介護施設の経営者、歯科医院の経営者などなど地域密着型のビジネスをされている経営者もとても多いです。
ウェブ集客を勉強されている方は「コンテンツマーケティング」や「ウェブマーケティング」をご存知の経営者が多いですが、まだあまり知られていないことが多いと日々感じます。
インターネットで調べてみても、専門用語が多すぎて難しく感じてしまうかもしれませんので、今回は分かりやすい言葉を使いながら、コンテンツマーケティングの意味やメリットについてじっくりと解説していきますね。
コンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングとは、コンテンツ(記事や動画などの作品)を通じて見込み客を集め、その見込み客を教育し、商品やサービスを購入していただく仕組みのことです。
ちなみに、コンテンツマーケティングの最終的な目的は「商品やサービスの購入」だけではなく、「固定客化」と「リピート」です。
とはいえ、これだけだと抽象的すぎてなかなかイメージしにくいと思います。
僕がいつもイメージしていることはとてもシンプルで、
という考えを頭の中に入れています。
原理原則を考えていただくとすんなり理解できると思います。
まず、私たちは何か知りたいことや疑問があるとスマホやパソコンを使ってGoogle(もしくはYahooなど)の検索エンジンを使って検索をすると思います。
体型で悩んでいる人であれば「ダイエット 方法」や「ダイエット 失敗しない方法」などで検索をかけると思います。
僕はこのブログ(ROOT MIND PRODUCE)で「生きづらさ」の解放に役立つコンテンツや恋愛や結婚、人間関係などに役立つコンテンツを公開しています。
僕のサイトで人気の検索キーワードは、
●あげまん スピリチュアル
●なるようになる 恋愛
●結婚 うまくいかない
このあたりのキーワードからのアクセス流入が結構あります。
つまり、「あげまんと別れたらどうなってしまうの?」「あげまんってスピリチュアルてきに見るとどうなの?」と疑問に感じている方や、恋愛でうまくいかず「なるようになるのかな?」と不安に感じている方、結婚生活がうまくいっていなくて、どうすれば結婚生活がうまくいくのか悩んでいる方が検索しています。
このような「悩みの答え」を僕のサイトでコンテンツ(記事)として公開しているといった感じです。
この先の方法はいろいろあるのですが、例えば記事を複数読んでもらう仕組みを作りファンになってもらうか、メルマガやLINE公式アカウントに導いてさらに濃い内容のコンテンツをプレゼントしていきファンになってもらうか、などの方法があります。
コンテンツマーケティングのシンプルな仕組み
文字で説明するよりも流れをシンプルにお伝えしたほうが分かりやすいと思うので、繰り返しになる部分もありますが一連の流れを解説します。
見込み客を集める(集客)
見込み客にコンテンツを提供する(価値提供)
見込み客にファンになってもらう(教育・育成)
商品やサービスを購入してもらう(販売)
固定客化・リピートをしてもらう(価値提供)
ものすごくシンプルにするとこの5つの流れがコンテンツマーケティングの仕組みです。
ダイレクトレスポンスマーケティング(通称DRM)という手法があり、DRMの原理原則は「集客・教育・販売」です。
教育というと偉そうに感じてしまうかもですが、「価値提供」や「アドバイス」や「伝授」として捉えていただけたらと思います(ビジネスの専門用語では「教育」や「顧客育成」と表現することが多々あります)。
ちなみにダイレクトレスポンスマーケティングというのは、広告やインターネット上で情報発信やコンテンツ提供を行ない、何らかの返答(お問い合わせや注文、アンケート回答など)してくれた人にのみ直接的に商品やサービスを提供することをいいます。
今回はダイレクトレスポンスマーケティングに関するコンテンツではないので詳しい解説は省きますが、イメージとしては、健康食品の会社が無料サンプルの広告を出し、無料サンプルを請求してくれた消費者に対して後日直接的に商品の案内をして購入してもらう方法です。
実際の使い方や詳しい解説は別の記事でお話する予定です。
コンテンツマーケティングをしつつ、ときにはダイレクトレスポンスマーケティングの手法も用いることはありますが、コンテンツマーケティングは「顧客との信頼関係に特化」していると言えます。
コンテンツマーケティングのメリット
コンテンツマーケティングのメリットは大きく3つあります。
費用がほとんどかからない
持続性や安定性がある
消費者がファンになりやすい
この3つですが、主に「費用をかけずに安定した集客を目指していく」というのが主なメリットです。
ホームページでコンテンツマーケティングを行なっていく場合はホームページを作る技術が必要なので、制作費にはお金がかかってしまいますが、コンテンツを作っていくのは自分自身の脳と作業になりますので費用がかかりません。
そして、広告の場合は基本的に1回あたりいくらという費用がかかりますが、コンテンツマーケティングは広告を出さすに集客していくことができるので広告費もかからず、さらには広告費の予算を考える必要もないので「持続性」や「安定性」があります。
また、冒頭からもお伝えしていますが「固定客化」や「リピート戦略」のためには消費者にファンになってもらうのが良いのですが、コンテンツマーケティングは「ノウハウ記事(知識の提供)」や「ハウツー記事(方法の提供)」や「オピニオン記事(個人の意見)」など様々な形式で消費者に情報提供や価値提供ができます。
提供者の色を出すこともできますので、しっかりとした価値提供ができればファンになってもらいやすいのが特徴です。
※女性の場合は共感力が強いので、共感を求めるコンテンツもかなり効果的です。共感力で勝負する場合はSNSマーケティングも同時に行なっていくとより効果が高まります。
コンテンツマーケティングのデメリット
こんな感じでお会いさせていただいたときやお電話で詳しく詳しくお話していくのですが、物事は表裏一体ということでコンテンツマーケティングにもデメリットは存在します。
僕が「これはデメリットに感じる人もいるかもなぁ」と思うのは以下の点です。
SEO対策の知識がいくらか必要
広告費をかけない場合、集客までに時間がかかる
コンテンツを作る熱量が必要
この3つです。
とはいえビジネスですから、すべて当たり前と言えば当たり前なのですが、世の中「寝ているだけで稼げる」や「楽して稼げる」といった胡散臭いビジネスが流行っているので、僕は必ずデメリットもお伝えするようにしています。
「SEO対策の知識」というのは、検索エンジンで検索したときに上位表示されるように工夫することなのですが、Googleのアルゴリズムを研究しつつ消費者心理の先を読んだキーワード選定が必要です。
ちなみにGoogleは「上位表示の条件」は公開していないのですが、いくつかヒントは出してくれています。
それは、
●価値のあるコンテンツを提供していること
この2点です。
ユーザーファーストというのは、読者(サイトを訪れる人)がストレスなくサイトを見ることができるような工夫ですね。
今の時代であればレスポンシブデザイン(スマートフォン最適化)にしてスマホに対応したサイトづくりが必須ですし、適切な見出しやわかりやすい表現が大切です。
価値のあるコンテンツの提供というのはこれまで話してきたことです。
そして、SEO対策というのは基本的に少し時間がかかります。サイトのアクセス数が増えだすのが、SEO対策を行なってからおおよそ3ヶ月〜6ヶ月程度はかかります。
多くの場合、この期間を我慢できずに諦めてしまうのが全体の8割以上はいると思います。
最後はコンテンツ制作の熱量が必要ということですね。
以下に役に立つコンテンツが作れるか、それを出し惜しみすることなく提供できるかです。
多くの社長が知らないからこそチャンスです!
コンテンツマーケティングのことを全く知らなかった社長でも、メリットとデメリットをお話すると深く理解をしてくださり、それで集客が実現できるならぜひ取り入れてみたいとおっしゃってくださいます。
ネット界隈ではコンテンツマーケティングはかなり主流なのですが、とくに地域密着型ビジネス(美容院、介護施設、クリニックなど)でコンテンツマーケティングを正しく導入している経営者はまだまだ少ないです。
少ないということはビジネスをされている地域では検索エンジンで上位表示しやすいということです。
「先駆者が結局儲かる」なんてことをよく聞くと思いますが、なるべく早くその地域・その業種でコンテンツマーケティングを行なっていくことで、他社との差別化や自社の強みにもなります。
地域密着ビジネスですからリアル集客(チラシやバイラルが起きやすい仕組み)も行なっていけるので、リアルとネットの両方から集客を狙っていくことができます。
地道にコンテンツマーケティングを行なっていくことができれば、安定した集客も安定した売上も実現可能ですので、集客に不安を抱えている経営者はコンテンツマーケティングの導入をオススメします。
ちなみに僕が行なっている「売り込みせず集客に強いホームページ制作」はコンテンツマーケティング型のホームページ制作&コンテンツマーケティング伝授の両方が含まれているサービスなので、ご興味がある経営者の方は一度サービスページをご覧いただけたらと思います。