こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
「よし、やるぞ!」と意気込んで起業や副業をはじめてみたのは良いものの、ライバルが多すぎて商品やサービスが売れず、悩んでいる方がとても多いです。
結果には必ず原因が存在しているので、商品やサービスが売れない理由(原因)があります。
ですが、「ライバルが多いから売れない」というのは間違いです。
今回は、あなたの商品やサービスが売れない原因と、ライバルの多い業界でブルーオーシャンに変えていく方法をじっくりと解説していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
主に、インターネットで集客している以下のビジネスに向けて書いていますが、実店舗でのビジネスにも共通するものがあります。
●コーチ
●コンサルタント
●スピリチュアル系
●アクセサリー販売
●ヒーリングなどの癒やし系
●占い
商品やサービスが売れない理由
「私が扱っている商品、提供しているサービスは絶対良いものなのになぜか売れない」と思っているかもしれません。
本当に素晴らしい商品やサービスを提供されているのかもしれませんので、それなのに「売れない」という状況はとてもつらいことですし、焦り出て凹んでしまうこともあると思います。
ですが、「絶対良いものなのに」と思っているのは、あなただけでなく、他の販売者(提供者)も思っていることなので、「良い商品であることは当たり前」の部分に、プラスアルファがなければ売れない仕組みになっているんですね。
マーケティングの手法のひとつに「DRM(ディーアールエ厶/ダイレクト・レスポンス・マーケティング)」というものがあります。
- 集客
- 教育
- 販売
そもそもマーケティングというのは、「商品を売れやすくするために行なうもの」ですので、このすべてが出来ていないと絶対に売れないというわけではないのですが、WEBマーケティングという点においては、この3つの原則に従っていくと商品は売れやすくなります。
もっというと、マーケティングというのは「お客さんの未来を考えること」だと僕は思っていて、自分にはなにができるのか、どうすればお客さんは幸せになれるのかを考え、極めていくことが真のマーケティングなんじゃないかと思うんですね。
ですから、自分の商品がお客さんの何に役立つのか、どんなお客さんに役立つのか、どんな未来を手に従っているのかをしっかりと考えていただきたいのです。
これができていないと、一時的に売れたとしても継続して売ることはできませんし、そもそもライバルが多い業界であれば、他の人に埋もれてしまうのです。
「あなたからそれを買うことに意味がある」になっているか
あなたが持っている商品は、あなたからそれを買うことに意味があるものになっていますか?
多くの人はこの質問に対して「う〜ん」と顔を歪めます。つまり、あなたからその商品を買っても、別の人からその商品を買っても、結果はほぼ同じか、お客さんに強く訴えられる明確な違いを自分でわかっていないということです。
ちなみにこれは価格競争になる仕組みとよく似ています。
楽天市場やヤフーショッピングで何らかの商品を検索してみていただきたいのですが、「A」という商品が欲しい人は、「価格」に重点を起きます。送料が無料か有料か、そして、発想のスピードなども加味する材料にはなってきます。
ですが、「A」という商品が他者が扱っていない商品であればどうでしょうか。
少なくとも価格競争にもなりませんし、「あなたからそれを買うことに意味がある」が現実になります。
カウンセリングやコーチング、スピリチュアル系やヒーリングなどの癒やし系において、「自分にしか提供できない商品」を考えるのは難しいと思うかもしれません。
とくにカウンセリングであれば、サイキック能力がない人であれば「心理学」が基本となりますから、商品での差別化は難しいわけですね。
「商品」+「α」=差別化&強み
「売れない」と悩む人は、よく「どうやって売っていくか」で悩むのですが、実は「どう売るか」よりも「何を売るか」のほうを今一度考え直したほうが良い場合があります。
「売れない理由」には、知名度が低い、人が集まる場所でアピールできていないという原因ももちろんあるのですが、それ以前に、その商品を世の中の人が求めているのかという問題もあります。
そして「+α」の部分ですが、僕が今の時代に一番大事だなぁと思うのが「人間性」です。人間性が相手に伝わり、共感できる部分があれば「似ている商品はあっても、この人から買いたい」と思うのではないでしょうか。
コンビニに行けばオリジナルブランド商品以外はだいたいどこのコンビニも同じ商品が売っています。
家の近くに徒歩2分圏内のコンビニが2店舗あるのですが、僕は必ず「店員の人柄の良いほう」に行きます。無愛想な店員がいるお店は好きじゃないので、仮にちょっと遠かったとしても明るい店員がいるほうを選びます。
インターネットで商品を売る方法は山ほどあります。
言葉だけで洗脳していくセールスライティングや、強いキャッチで消費者を引き寄せるコピーライティングなどなど、手法はたくさんあるのですが、「息の長い安定したビジネス」を目指すのであれば、最低限のライティングスキルがあれば、あとは人間性で十分にカバーできると思います。
情報弱者をカモるビジネスをするのであれば徹底してライティングスキルを学び、よくあるランディングページを作成して、プロダクトローンチといった手法を行なうと思いますが、悪どいビジネスをしている人はこれからはどんどん消えていく時代なので、僕はオススメしません。
では、差別化や強みを出すためにはどうするか。
そこで僕が徹底して行なっているのがコンテンツマーケティングです。SNSをプロトタイプとして使い、集客はすべてブログで行なっています。
ブログの中によくGoogle検索されるキーワードの「答え」をコンテンツとして用意しておくことで、読者(ユーザー)の悩みを解決することができます。
そして、自分のキャラクターや独自の切り口を使うことで、自分の強みをアピールしていくことで他者との差別化に繋げていくことができます。
ブルーオーシャンにおける大きな間違い
ブルーオーシャンというのは、一般的には「まだまだライバルが少ない業種」のことを言うのですが、このブルーオーシャンを勘違いしている人も多いです。
よく「ニッチを見つける」という言葉を聞くかもしれませんが、簡単にいうと「隙間」ですね。
これだけでは大きな間違いです。
ブルーオーシャン、ニッチというのは、「需要が一定数あり、供給が少ないもの」です。
「誰もやっていない」=「需要がない」という可能性も考えていかないと、必要のないものを売り続けて「売れない」という結果を招くかもしれません。
ここを間違えて認識してしまうと、時間も労力もお金も無駄になってしまうので、「需要と供給」の意識を忘れないようにしてください。
ライバルの多い業種をブルーオーシャンに変える
カウンセラー、コーチ、コンサル、セラピスト、スピリチュアル系、アクセ販売などは2020年現在、完全なるレッドオーシャンです。
つまり、ライバルがものすごく多いので、普通にやるだけでは食べていけない時代ということです。
そこで僕がこのようなビジネスをされている方に提案するのが、抱き合わせの考え方です。
具体的に言うと・・・
「コーチング」+「セラピー(癒やし系)」
「コーチング」+「アクセ販売」
こんな感じですね。
このような形で商品を提供している人はまだまだ少ないのですが、それぞれの業界の市場規模が大きいので需要はめちゃくちゃあります。
ちなみに僕はエンパスを使って「コーチング」+「マインドコンサル」+「エンパシーカウンセリング」の3つを組み合わせたサービスを展開しています。
実際のセッションだけでなく、この3つを意識してコンテンツ販売も行なっていますので、キャッシュポイントの分散化(リスクヘッジ)もしています。
僕はあまり「癒やし系」が得意ではないので、癒やすことが得意な人は、「セラピスト+コーチング」や「セラピスト+カウンセリング」といった抱き合わせを行なっていくことで、新しいサービス、新しい切り口でのアプローチができるようになるはずです。
今のブログの前のブログで、実験的に「カウンセリング」+「マインドコンサル」(=マインドプロデュース)という形でサービスを展開してみたところ、申込みしてくださったお客さんから、「こういうサービスがほしかったんです」と言われました。
なるほどぉ、と思いました。
2時間36000円、3ヶ月で約25万円という高単価なサービスだったのですが、「カウンセリング」と「マインドコンサル」を別々に受けに行くともっと多額な費用がかかるとのことだったので、そのお客さんからすると「結果的に安い」という判断をされたそうです。
お客さんも幸せになり、僕も幸せになる、この関係性がビジネスの絶対的な在り方だと思います。
どちらかが不幸になるビジネスは長く続きません。どうすればお客さんも自分も幸せになれるのか、それを必死に考えるのが販売者(提供者)側の仕事です。
今回は久しぶりのビジネス関連のコンテンツだったので、雑記のようにいろいろと書いてしまい深堀りに欠けている部分もあると思います。
ビジネス系の話は個人的に大好きなので、とくに個人経営・フリーランスの方々に役立てていただけるコンテンツを今後増やしていこうと思いますので、楽しみにしてくださいますと嬉しいです。