こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
怒られることが大好きな人はド変態しかいないと思うんですが、怒られたくないと思っていても怒られる人は怒られます。
しかも、「自分だけ怒られる」みたいな状況になると、当然理不尽だと感じるでしょうし、その場から逃げてしまいたいと思うかもしれません。
こういった悩みや不満を抱えている人はだいたいはサラリーマンの方だと思います。もしかしたら部活動をがんばっている学生さんかもしれませんが。
今回は、こういった状況に今苦しんでいたり、嫌な気持ちになったりしている方に、「自分だけが怒られる理由」とオススメの捉え方、そしてその対処法を解説していきますね。
あ、感情論では改善しにくい問題なので、理性的な思考に基づいて話をしています。感情的になっている人ほどこの記事を読んで思考の参考にしていただけたらと思います。
認めてしまったほうが早い
傷に塩を塗るようで心苦しい気持ちですが、今回のテーマについてツイートしました。
あとはやたらと被害妄想が強いとか、仕事ができないとかもありますが、まぁ、、だいたいは他人から見てなにか気に食わないことがあるんですよね。
認めることも大切だし、仮説を立てて自分を実験的に前向きに変えていくこともそこそこ大切です。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) April 2, 2021
ツイートにもあるように、だいたいの「良い人」は「あなたに期待してくれてるんだよ!」と言って励ましてくれると思います。
ですが、これについて本気で悩んでる人からすると、そんな言葉は聞き飽きてると思いますし、聞きたいことはそんなことじゃないと思うんですよね。
それだったら、「それ最悪だよね〜。めげずに頑張ってね!」って励ましてくれたほうがよっぽど嬉しいんじゃないかと。
でですね、自分だけ怒られるという場合、被害妄想でもなんでもなくそれが事実であれば、嫌われてることが多いです。
自分はそんなつもりなくても、相手に不快に思われるようなことをしているということはよくあることなので。
あとは、単純に仕事ができない、自発性もなく言われたこともできないという理由もあると思いますが、まとめて「嫌われている」という認識で良いと思います。
一度こうして認めてしまったほうが、「じゃあどうするか」が考えられるようになりますので。
悶々とした状態のままでは、ただイラつき、ただ凹むだけで毎日を過ごしていかなければならないので、精神的にもどんどんキツくなるだけです。
嫌われたときの捉え方のススメ
誰かに嫌われてしまったとき、オススメの捉え方があります。
その捉え方というのは、「自分が変化・成長するためのメッセージ」として受け取ることです。
嫌われるには理由があります。
仕事ができない、生理的に無理、なんかウザい、喋り方が高圧的、誰かのストレスの受け口になったなどのネガティブなものもあれば、嫉妬などの微妙にポジティブなものまであります。
「嫌われてるかもな…」と感じたら、「自分が変化・成長するためのメッセージ」として受け取ることで、等身大の自分と強制的に向き合うことになります。
自分で分からなければ忖度無く意見をくれる友達に聞いてみると良いです。
もしなにか直したほうが良いポイントが分かれば、そこを可能な限り直す努力ができます。
勇気があるなら、自分から質問リストを作ってそのまま質問しちゃってください。
体臭キツくない?
口臭は大丈夫?
相づちの変なクセとかない?
相手を見下した態度とか取ってないかな?
なんか気に触ること言ったりしてないかな?
喋り方ウザい?
愚痴多いかな?
気づいたら人の悪口言ったりしてないかな?
友達も答えにくいかもしれませんが、もしあなたのことを本当に大切に思ってくれてるならば正直に答えてくれるはずです。もしヒントが得られなければ、別の友人や自分の家族にも聞いてみてください。
特別思い当たる理由がなかった場合でも、自分と向き合って自分を知るというのは大切なことです。その気付きが自分自身を変えるきっかけになるので。
もし仕事ができなくて嫌われているなら
怒られている内容が、単純に仕事ができないことやミスが多いことで怒られているなら、まずはミスを減らす努力や「言われたことを着実にこなす」スキルを身に着けましょう。
基本的な概念としては「工夫」です。
物忘れが激しいそそっかしい性格の人なら、1つの物事を呪文のように心で唱えて、それが完了するまで他の情報は一切入れないといった工夫ができます。
その間に上司に呼ばれたら、同僚に「◯◯って覚えておいて!」とお願いすることで、メモをするより早くデータ保存ができます。
極論の工夫は、向いてない仕事なら諦めて転職するか、別の部署に移してもらうなど。できることを伸ばしてくれる会社なら良いんですが、そういう会社ばかりではないので、自発的な工夫は必ず必要になってきます。
怒られる人の最大の特徴は「キャラ」
よく怒られる人の特徴なんですが、怒る側の気持ちになって考えてみてください。
(A)反応もレスポンスも弱くて、隙が多い人
(B)反応もレスポンスもよく、要領が良い人
AさんとBさん、どちらがよく怒られそうなタイプか聞かれたら一目瞭然です。もちろんAさんです。
自分に特別すぐに直さなきゃいけないような悪いところがなくても、キャラによって怒られやすい人がいるんですね。
理不尽と言えば理不尽なんですが、世の中ってそういうものだと思いますし、理不尽をいかに有利に進めていくかが生きづらさの克服に繋がってくると思うので。
ちょうどこういうキャラの人が昔働いていた職場にいて、そのサポートについて書いた記事がありますので、ぜひ併せて読んでみてください。
僕が職場の先輩に向かって「同じ空気も吸いたくない」と伝えた件についても書いてありますので笑
もし上の記事を読んで、「やば、自分のことだ」と思ったならば、次に書く対処法を試してみてください。
心理的に有利に立て
僕は小学生の3年〜5年生の頃に、怒られなかった日を数えたほうが早いというレベルでよく怒られていました。
僕が悪さをしていなかった事件でも、「関根だろ!!」と犯人にされてしまうぐらい信用がなかったのです。
あ、ある意味「事件勃発=関根だ」という絶対的な信頼はあったんですが。。。笑
でですね、そんな小学生時代を過ごしてきたこともあって、見つけたんですよ。可能な限り、人に怒られない方法を。
もちろん仕事であれば、最低限求められていることをこなすスキルは必要です。会社は給料を支払っているので、無駄な人件費は払いたくありません。
ですが、これよりも重要なのは自分自身の日々の立ち居振る舞いです。
これをやっておけば、「まぁ、怒られる確率はめっちゃ減るよね」というリストを作りましたので、「自分だけ怒られるのが理不尽だ」と感じている方は1つでも多く実行してください。
① 人が嫌がることを積極的に申し出る
② 人の変化に誰よりも早く気づく
③ お世辞ではなく、人の良いところに気づく
④ 「③」をそれとなく気づかせる(伝える)
⑤ 相手の気持ちを思いやる
⑥ しんどくても楽しそうにしておく
⑦ 人の不満を聞く
⑧ 「⑦」の不満を解消できる方法を考え、提案する
⑨ 5分の投資でなにが出来るか死ぬ気で考える
⑩ 相手が好きな話題を引き出し、興味津々な顔をする
⑪ 気持ちよく話をしてもらう
⑫ スキルや能力がないなら「時間」と「労力」を使う
⑬ 頼まれていない仕事も先読みできればやっておく
この記事を読んでいる方の性格や潜在能力がわかればもっと具体的な提案ができるんですが、ブログなのでとりあえず12個ほど挙げておきました。
見方によっては「嫌なヤツ」に見えるかもしれませんが、「相手を喜ばす」ということはすごく良いことであって、誰にでもできることではないのです。
こうしたことを日常で無意識レベルでできるようになると、たとえちょっとミスをしたところで、誰かが必ずフォローしてくれます。
上司相手にこれらを行なっていたのであれば、まず「怒られる」→「注意される」に変化し、最終的には「注意される」→「なぜか責任を負ってくれている」に変わっていることもあります。
僕の場合ですが、このパターンが多かったです。
敢えて言い方を悪くすると、誰にでも高圧的に怒る上司が、「僕を怒りにくくなる」ようにちょっとしたマインドコントロールのスパイスをふりかけておいたんですが、見事に成功しました。
上司に頼まれたことをすっかり忘れていたことがあって、「あれ、関根くん、これって…」と言われ、そこでやり忘れていたことに気づきました。
すかさず、「あ!すみません、すぐやります!…あれ、でもこれって…◯◯をするんですか?」と謝罪と質問をします。
完全にとぼけモードなんですが、相手は「怒りにくい」という心理が芽生えているので、その一貫性を保つために「怒らない方法」を考えます。
あ、これ深層心理の話ですね。
そしてその「怒らない方法」を考えた結果、「ごめん、俺の伝え方が悪かったよね。。これね、こうしておくと◯◯だから◯◯なんだよね」と「怒る」→「自分の責任」→「アドバイス」に変わります。
なんかこの記事、めちゃくちゃ性格が悪く見えてると思うんですが、嘘をつくのも嫌ですし乗りかかった船なのでついでこれも。
僕がすかさず「あ!すみません!…あれ、でもこれって…◯◯をするんですか?」と質問するにはもう1つの意味があって。
上のリストで書いたことを本気で真っ直ぐな気持ちで嘘偽り無くやっていると、コミュニケーションが取れて、信頼や信用がされやすいんですね。
で、普段から「仕事を率先してやる」「言われたことを素早くやる」「頼まれてないことまで先読みしてやっておく」を繰り返しておくと、「こやつは仕事ができるやつだ」という認識を持たれやすいです。
すると、「こやつが質問してくると言うことは、さてはこっちのミスか?」と相手が勝手に判断してくれやすくなるわけです。
たぶんこのまま心理戦略を話しているととんでもない分量になるので、今回はここでストップしておきます。好評だったらまた何かのテーマで僕が行なっていた戦略を書いていきます。
心理的に有利な人が偉いとかそういうのは一切ありません。
怒りたくて怒っているという人は、やたらとストレスが溜まっている人か、家庭で奥さんにグチグチ嫌味を言われて憂さ晴らししたいおっちゃんぐらいなもんです。(←偏見)
そういう相手には、相手にしないか深層心理を突いて発狂してもらうか黙ってもらうかの戦略を取れば良い話ですので。
ですが、相手の心理を動かすことが、相手のメリットであることも多いんです。
というか、自分が心理的に有利に立って要領良く生きたり、欲求を実現させるというのは、相手のメリットを考えた上に行なうことです。
じゃなければ、必ずどこかで落とし穴にずっぽりハマります。
有利に立つという言い方が語弊を生むかもしれないので、「心を良いほうに動かす」が真意として捉えていただけたらと思います。
ぜひ参考にできるところを見つけて、今日から役立ててみてください。
でですね、もし悩んでいることがあって、それを解決するため、そして解決を超えて実現させたい結果を手に入れたいという方は、個人セッションでじっくりと読み解き〜心理戦略まで組み立てていきますので、一度ご相談くださいね。
恋愛系の相談であればこちらから。