こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
先日、シンプルにこんなことをツイートしてみました。
何事も悲観的に捉える、被害者意識が強いなどは、自分が苦しいですし不幸作り出す原因にもなってしまうので、「捉え方」、常々意識しましう。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) February 17, 2020
人は1日に何度も何度も自問(自分との会話)を行なっているのですが、その中でも僕は人の3倍ぐらいは自問をしているほうだと思っています。
とある会話の中、「捉え方ってやっぱり大事だなぁ」と思ったので今回はこのツイートの深堀りと、捉え方や受け取り方ひとつで人生が変わる話をしようと思います。
「人生が変わる」というとなんとも怪しく聞こえてしまうかもですが、意味がわかるときっとそう感じていただけることと思います。
【この記事で学べること】
・不幸になる捉え方
・幸せの種になる捉え方
・捉え方と人生の関係
こんな捉え方していませんか?
「否定されること」や「指摘されること」や「説教されること」が三度の飯より好きですと豪語する人はこの世には1人もいないと思っています。
ほぼ全員が「絶対にされたくない」「できることならされたくない」と思っているはずです。
これが私たち人間が大前提として持っている気持ちなのですが、この根本にあるものは「承認」です。
つまり、「自分のことを認めてほしい」という思いが強ければ強い人ほど「されたくない」と感じています。
面白いことに、「他人に認められる必要はない。自分で自分のことを認めているからそれで十分」と本気で思っている人は、たとえ人から否定をされても指摘をされても、「ふっ、こいつバカだな」と思うだけでイライラもしないものなんですね。
有名人でいえば、ホリエモンこと堀江貴文さん、元2ちゃんねる管理人の西村博之さん、メンタリストDaiGoさんあたりは完全にこのタイプです。
ですから、もし「自分で自分のことを認めるだけで良い」というテーマで今を生きている人は、何を言われても「この人はわかってないんだなぁ」「可愛そうな人なんだなぁ」と本気で思うことができれば、確実に変化できているという指針になると思います。
話を元に戻しますが、他人から否定や指摘、説教をされたときの捉え方(受け取り方」で苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。
そして、このように捉えてしまっているのではないでしょうか?
人格否定をされているような気がする
全否定された気がする
「お前が悪い」と言われているような気がする
どんな風に自分が感じ、どう捉えるかどうかは自由ですから、正解不正解はありません。
ですから、あなたが普段どう捉えていようとそれを否定することはしません。
ですが、「それによって自分が苦しくなっていませんか?」という問いは投げさせてください。
幸せの種になる捉え方
幸せというのは人それぞれの価値観や定義があるので一概には言えませんが、少なくとも、何かに苦しんでいないときや深い悩み事がないことは幸せな生き方であると言えると思います。
上の項目で「この人はわかってないんだなぁ」「可愛そうな人なんだなぁ」と捉えることでイライラしないとお話しましたが、すぐにこの段階まで行くのはとても難しいので、「今、できることから」という意識が大切になってきます。
自分としては「否定された」「指摘された」と思っていても、相手は「そんなことしたつもりはない」と思っているかもしれません。
モラハラやパワハラ、いじめでよくある「自分がそう感じたら、それはもうそういうことになる」という見方もわかります。
ですが、ここは「正論」ではなく、不幸から脱出したり、幸せな人生に変えていくためのトレーニングとして視点を変えてみるとより多くの気付きや学びを得られることと思います。
もちろん、相手から嫌味ったらしく言われたら気分も悪いですし、言い方によっては明らかに悪いように受け取ってしまうこともあると思います。実際にこの世の中には、こういう「イヤな人」も多いので。
相手の軸で考えてしまうとストレスが溜まるので、自分の感情だけに目を向けるのではなく、自分にとって都合の良い解釈をしてしまうのがオススメです。
あとは成長志向がある人は、自戒として捉えるのもオススメです。
たとえば以下のような感じです。
自分の器が大きくなるための訓練
自分に期待をしてくれている証拠
新たな学びを得るチャンス
相手の考え方はわかる
ここでイライラしたら相手と同レベル
自分は学びなんて必要ない、一生このままで良い!と思っている人は感情のままに捉えて何も変える必要はないと思いますが、イライラするのが嫌だったり自暴自棄、自己嫌悪になってしまう人でなんとかしたいと思っている方は、ぜひ参考にしていただきたいです。
どうしても我慢できなければ「その言い方イヤだ」「私はこう思ったからそうした」という風に自分の気持ちを正直に相手に伝えることも大切です。
職場の上司などで言いにくい場合もあると思いますが、あとで裏で悪口を言っても、一時的なスッキリで問題が後回しになるだけですし、「裏で悪口を言う人」はこの上司と同レベルだと僕は思ってしまうので、言いたいことは言いましょう。
相手は自分の鏡、類は友を呼ぶ、人の振り見て我が振り直せです。
捉え方と人生の関係
たかが「捉え方」と思うかもしれませんが、僕は人生においてものすごく重要な部分だと思っています。
「人生」ではイメージしにくい場合は、「恋愛」「仕事」「人間関係」といった具体的なものに置き換えていただいてもOKです。
ここ数年はかなり減りましたが、このようなことを書いている僕も、当たり前ですが完璧に出来ているわけではなく、言われたことに対してムッとしてしまうことがよくありました。
明らかに自分は間違っていない!と確信があれば僕は相手が誰であっても言ってしまうタイプですから、胸の内を話します。
ですが、ときには僕のエゴでムッとしていたこと、傲慢な自分が出てしまい指摘を受け入れられなかったこともたくさんあって、そのときは「自分は子供だなぁ」「あ〜あ、こんな自分嫌いだ」「・・・バカみたい」と思って凹むこともありました。
自己嫌悪というものですね。
自己嫌悪になると、自分を否定するようになります。
そして自分が嫌いな自分を指摘されると反発心でイライラすることもあります(逆ギレ、図星を突かれる)。
すると人間関係も悪化、自信も無くなり、こんな状態なので先々の不安も強くなります。
「捉え方」ひとつで自己嫌悪にもなり、人間関係も悪化し、自信もなくなり、不安も強くなるところまでノンストップで進んでしまうこともあるんですね。
だからこそ「捉え方は人生に繋がっている」と思うのです。
もっと具体的に言うと、自分を肯定してあげる気持ち(自己肯定感)の低下、自分の存在を大切にする気持ち(自己重要感)の低下、どうせ自分なんてという気持ち(自尊心が低い)にも繋がっていきます。
「こんなんじゃダメだ」と思い、僕が実践した方法が今回オススメとしてお伝えした捉え方の数々です。
シンプルに、自分の器を大きくすればイライラまでの距離が長くなり、受け入れられる容量が増えます。
ですから僕はここを強く意識しました。
性格、素質、気質などによってどこに重きを置くかは人それぞれですが、自分が目指すべき自分や目指したい自分から逆算して、自分に合った捉え方をぜひ工夫してみてください。
それを決めたら、「すぐにできる」と思わずに、繰り返し繰り返し反復練習をしてください。
意識して繰り返すことで「慣れ」となり、慣れることで「思考」となり、その思考が「無意識」に変わります。
それまで諦めずに続けてみてください。
不幸を作り出してしまう原因は他にもたくさんありますので、ぜひ上の記事も参考にしてみてくださいね。