こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
夫婦関係は、一度崩れてしまえば修復することはなかなか難しいものです。
完全に崩れきってしまう前に、この記事を読んでいるあなたが「もし修復できるのなら・・・」と少しでも思っていることを願い、夫婦関係を修復することができる夫婦と、修復できない夫婦を解説していきます。
この記事を最後まで読むことで、
・なぜ夫婦関係が悪化してしまうのか
・夫婦関係を修復できる夫婦
・夫婦関係を修復できない夫婦
この3つを知ることができます。
「これでダメなら離婚してください」と言えるくらい真剣に書いていきます。
なぜ夫婦関係が悪化してしまうのか
まずはそもそものお話ですが、なぜ夫婦関係が悪化してしまうのでしょうか。
一番の理由は、夫婦のどちらもサボっているのです。
家事や仕事などをサボっているというわけではなく、相手の立場になって考えることをサボっているのです。
不倫(浮気)、非協力的、対応、会話など、何においてもそうです。
あなたは、お母さんが一生懸命作ってくれたご飯を、一切口をつけずに捨てることができますか?
「できる」と答えた人は僕とは根本的に合わないと思いますので、この記事をこのまま読み進めても価値がないかもしれません。
では、「できない」と答えた人は、なぜそれができないと思いましたか?
多くの人は、想像するだけでも罪悪感を感じ、「一生懸命作ってくれたのにそんなことできない」と思うのではないでしょうか。
これはお母さんだからですか?
きっと違います。お母さんじゃなかったとしても、あなたのために作ってくれたご飯を捨てることなんてできないはずです。
自分の態度や行動がどれだけ相手に影響を与えるかは、相手の立場になってみないと分からないですし、これを忘れてしまうと「自我」だけが優位に立ち、思いやりに欠けた言動を取ってしまうようになるのです。
夫婦関係に限らず、良好な人間関係の基本は「思いやり」です。思いやりがあるからこそ、自我を貫き通すことができるようにもなります。
自我だけを貫き通したいのであれば、一生独身を貫き通したほうが怒りも悩みも感じずに幸せな人生を送れるはずです。
夫婦関係を修復できる夫婦とは?
一度崩れかけてしまった夫婦であっても、お互いが「相手の立場になって考える」ことができれば修復できます。
働く旦那さん(サラリーマン)とお家を支える奥さん(専業主婦)である場合、それぞれが自分の気持ちだけを優先していたらこうなります。
俺は仕事をしてきて疲れているんだ。家の仕事は君の役目。こっちは疲れてるんだから休みの日だって好きにダラダラする。
いいよね、仕事って言えば何でも通用すると思ってるから。こっちは24時間主婦業をしてて大変なの。少しは家のことも手伝ってよ。
仮にこうだったとしても、お互いが相手の立場になって考えることができると、相手への思いと言葉が変わります。
いつもありがとう。お互いに大変なのは一緒だし、こうして毎日仕事に行けるのは妻のおかげだ。どうしても疲れてるときは休ませてほしいけど、できるかぎり俺も家のことやらなきゃ。
わたしがこうして3食ご飯を食べられているのも、一生懸命働いてくれてる夫のおかげ。私も疲れているときは少し手を抜いちゃうかもしれないけど、夫には休日ぐらいゆっくり休んでてもらいたい。
もちろんこれは理想論です。
ですが、崩れかけた夫婦関係を修復するためには、こういった理想論を現実にしていかなければ「歩み寄り」ができません。
お互いが思いやりの気持ちを持っていると、ひとつひとつの小さな出来事も感謝に変わるはずです。
とはいえ、本当に疲れていて余裕がないときは言葉がきつくなってしまったり、悪気がなくてもそっけない態度を取ってしまうことは人間誰しもあるはずです。
そんなときは「ごめんね」が言えること。
そして「ありがとう」が言えること。
これができる夫婦は修復できます。
夫婦関係を修復できない夫婦とは?
一方、夫婦関係を修復できない夫婦というのは、夫婦どちらも、もしくはどちらか片方が「思いやりの気持ち」と「感謝の気持ち」と「ごめんねが言えない」夫婦です。
●相手が先に変わらなきゃイヤだ
●相手も変わるなら自分も変わる
こう考える人は、修復は難しいでしょうし、離婚を考えたほうがお互いのために良いと思います。
- お友達が嫌がることをしない
- 「ありがとう」を言う
- 悪いことをしたら「ごめんなさい」
小学生でもできることを大人ができないのであれば、相手を愛することなんてできませんから、この先も自分だけを愛し続けたら良いと思います。
そして、自分は恥じらいを捨ててこれまでとは違った自分で接しているのに、相手が一切変わろうとしてくれない場合は、一度本気で話し合ったほうが良いです。
ですが、ここで「私(俺)は頑張って変えたのに、あなた(君)は何も変わらない」と相手を責めてしまってはこれまでと同じです。
あくまで冷静に、「こうしてみない?」という提案をし、自分がお手本となるように積極的に変わっていくしかありません。
この意識を徹底していただけたらと思います。
何をしても相手が変わってくれないときは、理性的に今後の関係を見直して、離婚を恐れずに自分の人生を大切に歩んでいきましょう。
自分の正直な気持ちを見つめ直してみることで気付きを得る
自分の気持ちがブレていて、どうしたいのか分からなくなっていることもあるかもしれません。
こんなときは意識的に自分の正直な気持ちを見つめ直すことで、気付きを得ることができるはずです。
相手に対して全く愛がもう無いのか、それともまだ愛はあるのか。
なにか引っかかることや我慢しつづけていることはないか。
とにかく夫婦に関係することや自分自身のことをよく考え、思考停止状態から復帰してください。
その上で、今回お話したように「愛はあるのに、サボっていただけ」なのであれば、自分だけが悪いわけじゃなくても自分から率先してまずは謝りましょう。
この謝りの気持ちによって相手もほぼ強制的に違和感を感じます。
「俺(私)もサボってた、ごめん」とお互いがきちんと謝れるかもしれません。
この日をさかいに、小さな思いやりにも気付き「ありがとう」が言い合えるかもしれません。
夫婦関係を修復したい気持ちがあるのであれば、最後の手が尽きるまでやり通してみてください。
お互いが気付き、再度良好な夫婦関係に戻った夫婦は山ほどいます。
妥協して結婚した人は長年モヤモヤした気持ちがあるかもしれませんが、一度愛し合った者同士は、何かしら通ずるものがありますから、修復できる可能性は十分に残っているのです。
上の記事は参考までに掲載しましたが、相手からひどいモラハラやDVを受けている場合は、しっかりとした手順に沿って洗脳を解き、冷静に対処していってください。
モラハラの場合はまだ相手の改善の余地はあるのですが、DVの場合は相手が病気である可能性が高いので、修復の難易度はとても高いです。
DVの場合はまず、「愛」なのか「依存」なのかを確かめて、依存であれば今後も苦しみはどんどん増していきますので、本格的に依存を解く治療をするか、民間のカウンセリング等に通われることをオススメします。
僕のほうでもDV、モラハラに関するご相談はお引き受けしています。
本気で自分自身と向き合っていける方限定ではありますが、苦しんでいる方は勇気を出してセッションに申し込んでみてください。