人間関係

いじめられる側にも原因があるのは本当なのか?【原因と悪の違いを明確に】

2019年12月10日

こんにちは、エンパシスト兼マインドプロデューサーの関根(@cekineco)です。

突然ですが質問です。

あなたは、いじめられる側にも原因(問題)があると思いますか?それとも、いじめられた側には原因(問題)はないと思いますか?

よくこのような議論が行なわれていると思うのですが、正直に言いますと、僕はこの議論ほど無意味なものはないと思っています。

本質からどんどん遠ざかっていくだけで、結局はなにも解決しないんです。

僕の中では、以下のように定義しています。

●悪い=いじめた側
●原因=いじめた側
でも、いじめられた側にも原因がある場合もある。

これでしかないと思っています。

いじめた側が悪くないことも有りえませんし、いじめた側に原因がないということもあり得ません。

では、いじめられた側には問答無用で原因がまったくないかと言われたらそんなこともありません。

この議論を始めると、「原因の定義とは?」も言及していく必要が出てくるので、このあたりも含めて無意味だなぁと感じるわけです。

いじめの定義

いじめられる側にも原因があるかないかでよく議論が行なわれますが、なにを原因にするかで答えは分かれるんじゃないかと。

例えばいじめられた側が先に相手に何か嫌なことをしたらそれがいじめのきっかけになることはあります。当然、良し悪しで言えばいじめた側が「悪」です。

ですが、誰が悪なのかを決めるだけでは無意味。関わった全員が原因を掘り下げ、明らかに原因がないのにいじめられてしまった場合は然るべき対処をするのが良いかと。

いじめは「いじめられたと思えばいじめ」という定義になっているから難しいですよね。

このようにTweetしましたが、そもそもいじめの定義というのは「なにをした」や「どれくらいした」ということではなく、誰かが「自分はいじめられている」と思うことで「いじめ問題」が浮上します。

これ自体は間違ったことではないと思いますし、実際に暴力を振るわれたり、言葉の暴力で傷ついている人の気持ちを最優先(守る)にするのが言わば当然です。

あとは周りの反応も大きいです。

誰がどう見ても「これはいじめだろう」と思う出来事が起こっていた場合にはいじめ認定される場合もありますよね。

原因を掘り下げないと意味がない

Tweetにも書きましたが、関わった人物すべての原因を挙げ、そこを丁寧にひとつずつ深堀りや読み解きを行なっていなければ本質は見えてきません。

例えば、原因には以下のようなものが要素となっています。

いじめた側

●家庭環境
●親子との関係性
●両親の仲
●制約・不満足感
etc...

いじめられた側

●接し方
●話し方
●勇気(自信)
etc...

再度言いますが、たとえどんな理由があろうとも、どんな原因があろうとも「いじめた側が悪い」のは言うまでもありません。ですが、誰が悪いかを決めたところで根本的な問題は解決しませんので、敢えて掘り下げています。

いじめられた側に原因がない場合

「むしゃくしゃしてて誰でも良いからいじめてストレス発散したかった」
「親を困らせてやりたかった」
「何もかもつまんなかった」

このような理由で相手からいじめられた場合、いじめられた側にはほぼ原因(問題)はないと思います。

いじめられた側にも原因がある場合

●無意識で相手を傷つけていないか
●相手を不快にする反応をしていないか
●相手を言葉や態度で煽っていないか

いじめられた側は無意識であることが多いのですが、このような場合がひとつの原因となってしまっている場合があります。

因果の法則(因果報応)という言葉があり、原因と結果はワンセットです。

これらの原因が、仲間はずれにされるという結果になることも、無視をされるという結果になることもあり得るのです。

これらの原因とどのように向き合うか

一度、いじめた側のことは置いておきましょう。ここの気持ちが残ったままですと、「相手には罰を与えてほしい」「うちの子は悪くない」「自分は悪くない」という念だけが残り、原因から目を背けてしまいがちです。

まず、浮かび上がった原因を見分けていく必要があります。

シンプルに、その原因は

●将来損をしやすいことなのか
●将来得をしやすいことなのか

この3つの視点から考えてみましょう。

もし考えてみて「このままでは将来損をするかもしれない…」と思うのであれば、その原因と向き合い、改善もしくは対策をしていきましょう。

この場合、自分が目指す方向によって損しやすいかどうかを考えてくださいね。たとえば、サラリーマンになる上では損になりやすいことでも、起業家になる上では得になりやすいこともありますので。

将来得をするかもしれないことであれば、自分自身が伸び伸びと個性を活かせる環境に身を移すのもひとつの手です。

とはいえ、将来得をするかもしれない原因というのは、起業したり独立したりする場合には得をすることであっても、人間関係にはおいては損をすることが多いという原因もたくさんあります。

先程も言いましたが、自分自身やお子さんであればお子さんが目指す方向、やりたいこと、なりたいものをしっかりと考えた上で向き合ってみてください。

原因探しを趣味にすると気づきを得やすい

悲しいことにお子さんがいじめられてしまった親御さん、そしていじめられてしまった本人からすると、「自分は悪くない!うちの子は悪くない!相手がすべて悪いのよ!」と思ってしまうかもしれません。

「いじめ」は良くないことですから、本当にそのとおりだと思います。悪いのは紛れもなく相手です。

悪趣味と言われるかもですが、僕は原因探しが趣味なんですね。

僕は、「自分の身に起こる出来事はすべて自分自身の責任である」という考えを持っています。

つまり、世の中に自分がコントロールされるのではなく、自分がコントロールしようとする思考に変えています。

昔サラリーマンだったころ、誰にでも当たり散らす管理職の男性がいました。僕は入社まもなくだったのでやられたことがありませんが、ふざけ半分でプロレス技をかけられている先輩もいました。

ある日、「◯◯さん、家庭で奥さんとうまくいってないんじゃないですか?それか奥さんに頭が上がらなくてストレス溜め込んでるか…(笑)」と先輩に聞きました。

すると先輩は「ああ、そうらしいよ。どっちもらしい(笑)だから職場では絶対奥さんの話しないし、家に帰るのもわざと遅くしてるよ」と答えました。

おお、ビンゴ!!!

と喜んでる場合じゃないので、僕は当たり散らされたときはめちゃくちゃムカつきながらも、「この人、奥さんに頭が上がらなくて可愛そうな人だから、ちょっとぐらいサンドバッグになってあげるか。僕はそういう役目ってことでこの会社に受かったんだな」と思うようにしました。

普通に考えたら誰にでも当たり散らす管理職の男性が悪いのは明らかです。

ですが誰が悪いを追求しても問題は解決しません。問題の解決はいつでも自分の内側にあるのです。

それこそ昔は犯人探しが趣味レベルで「誰が悪い」を決めてマウントを取りたがっていた僕ですが、ここから考え方が変わりました。

すると気づきを得られやすくなります。

気づきを得るというのは、モヤモヤしている悩みの答えが見つかったり、チャンスに気づけたり、大切なものに気づけたりするということです。

この気づきが成長に繋がります。

 

もちろん、今いじめられている人や、過去いじめられたことが原因でトラウマになってしまっている人はそんな流暢なことを言っている余裕はないかもしれません。

ですがこの問題にいつかは向き合わなければいけない日が来ます。

このときになにか考えるか、どう対処するか、これも気づきです。ぜひ今回お話したことを参考にしていただき、あらゆる原因を考えてみる視点を取り入れてみてください。

もっと学びませんか?

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関根 浩平/KOHEI SEKINE

悩みの根本原因を見抜き、根本から改善に導くコーチ・マインドコンサルタント。エンパス・HSPを活かして生きる、心の専門家。

心を知ると経営、恋愛などすべての人生に役立ちます。

顔色を伺って意味のないセッションは大嫌いなので、「結果」に全力投球しています。

リピート率87%、累計顧客数813名。

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