自立支援・自己実現

良い子ちゃんぶるのは嫌なので「いじめ」について正直に話します。

2019年12月8日

こんにちは、エンパシスト兼マインドプロデューサーの関根(@cekineco)です。

いじめについての記事もいくつか書いているのですが、今回はノウハウ記事でもハウツー記事でもなく、僕の小学校時代の実話をお話していきます。

4年生か5年生だったと思います。

1学年上の先輩で少し原始的な顔をされている方がいて、校内でその先輩とすれ違う度に「北京原人」と面白がって呼んだり、「北京北京♪」と煽ったりしていました。

ただでさえ人のことをそんな風に呼んだり煽ったりすること自体悪いことなのですが、恐らく僕が原因でクラスの男子生徒10名ほどもその先輩のことを茶化し始めてしまったんですね。

いつの日か、その先輩は「いじめられてるから学校に行きたくない」と登校拒否になってしまったのです。

学校問題になる

僕が通っていた学校は比較的平和だったのか、当時「いじめ」の問題は学校でほとんど話題になったことがありませんでした。

もちろんいじめられていた人がいて、それを誰にも言えずに耐えていた人がいたかもしれませんが。

先輩が登校拒否になったことはすぐに学校の問題に発展しました。

帰宅前のホームルームのような時間で、「1学年上の◯◯くんが登校拒否になりました。心当たりのある人は正直に手を上げなさい」と担任の先生が周囲を見渡します。

僕は1番に手を挙げました。

するとその後何人か、僕を含めて最終的には10人ぐらい手を挙げました。

担任の先生は「放課後、残りなさい」とだけ言い残し、ホームルームは終了しました。

謝罪をしに自宅へ

登校拒否になった先輩が「誰からいじめられてるのか」を先生に言ったか言っていないかはわかりません。

担任の先生に「どうするの?それを考えたら私のところにどうするかを言いに来なさい」と言われたので、僕は「今日これから謝りに言ってきます」と伝えました。

「そうしなさい。他のみんなも一緒に行くの?それとも1人で行くの?」

「1人で行けよ?」と言わんばかりの質問だなぁと思いながらも、僕はもともと1人で行くつもりだったので「1人で行きます」と答えました。

良くも悪くも、小学生時代はクラス内で結構影響力があったほうでして、僕が先輩をいじめなかったらクラスの何人かもいじめてなかったと思うんですね。

そういう自覚はあったので、他のみんなと一緒に行ったところで効果は圧倒的に薄いなと。

家に帰り、まずは母にすべてを話しました。

すると母は何らかの方法で登校拒否になった先輩の電話番号を入手し、先に電話をかけてくれたんですね。

電話をかけると先輩本人が電話を取り、母からの謝罪の受け入れと、これから僕が1人で謝罪に行くことを受け入れてくれました。

今でもよく覚えているのですが、「うちの子が直接謝りに行きたいって言ってるんだけど、行っても大丈夫かな?」と先輩に聞くと「承ります」と答えたそうです。

小学生で「承る」ってすごいと思いません?

家を教えてもらい行ってきました。

チャイムを押すとすぐに先輩が出てきました。

関根「いろいろ言っちゃってごめんなさい」
先輩「うん、いいよ」
関根「許してくれるの?」
先輩「うん、1人で謝りに来てくれたから許すよ」
関根「ありがとう。明日から学校は?」
先輩「行くよ!」

こんな感じの会話でした。

関根、先輩に食べ口なのか?と思われるかもですが、小学時代は先輩後輩関係なく、全員がタメ口を普通に使っていたんですよね。今の小学生がどうかはわかりませんが、僕の時代は結構普通だったのです。

えーと、、、

僕が謝り、それで翌日から学校に来るということは…

やはり、僕が原因だったわけで、やはり1人で行ってよかったなぁと。

いじめた側の気持ち

不思議とその先輩を恨むことも嫌な気持ちになることもありませんでした。

むしろ、校内であったらたまにですが普通に話すようになりました。

ただやはり特徴がありすぎる先輩で、冗談でついついモノマネをしたくなってしまったり強めのツッコミを入れたくなってしまうんです。

「いじめてた側の気持ち」としてよく取り上げられることがあるかもしれませんが、僕には一切「いじめている」という感覚はないんです。

ただふざけているだけ、からかっているだけ、なんですね。

ですがそれはあくまで僕だけの気持ち。「ふざけてる」と感じる人もいればそれを「いじめられてる」と思う人もいます。

ここから僕は考え方がかなり変わったような気がします。

基本的には、信頼関係が築けていない人に強めのツッコミをしないようにしよう、悪ふざけしないようにしようと思いました。

相手がどう感じているか分からない限り、僕の些細な言葉や態度を「いじめ」として捉える人がいるかもしれません。

そして今回の場合、この先輩は登校拒否の日数は1日か2日で、心に深い傷を負う前に学校に復帰をしてくれました。これは相手が良かっただけなのかもしれません。

中には些細なことに傷つき、長い間登校拒否になってしまっている人もいるかもしれないので。

いじめっ子から守ろう!

「こういうことをするいじめになってしまうことがあるのか」とひとつの気づきを得た関根は、高校生ぐらいからいじめられている人(よくちょっかいを出される人/よくからかわれる人)と敢えて仲良くするようにしていました。

なぜそんなことをしていたのかと言うと、僕が仲良くすることによってその人がいじめられなくなるからです。

ここも自覚がありました。

僕は不良でも不良グループの一員でもありませんが、不良グループのメンバーや派閥のトップとは普通に話す仲だったので、僕がいじめられがちな人と近づくことで不良グループの目から離れることができます。

知らないところで強めにからかわれていたら、「可愛いところある子なんだから、そんなにいじめないであげて?」と伝えるようにしていました。

こんなことをしたからといって小学生時代のいじめが許されるわけでも罪が軽くなるわけでもないのですが、いじめてる人ってかっこ悪いなって思うようになったんですよね。

むしろ、いじめっ子からいじめられている人を守ってる人はかっこよく見えます。

いじめは自覚がないことがある

いじめの中には、からかう系のもの、暴力・言葉の暴力系のもの、仲間はずれ系、無視系など、ジャンルはたくさんあると思います。

これらを味わった本人からすると紛れもなく「いじめ」と感じると思うのですが、これらをしている側は「いじめている」という自覚がない場合がほとんどだと思います。

ここを自覚させ、相手がなにをどう感じているのかを1人1人がしっかりと理解していかなければいけないなと思います。

今後このブログでもいじめについてはいくつか記事を出して行く予定ですが、今の僕だから感じること、そして何らかを対処していく方法を見つけていこうと思います。

今僕が思うのは、いじめられた子を救うことや心のケアをすることは当然大切なことなのですが、本当はいじめた側を救うことや心のケアが必要なんじゃないかと。

世の中の加害者全員から「いじめようとする気持ち」を抜き去ることは不可能かもしれませんが、1人でも加害者を救うことができれば被害者が減るわけです。

被害者のケアをし続けても加害者が減らなければイタチごっこなので、僕は加害者側の気持ちにもフォーカスしていくつもりです。

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関根 浩平/KOHEI SEKINE

生まれ持った気質である「エンパス」を使い、2014年から精神の専門家として北は北海道、南は沖縄県までの累計738名以上の方々の恋愛、結婚、人間関係、仕事、人生など精神支援と目標支援を行なっています。

猫3匹、犬1匹に毎日癒やしをもらって過ごしています。「なんちゃって自己啓発」が大嫌いです。


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