こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
因果応報という言葉がありますが、私たちの身に起きる出来事は「原因」と「結果」で成り立っています。
これを否定する人もいるのですが、実は深層心理ではわかっていることが多いんですね。
もし原因と結果で成り立っていなかったとしたら、極論ですが、捕まらなければなにをしても良いということになってしまいます。
万引き、詐欺、嫌がらせなどなど、誰かを苦しめても自分だけが幸せになれば良いということです。
ですが、人はよく「バチが当たる」と言います。
こんなことしたらろくな死に方しない、絶対なにか悪いことが起きると思うからこそ、悪いことは出来るかぎりせずに、良い行いをしたいと思うのではないでしょうか。
今現在、不幸感を味わっている人もいるかと思います。
嫌な出来事ばかり起きている、イライラする、毎日が辛いなど、幸せになりたいのに不幸を味わっているかもしれません。
「原因」と「結果」を頭の片隅に置いていただき、不幸を作り出す原因、そして幸せになる方法をシンプルにお話していきます。
宗教でもないですし、何かを信仰しなさい、何かを書いなさいといったことは一切なく、誰もが出来ることを言います。「やる」か「やらない」かだけをあなたが決めることができます。
この法則を知り実行するだけであなたの日常は好転していきますので、詳しく解説していきますね。
不幸感を作り出す原因と幸せになる方法
不幸感を作り出す原因、そして幸せになる方法をシンプルに図にまとめてみました。
この法則を分かっていないと幸せの種を作り出すことができません。
出来事に対してどう向き合うか、何かのメッセージが隠されているんじゃないかを常に考えるクセをつけましょう。 pic.twitter.com/KLf2MInvFY
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) January 16, 2020
不幸感を作り出す原因、そして幸せになる方法をシンプルに図にまとめてみました。
この法則を分かっていないと幸せの種を作り出すことができません。
出来事に対してどう向き合うか、何かのメッセージが隠されているんじゃないかを常に考えるクセをつけましょう。
今回の結論をTwitterでつぶやきました。
ただし抽象的な結論しかお伝えしていませんので、ここからもっと深堀りしつつ具体的なお話をしていきます。
不幸感は自分で作り出している
まず、こちらの図をご覧ください。
生きていれば、自分にとって嫌な出来事や辛い出来事は誰しもが起きます。
余裕がないときにはイライラしがちですし、イライラをぶつけて誰かと仲が悪くなったり、冷静になったときに後悔することもあるのではないでしょうか。
昔の僕で例を出してみます。
仕事で集中しているときに限って猫が運動会を始めたり、机の上に乗って仕事の邪魔をしてきます。集中したいのに!と一瞬イライラしてしまいます。
ここでもし僕が、「集中したいんだからどっか行け!部屋に来るな!」と一人でキレていたら、自分のイライラを猫に責任を押し付けていると思いませんか?
猫からしたら僕が集中していようが、仕事をしていようが、テレビを見ていようが関係なく、構って欲しいときに近づき、運動会がしたいときに暴れだすのです。
ここで、「イライラ」という出来事を自分自身に目を向けます。
そしてこんな言葉を自分自身に投げかけます。
慣れないうちは、自分相手にでも否定をしたくなります。
どう考えても猫のせいだろー!今集中したいんだから!と。
現実を受け入れられていない、認めることができていない自分自身の様子といえます。
ですが、よく考えてみると「すべて自分の責任」であることは明白です。
例えば、
●猫を飼う決断をしたのは誰?
●集中したいなら、別の家でも借りたら?
●集中できる工夫をしたら?
●猫が邪魔してくるぐらいで集中力が乱れるの?
このようにすべて自分自身に目を向けてみると、自分がそのイライラを作り出していることに気が付きます。
例えばペットの場合、家族の誰かが「猫を飼いたい」「犬を飼いたい」と言ったとしますよね。
そうなると、「あいつが欲しいと言ったから飼ったんだ!自分はほしくなかったのに!」と怒り出すのも、家族の誰かに責任転嫁しています。
最終的に「飼っても良い」とOKを出したのは誰?そんなに嫌なら最後までOK出さなければ良かったんじゃない?と自問することで、自分の責任であることに気付くはずです。
これを受け入れられなければこの先も不幸をどんどんと作り出していきます。
ここで認めることができれば、幸せを作り出していける人に変化していきます。
起きた出来事は自分に向けたメッセージ
急に会社が倒産してしまうというような出来事もあるかもしれません。
この場合に大切な視点は、自分が辛くなるように解釈するか、自分が楽(幸せ)を感じられるように解釈するかです。
正解を知ろうとしても、正解なんてないのです。
朝早く起き、どんなに体がしんどくても一生懸命に仕事を頑張ってきたのに、それもこれも「すべて自分の責任なのか?」と問われたらそれは少し酷です。
もちろん、倒産してしまうような会社に勤めていた自分が悪い、いつ倒産しても良いようにもっと日頃から危機感を持った行動をしておくべきだったという見方もできますが、このように気づけるのであれば大きな学びではあります。
難しい問題が起きたときは、自分に対するメッセージを自分なりに読み解いてみましょう。
この会社で働き続けていたら、体がボロボロになっていたかもしれないというメッセージかもしれません。
今の会社よりももっともっと良い職場があるよというメッセージかもしれません。
このように解釈できるようになると、「なんで会社が倒産したんだ」という怒りの気持ち、「お先真っ暗だ、もう人生詰んだ」と悲観的にならずに、前を向けるのではないでしょうか。
自分のマインドは自分でコントロールしなければ、いつまでも起きた出来事に左右されてしまいます。
あなたが前向きに捉えられるのであれば、自分勝手な解釈、自己満足な解釈で良いのです。
大切なのは正解を導き出すことじゃなく、あなたが幸せに楽しく生きていくことです。これが実現すれば、すべて正解だったということなのです。
無理をしすぎたり、睡眠不足になると風邪や体調不良になりますよね。
これは体がSOSを発し、「少し休みなさい」「生活習慣を見直しなさい」というメッセージです。
このメッセージを無視しつづければ、体調不良が長引いたり、大きな病気や怪我に繋がったり、寿命を削ったりしてしまいます。
風邪や体調不良に限らず、あなたには、いつでもどこでもあなたへのメッセージが届いています。
そのメッセージを受け取れるか、受け取ってどのように解釈するかで「起きる出来事」はどんどん変化していきます。
幸せになる方法
では、どうすれば幸せになることができるのか。
その前に、幸せの定義を決めましょう。
僕が定める幸せの定義は、物質的な物や状況(お金、結婚など)だけでなく、温かい気持ちになることや、生きていて楽しいと思える心、そのバランスが取れている状態が「幸せ」です。
「生きたいように生きる」「誰かに支配されない」「毎日ワクワクした人生」といったものも幸せの在り方だと思います。
このような幸せを手に入れていくためには、まずは「不幸感を作り出している自分」を卒業しなければいけません。
それが今回解説した図の「不幸を作り出す原因」に書かれている部分です。
- 人のせいにする(責任転嫁)
- 楽をする(成長否定・拒否)
- 間違った思い込み
- 悲劇のヒロイン(自己憐憫)
- 見返りを求める
- 依存心が強い
常に上の項目を意識し、これらの感情を取り除いていくことであなたの波長(やる気や気分)が上がります。
類は友を呼ぶ(波長の法則)で、あなたの波長に見合った人、物事が寄ってきます。
そして、本当の自分の在りたい姿ややりたいことに気付き、それに向けてひたむきに行動していくことです。
パワースポットに行けば幸せがやってくる、おみくじで大吉だったから幸せがやってくる、パワーストーンを身に着けているから幸せがやってくるわけではありません。
よく考え、努力をしなければ幸せは来ません。というより、幸せがやってくるというよりも、自分自身が幸せに向かっていくイメージを持ちましょう。
自戒の言葉を持ちましょう
僕は、自戒の言葉を持っています。
自戒の言葉というのは、自分を戒めるという意味で、傲慢にならないように、努力を怠らないように、間違った方向に進まないように、自分自身に気付きを与える言葉です。
今、絶賛ダイエット中ですが、誘惑に負けそうになれば「また自分に負けるのか!かっこ悪いね」と自分自身に投げかけます。
イライラしたり思い通りにならない出来事が起きたときには、「全部自分の責任でしょ?誰かのせいにするなんてお前は卑怯だな。惨め。ダサい」と自分自身に投げかけます。
そしてプライドや意地になりそうなときには「認めなさい」と自分自身に投げかけます。
この自戒の言葉は自分自身を大きく成長させてくれます。
僕の場合は自分に厳しくすることでどんどん変化していったので、甘い自分に対しては容赦なく厳しい言葉を投げます。
不幸から解放されたい、幸せになりたい、自分を変えたい、成し遂げたいことを達成させたいと思っている人は、ぜひ自戒の言葉を作ってみてください。
クセがつくまでは忘れないように、すぐに目につくところに掲げてください。
不幸から解放されるのも幸せを作るのもあなた自身です。誰かに委ねると不幸になります。だからこそ、よく考え、自分を鼓舞する解釈をし、前向きに生きていきましょう。