こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
このブログに設置している「無料お悩み相談」から相談がありましたので、今回は相談の回答をさせていただきます。
ご相談内容を掲載したあとに、気付きを得るためのシンプル回答とガッツリ解説の2パターンを掲載しようと思っています。まずはご相談内容をご覧ください。
【ニックネーム】あるこさん
【都道府県】神奈川県
【ご年齢・性別】43歳・女性
43歳 独身です。
先日占い師の方に、あなたはESP、そしてエンパスだと言われ初
これまでの人生の様々なバラバラだった点々が繋がり、カテゴライ
しかし、この40年間、今日までの私はこれを全く乗りこなせてお
こういった状態をうまくコントロールするための何かトレーニング
とても辛いこともたくさんあるけれど、私のこの性質はあれこれ思
関根さんのように誰かの、なにかの役にたてたらそれは理想的だし
なにかの形で教えていただけたら幸いです。
ご相談ありがとうございます。
それでは早速、シンプル回答から。
【関根の回答】シンプル版
シンプルに答えるとするならば、これに尽きます。
この回答を読み解くことからすでに「トレーニング」や「メソッド」になっていて、与え続けることが何に繋がっているのか、なぜこれがトレーニングやメソッドなのかを考えることで、「考える力」が養われていきます。
ここで、一度シンプル版の回答を時間の許す限りお考えいただき、ご自身なりの答えが出たところで、下記の「がっつり解説」をご覧ください。
【関根の回答】がっつり解説
まず、ご相談者のあるこさんは、43歳の今、必要な学び、必要な気付きを得ていて、今こそそのタイミングであると言えます。
いきなりで恐縮ですが、今後とても大切になってくるのでここで1つだけ注意点をお伝えさせてください。
あるこさんは、少しばかり「すがるエネルギーが強めの傾向」にありますので、「自律」「自己規律」を強く意識し、他者からの支配や影響に囚われすぎないようにご注意ください。
今後ここをご注意いただけますと、お金も上手に貯めることができます。
いきなり注意点から入ってしまいましたが、どうしても僕の中で気になった点でしたので、序盤でお伝えしました。
ご相談の中で「この40年間、今日までの私はこれを全く乗りこなせておらず、振り回され、なんかもったいないとすら思えてきました。とにかくよけいなエネルギーを消耗しすぎ」とありますが、これは素晴らしい気付きだと思います。
まとめると、
●持っている能力を使えていない
●悪いほうに使っている
だと思いますが、あるこさんに限らず、世の中のほとんどの人がこの状態なんですね。
「コントロールの仕方」におけるトレーニングやメソッド(方法)をご相談いただいたと思うのですが、まず原理原則を考えてみましょう。
何らかのコントロールをするときに、絶対条件が1つあります。その絶対条件とは何でしょうか。
答えは「自己理解」です。
ゲームをイメージしてください。昔ながらのマリオでもなんでもOKです。
画面上にいるマリオ(キャラクター)をコントロールするためには、予め決められているルールを上手に組み合わせていくことが必要です。
● Aボタン=ジャンプ
● Bボタン=ダッシュ
こんな感じです。
もしこれが決められていない、もしくはケースバイケースでルールがぐちゃぐちゃになってしまったらどうなるでしょうか。
画面上にいるマリオをコントロールできず、クリアするどころか、ステージを楽しむことすら難しくなってしまいます。
自分をコントロールする方法は、自己理解を深めることです。
自分を知らなければコントロールするどころか、どうなってしまうかの予測すらできません。
ですから、自分をコントロールしたいのであれば、まずは自分を深く理解することを意識してみてください。
詳しくはブログで解説します。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) March 5, 2020
つまり、自分自身をコントロールするためには、まず大前提として、自分自身のことを知っておく必要があります。
ゲームのように完全に固定されたものではなかったとしても、性格、思考、傾向、好き嫌い、向き不向きなどの大まかなものを知っておくことで、少しずつコントロールの方法を覚えていきます。
そして、ここで次のことを自問自答をしてみてください。
「経験が多い人」と「経験が少ない人」、どちらがチャンスが多い?
「悩む時間」と「チャレンジしている時間」、どちらが有意義?
エンパスやESPの特質を活かしていくのであれば、あれこれと悩んでも、考えても答えが難しく複雑になっていくだけですから、答えはシンプルに「特性を活かしていく」という捉え方しかありません。
そして「特性を活かす」というのは、他者に対してエンパスやESPのメリットを届けることなんですね。
さらに、「メリットを届ける」ということは、良いものや気付きを他者に与えることに繋がります。
自問自答にもありますように、「経験が多い人」のほうがチャンスが増えるので自分自身の能力を高めていくためにも積極的に行動したほうが良いですし、有意義な人生にしたいのであれば、1分1秒を大切にするところから始まります。
あれこれと正解のないことで悩んでいる暇があるのであれば、1つでも多くの学びを得て、1つでも多くのアウトプットを行なうことで、能力や性質を活かせる土台になっていきます。
何やってるんだ自分は・・・という気持ちがGOOD
がっつり解説をさせていただきましたが、いかがでしたか?
あるこさんにとって、または似たような悩みを抱えている方にとってひとつでも気付きになれば嬉しいです。
僕は「何やってるだ自分は・・・」と自己嫌悪に陥ったところから本格的な学びやチャレンジをスタートしました。
普通は「自尊心が低くなるから自己嫌悪に陥らないほうが良い」や「自己重要感を高めるために、今の自分を褒める」なんてことが推奨されていますが、自分を甘やかしても良いタイミングと自分に厳しくすべきタイミングを間違えると、ただの傲慢の人間が出来上がります。
僕が大嫌いななんちゃって自己啓発は、とことん自分自身を甘やかせて、「自分に素直になる」「自分の感情に従う」という「甘い言葉」で誘惑するのが常套手段なのですが、これは迷宮の原因になります。
プロ野球選手が、厳しい練習もせずにプロの世界で活躍できると思いますか?「休みたい」「自分は頑張っている」という甘えの気持ちで活躍できているプロはいますか?
目指すべき場所、ステージ、目標となる自分がいるのであれば、自分で自分を厳しくすることもときには必要なのです。
もちろん常に自分を否定しろということではありません。
自分を肯定するタイミング、鼓舞するために否定して反発するタイミングを自分自身の力やコーチ(専門家)の力を借りて、成し遂げたいことの達成を実現させていくのです。
すべてひっくるめて「自己理解」はとても大切です。ぜひ、今日から自己理解を深めていき、自分をよく知る自分スペシャリストになりましょう。