こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
突然ですが質問です。
スッと答えが出ない人が多いかもしれません。では、「好きなこと」をすぐに答えられた人だけに質問です。
ここでは多くの方が「NO」と答えるかもしれません。
好きなことでご飯を食べていけている人はごく限られた人で、ほとんどの人は好きなことを仕事にすることはできていないんですね。
では、好きなことでご飯を食べていくためにはどうすれば良いと思いますか?また、そもそも、好きなことを仕事にすること自体可能だと思いますか?
定義は自分で決める
先日、結論をツイッターでつぶやいているので、こちらをどうぞ。
と言いつつ、僕は「好き」も良いと思うんですけど、「役に立つこと+向いてること」を仕事にするのが一番のオススメです。
なぜ「役に立つこと」なのか。
それは、感謝されると高揚感や喜びを感じて、やめられなくなるからなんです。— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) April 11, 2020
ただ、今はYou Tubeなどのメディアがあるから、一度は全員が好きなことにチャレンジできそうな気がします。
自分の好きなことは、日本中(極端にいえば世界中)の誰かしらは好きなはずですから、そのマーケットを探すのがオススメ。
マーケットを変えるだけで人間関係が変わり、人生変化します。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) April 11, 2020
「好きなことってなに?」という質問を投げかけると、約半数以上の人は考え込んでしまい、コレと言った答えを見つけ出すことができません。
それもそのはずで、まず「好きなこと」の定義があいまいなことがほとんどなんですね。
好きな食べ物はなんですか?
と聞かれたら「焼き肉」や「オムライス」などなど、先程の「好きなことはなんですか?」よりはグッと答えやすくなったはずです。ですが、この好きな食べ物についても、1週間毎日3食食べるとなると話は別かもしれません。
つまり、この質問の中でも「定期的に食べたくなる食べ物」と「毎日食べても飽きない食べ物」などの2つ以上の意味合いが込められた質問になっています。
さらに、より具体的に答えたい場合は、上のように細分化した質問にするとどんどん答えやすくなります。
「毎日食べても飽きないものは?」
「朝ごはんで食べたいものは?」
「ラーメンで好きな味は?」
こんな感じです。
なぜこんな面倒な話をしているかと言いますと、ここで挙げた「細分化して掘り下げた質問」は自問自答するのに最適な質問だからです。
心の中で自問自答することにより、自分なりの定義を見つけることができ、あいまいで抽象的な質問に対してスムーズに答えられるようになります。
好きなことを仕事にする思考
まず、好きなことを仕事にすることは可能かどうかが気になるかと思います。
僕は「できる」と思っています。
ただし条件があります。
それは、定義を定め、様々な視点で「好きなこと」を見ていくことです。
つまり、思考の柔軟性です。
思考を柔軟にできる人は好きなことを仕事にすることができ、思考を柔軟にできない人(頑固)は好きなことを仕事にすることはできないんですね。
思考の柔軟性というのはどんなものなのか、わかりやすい例と、少しイレギュラーな例の2つを挙げていきますね。
「好きなこと=動物と関わる」場合
犬が好き、猫が好きなどの場合、考えられる仕事は以下のようなものがあります。
・看護師(動物病院)
・ペットショップの店員
・ペットショップの経営
・ブリーダー
・トリマー
・猫カフェの経営
・猫カフェの店員
・猫(犬)ブログの運営
・動物園の飼育員
・調教師
etc…
犬や猫が中心ですが、ざっと挙げただけでもこれだけの職業があります。この他にも細かなものを含めたら倍以上の項目になるかと思います。
これらはすごくわかりやすい例で、「動物が好き」の他には「電車が好き」「料理が好き」「洋服が好き」などの行動や物が好きな場合には、仕事を見つけていく上でも、好きなことを仕事にする上でも比較的悩みにくいと言えます。
「好きなこと=歌うこと」の場合
今度は少しイレギュラーな例です。
歌をうたう仕事がしたい場合は、好き以前に需要、センス、実力などが大きく問われます。
多くの人は「歌をうたう仕事=歌手になる」と思いがちですが、現実を考えると「そう甘くはない」「やりたいことなんかでご飯は食べていけない」という気持ちになってしまうと思うんですね。
ここで思考の柔軟性、「どのように考えるか」です。
僕がオススメする思考術は、感情にフォーカスし、より近い感情を味わえるゾーンを探すことです。
どういうことかと言いますと、「歌うことが好き」の中には「自分の世界に入るのが好き」「自分の良さを人に見せたい」「脚光を浴びたい」といった感情が裏側に潜んでいるんです。
ですが、この裏側の感情から仕事を見つけていくことは難しいと思います。
「自分の良さを人に見せる仕事」
「脚光を浴びる仕事」
考えれば考えるほど難しいはずです。
こういうときは、これらの感情をすべて一括りにする方法があります。
それは、自分の気持ちが高揚する状態をできる限り具体的にイメージすることです。
上で挙げた自分の感情をもっと掘り下げていきますと、最終的には「高揚」に繋ります。そして高揚というのは、気持ちが高まる状況やワクワクする状況のことをいいます。
「好きなこと=歌うこと」で歌手になれる人や歌を活かした仕事に就ける人はほんの一握りです。
もちろんチャレンジしてみるのは素晴らしいことです。しかし、挫折した人や無理だと諦めている人は、「好きなこと」を「気持ちが高揚すること」に置き換えて仕事を探してみると、記憶を辿っていくだけでもヒントが見つかるはずです。
関根の仕事の選び方
最後に、僕の仕事の選び方についてお話してみます。
あとは、とことん好きなことをこだわりたいなら「趣味狙い」で結果「仕事になっちゃった狙い」で、
柔軟に考えられるなら、いきなり好きなことで稼いでいくことを狙っていってもいいと思います。
とりあえず、「自分はこんな仕事しかできない」と思い込んでいる人が1人でも少なくなればなと。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) April 11, 2020
僕は今コーチングやマインドコンサル、エンパスを使ったエンパシーカウンセリングなどを行なっていますが、僕は「コーチになりたい、カウンセラーになりたい」と思ったことはほぼありません。
僕の根本に潜む感情は「難題を解決したい」という冒険心と「頼ってもらいたい」という欲求です。
これを基本に考えていき、自分の得意なことや多くの人々が持っていないスキルや能力を活用できる「エンパシーカウンセリング」と「マインドコンサル」「コーチング」に行き着いたのです。
「カウンセリング=好きなこと」「マインドコンサル=好きなこと」「コーチング=好きなこと」ではないかもしれません(直結の意味で)。
ですが、「好きなこと」の定義を自分の中で確立させたことにより、自分の欲求を叶えられる職業を今もこうして続けていくことができています。
視点を変え、柔軟に考えていくことで、好きなことを仕事にできていると言えるかもしれません。
ちなみにですが、僕は自分の興味がある分野における分析や研究が大好きなんです。
エンパスやテレパスといった超感覚的なスキルに頼らず、理性的に分析することで「原因」と「結果」をより詳しく知っていくことができていると思っています。
もちろんまだまだ上を目指しますが。
将来の仕事に悩んでいる人、今の仕事で悩んでいる人はこの記事で書いている思考や視点を参考にしていただけたらと思います。