こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
ネガティブ思考の人もいればポジティブ思考の人もいます。十人十色、顔や性格も違えば思考性まで違うものですよね。
自分は果たしてネガティブなのかポジティブなのか、多くの人はだいたいどちらかを自覚していて、良かれ悪かれそれを思い込んでいます。
ポジティブな思い込みであれば良いのですが、ネガティブな思い込みは結構しんどいもので、「どうせまた失敗する」「もう無理だ」となんの根拠もないのに落ち込んでしまう人もいます。
タイトルの結論を先にいいますと、ネガティブ思考というものは「生まれつき」「家庭環境」「大人になってから」のすべての可能性があります。
人の生まれた瞬間に決まっている本質がある
私たち人間には生まれた瞬間からほぼ決まっている本質というものがあります。
その本質には両親からの遺伝が含まれていたり、遺伝が関係していない「個」の部分もあります。
そして生まれたばかりの赤ちゃんの「個」は、比較的明るい(陽)エネルギーを持っています。陰のエネルギーもあるのですが、多くの場合は遺伝(母親の精神疾患等)によるものである可能性が高いと考えています。
この陰のエネルギーの遺伝の1つがネガティブ思考です。
精神疾患はネガティブ思考が原因となっている場合もありますので、それが「生まれつきネガティブ思考である」要因です。
家庭環境がネガティブ思考を確立させる?!
精神疾患は家庭環境による影響が大きいと言われていますが、ネガティブ思考も家庭環境による影響が大きいと考えています。
理由は単純明快なもので、褒めて伸ばす親であれば子供はポジティブ思考になりやすく、あまり褒めずに否定する親であれば子供はネガティブ思考になりやすいです。
そして幼い頃は繊細かつ素直であるため、両親の存在、発言、行動による影響はとても大きいです。
かまってほしいときにかまってもらえない、遊んでほしいときに遊んでもらえないなどの経験があると、「どうせ今日もダメなんだろうなぁ」という思考になり、それがいつしかネガティブ思考として確立されていきます。
大人になってからの嫌な経験
最後は「大人になってからネガティブ思考になった」というケースです。
失恋、失敗などを経験して自信を失ってしまったことが原因で、ネガティブがネガティブを呼ぶ「負の連鎖」を味わうとネガティブ思考が構築されていきます。
学生時代は前向きですごくポジティブだった子が、大人になってから急にネガティブ思考になってしまうことはよくあることです。
社会に出たらうまくいくことばかりではありませんし、生活するために働くことも必要になります。
責任の重さ、社会に適合していく難しさがネガティブ思考を助長させることもあるかもしれません。
ネガティブ思考は変えられるの?
問題はここですよね。
今、自分自身のことがあまりうまくいっていない人はネガティブ思考をなんとかしたいと思っているかもしれません。
医学的な見解が出ているわけではありませんので、僕の経験からのお話になってしまいますが、上で挙げた3つのどのパターンにおいてもネガティブ思考は変えられます。
ただし、難易度はそれぞれ異なります。
「生まれつき」や「家庭環境」が原因の場合はある程度時間もかかりますし、自主性を持った行動も必要です。
というのは、ネガティブ思考だった期間が長ければ長いほど、変えるまでに時間がかかるということです。
一時的にであればカウンセリングを受けたり自己啓発の本などを読めば変化するかもしれませんが、それは「根本からの改善」とはいえません。
僕は根本からの改善にこだわるタイプですので、敢えて「時間がかかる」と書くようにしています。
自分のことをよく知ることが改善へ繋がる
まず自分がなぜネガティブ思考になってしまったかを知る必要があります。
ネガティブ思考は「メンタルブロック」のひとつでもありますので、そのブロックを知り、そして解除していくことが改善へと繋がっていきます。
メンタルブロックについては以下の記事で書いていますので、ぜひ読んでみてください。
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そして潜在意識も大きく影響しています。
潜在意識というのは「無意識」のことで、無意識のうちに強く意識していることが現実世界で起きやすいのです。
ちなみに脳科学的には、人間の脳の95%が無意識による思考、行動と言われています。
あなたが無意識に感じていることを、意識的に探ってみてください。
それが見つかれば、きっと改善への糸口が見えてきます。
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