こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
生きていればというか、一生懸命になっているものがあれば、「最近、なにをしてもうまくいかないなぁ」と感じることがあると思います。
ここで、「そういうときもあるから気にしないでおこう!」と割り切れる人はいいんですが、こう捉えられる人ってかなり少ないように感じます。
僕は標準よりもちょっと心理学の知識があったり、エンパスというスペックによって標準よりも感覚が優れているというところがあったりするのですが、気を抜くと僕もめちゃくちゃ焦っていたんですね。
ですが、これまでにいろんな体感や実験をしてきた中で気づいたことがあったので、今回はこれをシェアできればと思います。
うまくいかないときは何してもうまくいかないもんだっ
今回のコンテンツのプロトタイプです。
なにをしてもうまくいかないときは人生の中で何度もあります。恋愛、仕事、人間関係、なんでもです。
「うまくいかない」と気づいたとき、焦る気持ちをどれだけ抑え、いかに「うまくいかないなりに今できること」を考えられるかです。
ダメなときはダメと割り切ったほうが良い意味で諦めがつきます。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) July 23, 2020
上のTweetをもう少し深堀りしていきますね。
スポーツの世界でいえば「絶対に負けないこと」や「ずっと良い成績で居続けること」は不可能です。肉体や精神問わず状態が良くないときもあるでしょうし、相手が一枚上手だったということもあるはずです。
私たちの日常生活においても似たようなことが言えます。
常に仕事で成果を出すこと、仕事でミスをしないことというのはほぼほぼ不可能かもしれません。
中にはこういうスーパーマンてきな人もいるかもしれませんが、それでも「常に」というのは無茶な話です。
恋愛や人間関係でもそうです。
心がある者同士の関係になってくるので、自分の感情を押し付けそうになってしまったり、相手の感情を尊重できなかったりと、自分自身に余裕がなくなればなくなるほど、人間関係そのものもうまくいかないと感じることもあるはずです。
こういうときって、何をしてもうまくいかないものなんですよね。
「なんとかしなきゃ」と思って焦れば焦るほどそれが空回りしてしまいますし、投げやりになってしまえばどんどん状況が悪化していくばかりですし。
これらがまたストレスとなって新たな悩みを産み、負のスパイラルに突入してしまうこともあるので。
ではこんなときはどうするかなんですが、
こんな風に割り切ってしまうのが一番楽です。
これは投げやりでもありませんし、焦りでもがいているわけでもありません。
今の自分を冷静に認め、流れに逆らうことなく復調を待つというものです。
どうせダメならダメなりにできることをする
焦って焦って空回りしたり、ミスやトラブルを連発するぐらいなら、「どうせダメならダメなりにできることをしよう」と思ったほうが気楽になれます。
たとえば、恋愛も人間関係の構築もうまくいかないときは、焦って良い人を探すんじゃなく「ありがとう」と「ごめんなさい」だけは意識をしてプライドを捨てればどんな状況でもできるはずです。
自分からなにかアクションを起こさずに、相手の思考や行動に注目して「良いところに気づく」期間にすることだってできます。
調子の良いときは逆に何をしても調子が良いので、こういう人間関係の本質的な部分には意識をしていないことも多いです。
こういうときだからこそ初心に戻るつもりで感謝の言葉や謝罪の言葉を伝えることで、今必要な気づきや人として成長できる気づきを得られるチャンスになります。
仕事でなにをしてもうまくいかないときは、焦ってがむしゃらに仕事をするんじゃなく、今は誰かのサポートに徹したり、ダメなときだからこそ1日1日をなんとか耐えながら本を読んで冷静になれる時間をつくることもできます。
なにをしてもどうせダメなわけですから、それだったらダメなりにできることを考え、その行動の蓄積によって新しい気づきを得たり復調の兆しを待ち望んだほうが時間の使い方も、人としても成長できると思うのです。
人は感謝が溜まると調子が出る
調子が悪いなりに自分が今できることをした結果、多くの人から感謝させるようになったとします。
人は感謝が溜まると調子がでやすい傾向にあるんですね。これは「波長」が関係しているんですが、感謝が溜まり喜びを感じるようになると、その良い気持ちに見合った状況や出来事がやってきます。
だからこそ恋愛や人間関係で「相手の良いところに気づく」や、仕事で「誰かのサポートに徹する」という提案を行なったんですね。
誰かのために一生懸命になり、役に立てれば感謝を得られます。
仕事であれば、感謝に「お金」が加わります。
もちろん、感謝が溜まれば必ず調子が出たり、なにをしてもうまくいく流れに持っていけるわけではありません。
あくまで可能性がある方法のひとつに過ぎませんが、こういう本質的な部分をより深く理解することで、調子の善し悪しだけでなく、多くの気づきや学びを得られます。
自分の新たな才能に気づけるかもしれませんしね。
僕がうまくいかないときに行なっていること
僕とこのコンテンツを読んでくださっている方とでは職業も状況も違うと思うんですが、少しでも参考になったらと僕がうまくいかないときに行なっていることについてお話しますね。
なにをしてもうまくいかないときは、目には見えない「そういう流れ」的なものを感じていて、その中のひとつとして、「頭の整理ができていない」もあると思っているんですね。
頭の整理ができていないとそれに連動して心の整理もできていません。
ですからまずはそれらの整理をするために、「シンプル思考」と「物事の本質」だけを考えます。
● ここをこうすればここにたどり着ける
● この本質はこれだからここを徹底しよう
こんな感じで、脳と心との間にギャップがないか、思っていることとやっていることにギャップがないかを調べます。
ここに気づくことができれば、復調の兆しが見えてくることが多いです。
とはいえ、こうしてもどうにもこうにもならないときは、なにをしてもどうせダメなんでとにかく耐えます。
耐えている間は本を読んだり、普段しないことをすることが多いです。
あとはここにも書きましたが、「感謝されること」により一層の意識をして、新しいなにかをするんじゃなく、既存のお客さんのためになることを一生懸命行なったり、困っている人や助けが必要な人の役に立てそうな時間をつくります。
感謝をされると「喜んでもらえて嬉しいなぁ。この感覚をもっと味わいたいぞ!」と思うようになって、この目的を果たすために一点集中できるんですね。
先日、感謝されることについての記事も書きましたので、ぜひ併せて読んでみてください。
人生山あり谷ありで、良いときもあれば悪いときもあります。
「常にいい状態」を心がけても、それは不可能であると思って、そんなときこそどうするかのリスクヘッジをしておいたほうが精神的に楽になれますし、結果的に成長できるかもしれません。
ひどく落ち込んだり焦って空回りするぐらいなら、こういうときにしかできないことをしたり、好きなことや好きなものを食べて復調を待ちましょう。
いつか必ず調子の悪い時期は脱出できますから。