こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
信頼を得ることは良好な人間関係を構築するのにとても大切な要素ですが、果たして、どうすれば人からの信頼を得ることができるのでしょうか。
人間関係がうまくいかない、会社組織であれば、部下や上司から信頼を得られていないといった悩みがあるかもしれません。
この記事では、あらゆる人間関係における「信頼を得る方法」の本質を書いていきますが、この記事を読めば他のサイトや本を見なくても十分理解できるように書いていきますので、少し時間をとってじっくりと読んでいただけたらと思います。
信頼を得る方法は、大きく分けて3つあります。
早速、結論となる「信頼を得る方法」をお話していきます。大きくわけて3つありますので、ひとつずつ解説していきます。
自分がどれだけ自律しているか
後ほど詳しく「信頼の仕組み」も解説しますが、自分がどれだけ自律しているかが重要です。
ここで間違っていただきたくないのは、「経済的自立」や「精神的自立」の「自立」ではなく、「自律」です(読み方は同じですが)。
流行りの言葉で言えば「自分軸」とも言い換えられますが、簡単にいいますと、「自分」というものをしっかりと持って、自分の行ない、思考、行動を自分で決めていくことです。
逆で考えるとすごく分かりやすいと思います。
フワフワしている人、言っていることがその都度変わる人、他人に責任を押し付ける人、愚痴ばっかり言って何もしない人をあなたは信頼できますか?
きっと、「この人に私のなにかをお願いしよう」「この人の言っていることは正しいことが多い」とは思えないはずです。
損得勘定なく、相手のためにどこまで本気になれるか
ここでいう「損得勘定」というのは「お金」のことだけではないのですが、「お金」で例えると分かりやすいと思います。
利益率も単価も高いサービスを売りたいか、それとも、利益率や単価が低くても「相手に合ったサービス」を提案するかの違いです。
お客さんというのは、その商品やサービスが欲しいわけではありません。
お客さんが求めているのは、その商品やサービスを購入したあとの未来です。この商品を使ったら自分が望んでいる物が手に入るのか、このサービスを利用したら悩みが解決して生きづらさから解放された未来が待っているのか、といった「未来」を買っているのです。
ビジネス以外では、「自分が好かれたい」「自分が尊敬されたい」「自分の嫉妬を隠す」といったことをせずに、相手のことをどこまで本気になって考えられるかです。
自分の利益(お金だけじゃなく)だけを考えると、それは必ず無意識レベルで相手に伝わってしまいます。
「この人は私のことをちゃんと考えてくれている」
「自分の利益じゃなくて相手の利益を考えてくれている」
相手にこう思ってもらえるようになることで、そこに信頼が生まれます。
どれだけ成長に意欲があるか
知識が豊富な人はそれだけで信頼を得ることができる場合もあります。
とはいえ、そのベースを作っているのが「成長したい」という意欲です。具体的にいいますと、「もっと面白いことがしたい」「もっとチャレンジしたい」「もっと学びたい」といったものが成長の意欲です。
これも逆の立場になって考えてみると分かりやすいと思います。
知識が豊富な人と知識が全然ない人、どちらの言っていることのほうが信頼しやすいですか?
日頃から何かを学んでいる人と、何も学ばずただ毎日を過ごしている人、どちらの言葉のほうが重みがありますか?
具体的なところでいいますと、「実績」「成果物」「日頃の行動」によって信頼を得ていくことができますが、これだけでは「信頼」だけでなく「依存」や「洗脳」を引き起こすことがあるので、上の2つと組み合わせるともっと強力な信頼に繋がります。
信頼を得ることが大切だからこそ何よりも嬉しい言葉
今回は「信頼を得る方法」の記事を書いているのですが、ビジネスでの人間関係、そしてプライベートでの人間関係において、僕は「信頼関係」を一番大切にしています。
今現在、大きくわけて2つの仕事をしています。
1つは、今ご覧いただいているブログ繋がりのお悩み根本改善や生きづらさ解放のセッション、目標実現の達成サポートです。
そしてもう1つは、企業やフリーランスの方々のホームページ作成やマーケティングコンサルです。
仕事においては自分なりの規律を持ってやっていますので、有り難いお言葉をたくさんいただきます。
「関根さんの◯◯というお言葉で救われました」
「関根さんのおかげで変われました」
「素敵なホームページをありがとうございました」
「売上がアップしました。本当にすごいです」
こういったお言葉は本当によくいただくのですが、もちろん嬉しいです。嬉しいのですが、正直にいいますと高揚感はあまりないんですね。
僕が一番嬉しくて高揚感がある言葉というのは、「もう信頼しているので、関根さんにお任せします」と言っていただけることです。
僕は一切「このプランで依頼があるように仕向ける」といったことをしません。
単発のセッションをお受けになられた方で、「私は今後どうしたら良いでしょうか?」と質問される方が多いのですが、僕は相手によっては平気で「◯◯さんは、継続したセッションを何が何でも受けなければいけないという状況ではないと思います」と言います。
もちろん、生きづらさを99%無くしていくという目的、何らかの目標を是が非でも達成させたいということであれば、専用のセッションをお受けいただいたほうが良いのは事実です。
ですが、1回のセッションで解決の糸口を見つけ、あとは自力で生き方を変えていく力のある人に対して、今すぐには必要のないサービスを売りつけるのは僕の中ではあり得ないことです。
「もう信頼しているので、関根さんにお任せします」といった言葉をいただくと、より一層の責任と、お任せしていただいたことを後悔させないように、より価格以上の価値を届けたいと思うようになります。
相手の性格、相手の状況、相手の向き不向きを冷静に忖度なく分析し、無料有料問わず、相手に合ったものを提案するというのが僕の中での美学です。
良好な人間関係は信頼を得ることから
序盤でお話した「信頼を得る3つの方法」を僕は実際に徹底して行なっています。
良好な人間関係を築いていくためには、信頼関係、つまりまずは信頼を得ることから始めていくことが望ましいです。
信頼は「好き」にも繋がり、
信頼は「愛」にも繋がり、
信頼は「仲間」にも繋がり、
信頼は「お金」にも繋がり、
信頼は「組織力」にも繋がる。
あらゆる人間関係は信頼からその先の何かに繋がります。
自分自身が他者からの信頼を得るために何をしているか、もう一度自分自身の行動を振り返ってみましょう。
もし、今回解説した3つの方法が行えていなければ、今日からでも強く意識し実行してみてください。
少しでも行動のヒントになればと思いますので、僕がいろいろな情報、ノウハウ、スキル、テクニックを無料でブログで解説している理由を最後にお話しますね。
すでにお分かりの方もいらっしゃると思うのですが、「信頼を得るため」です。
僕の中では「信頼を積む」と捉えているのですが、自分が知っていること、エンパスという能力を通じて感じること、学んだこと、気付いたことを出し惜しみせずにバラまくことで、それが少しずつ誰かにとっての信頼に変わっています。
とはいえまだまだ。
「信頼を積んだ分」がお金にも直結すると思っていますので、もっともっと信頼を積めるようにどんどん積極的に行動していきます。
信頼を得る、信頼を積むという行為は、自己価値を高めるものでもあるということに気が付きました。