こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
大人気なく彼に八つ当たりしてしまったり、我慢しようと思っても自分の気持ちを優先させてしまったり、恋愛といっても自分自身の心の在り方で悩む人が大勢います。
嫌われたらどうしようという不安、この先も彼は自分を愛してくれるのだろうかという不安、自分は恋愛できるのか?という不安などなど、恋愛にまつわる不安を多く抱えているかもしれません。
恋愛の不安を消し去るためには自立することが大切なのですが、今回は恋愛における自立についてお話していきます。
自立とは?
まず、自立の意味から見ていきましょう。
他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に自立する」引用:goo辞典
もっと噛み砕いてわかりやすく言うと、依存をせずに自分自身の存在を確立させることです。
過去の恋人の悪口を言う人は良い恋愛が遠ざかる
過去に、相手に浮気をされて別れてしまったり、相手の暴力が原因で別れてしまったりした経験があるかもしれません。
この場合多くの人は、「浮気された!」「暴力振るわれた!」という事柄にプラスして悪口を言ってしまいます。もとはあなた自身が相手を好きになり、お付き合いすることになったはずです。
悪口というのは、相手をリスペクトしていません。リスペクトしていないということは、感謝の心も恩返しの心も持っていないということです。
「浮気された相手になぜ感謝の心や恩返しの心を持つ必要があるの?」と疑問に思うかもしれませんが、この心を持つかどうかで次の恋愛が良いものになるか、同じようなことの繰り返しになるかが決まってしまうのです。
詐欺師の手法はご存知でしょうか。
初めて騙される人よりも、一度か二度騙されたほうが詐欺師は騙しやすいのです。
なぜなら、「◯◯で騙されたあなたは◯◯してください。今後騙されないためにも私の言葉を信用してください」というように、騙された経験のある人の心理をうまく利用できるのです。
これを恋愛に当てはめるとこうなります。
「俺は浮気なんて絶対にしないよ。それに暴力を振るうなんて最低だ。浮気もせずに一生愛し続けるから、俺のところに来てほしい」と口説かれたら、女性の心は動きやすいのです。
つまり、「私のつらさをわかってくれた。この人なら信用できるかも」という心理になりやすいのです。
この時点で相手が良い男か良くない男かどうかはわかりませんが、浮気する気満々の男、体目的の男、金銭を要求してくるような男に惚れてしまう可能性があります。
こうなればいつまで経っても良い恋愛も出来なければ、不安も消えることはありません。
こうならないために、過去の恋人の悪口を言うのではなく、リスペクトの心を持ってほしいのです。
過去の恋人の悪いところに目を向けるのではなく、良いところをひとつでも多く見つけてください。そして、終わった恋愛だからどうのこうのは考えずに、感謝と恩返しの気持ちを持ってみてください。
コツコツと自分磨きをすれば不安は薄れる
試験勉強をイメージしていただきたいのですが、まったく勉強せずに試験に挑めば誰でも不安です。
しかし、毎日コツコツと勉強して試験に挑めば「これだけやったからきっと大丈夫。自信を持ってがんばろう」という気持ちになり、不安はかなり薄れています。
自分磨きも同じです。
見た目でわかる部分にかかわらず、目には見えない部分の自分磨きをコツコツ続けていけば、恋愛の不安も薄れていきます。
・感受性
・忍耐力
・心の余裕
この3つはとくに恋愛に役立つスキルです。
自分の気持ちばかりが優先してしまえば嫌われますし、我慢ができなければ話し合いの前に相手を責めてしまいます。そして心の余裕がなければ視野が狭くなり、相手が窮屈に感じてしまいます。
過去の恋愛はすべて学びである
見出しにあるように、「過去の恋愛はすべて学び」と思える人は今後素晴らしい恋愛ができる要素を持っています。
経験から得たこと、成功体験、失敗体験などなど、すべてが学びであり無駄なことはひとつもありません。そこにまずは自信を持ってください。
浮気をされたことがあるからこそ自分は絶対に浮気しないと思えたり、暴力を振るわれたからこそ相手の特徴に気づけたり、つらい経験にはそれなりの次に繋がる価値になっています。
「あいつのせいで人生が台無しになった」「私の2年間は無駄になった」というような気持ちは自立できていない様子で、厳しいようですが幼稚です。リスペクトの話でもしましたが、「勉強させてもらった」「良い経験できた」と感じ、次のステップに進む準備をしてください。
過去を憎しむ人、悪口ばかりを言っていて誰があなたを愛してくれますか?
本物の愛を掴み取るのはそう簡単なことではありません。良い恋愛をするために、そして素敵な結婚生活を送っていくためにまずは不安を消し去りましょう。