こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
メンタルブロックとは、心の中で無意識にはたらいているブロックやブレーキのことをいいます。
幼少期に味わった経験、家庭の教育などで知らぬ間にこのメンタルブロックが作られると言われています。
例えば、家庭が貧しく、母親が「うちにはお金がないのよ。でもね、悪いことしてお金を稼ぐぐらいなら、貧乏なほうがいいわ」といった口癖があったとします。
子供にとって母親による影響は強いので、子供は子供ながらに「そういうものなのか」「お母さんがそういうからそうなんだ」と思うようになってしまうんですね。
それでこの子が大人になったときに、「お金を稼ぐのは悪いことなんだ」「お金を稼いでいる人は悪い人なんだ」という強い思い込みがあると、実生活においても当然「お金に苦しむ暮らし」や「楽にはならない生活」を送ってしまうことになります。
これがメンタルブロックの形成から今に至るまでの流れです。
このブログにたどり着いた方は、メンタルブロックと向き合っている方や頑張ってはいるけどなかなか悩みが解消されない人が読んでいると思います。
だからこそ、一度正しい知識をしっかりと身に着けていただきたく思っています。
間違った情報を間違った方法で捉えてしまうと、より悩みが深くなったり、迷ったりしてしまいます。「心」や「マインド」であればあまり苦手な分野はないのですが、メンタルブロックはかなりの得意分野ですので、じっくり読み解きながら解説していきますね。
どうか5分ほど僕に時間を投資してください。
メンタルブロックの根本と本質
まず、今回のプロトタイプは僕が先日つぶやいたこちらのツイートです。
メンタルブロック解除というのは、物理的なものではなく、強制的なものではなく、「そうか」と気付くこと。
これを自分が気付けるようになるまで、繰り返し学ぶしかない。
ちなみにメンタルブロック解除のスタート地点は「自分と向き合うこと」です。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) February 8, 2020
冒頭でメンタルブロックの意味と、メンタルブロックが形成される流れをお話しましたが、まずこちらをきちんと理解していただくとこの先がスムーズです。
メンタルブロックの種類というのもあるのですが、根本はひとつだと思っています。
それは「自己肯定感」や「自己重要感」といった自分自身にダイレクトに繋がっているものです。
ここでは「メンタルブロック」と表現しますが、この言葉がしっくり来ない人は「間違った思い込み」と認識してください。
先程、メンタルブロックの種類があるとお伝えしましたが、具体的には「お金のブロック」「人間関係のブロック」があります。
とはいえ、心は繋がっています。
このあと、正しいメンタルブロック解除や外し方を詳しく解説しますが、今八方塞がりに感じている方も、正しい知識を身につければそう恐れることはないと思えるようになりますので、安心して読み進めていただけたらと思います。
正しいメンタルブロック解除や外し方とは?
先に結論だけサクッとお伝えしますと、
メンタルブロックの解除を自分の力でするのであれば、自分自身と向き合う時間を作り、自分を苦しめている感情(間違った思い込み)に気付き、どうすれば今よりももっと楽になれるかを、納得する(腑に落ちる)まで繰り返し考え続けること、また、学び続けることです。
自分の力では難しく、専門家(プロ)にお願いする場合は、「この人にお願いしたい」と心から思える人を見つけてください。
上のツイートで、
メンタルブロック解除というのは、物理的なものではなく、強制的なものではなく、「そうか」と気付くこと。
これを自分が気付けるようになるまで、繰り返し学ぶしかない。
ちなみにメンタルブロック解除のスタート地点は「自分と向き合うこと」です。
このようにつぶやいているのですが、ここをもっとわかりやすく深堀りしていくと、次のようなポイントに気付くことができるはずです。
- 誰かに解除してもらうものではない
- 自分と向き合わなければ始まらない
- 腑に落ちるまで繰り返すしかない
- ステップバイステップであること
気付くことができたときの言葉はなんでも良いです。ツイートのように「そうか」でも良いですし、「そういうことだったのか!」でも良いですし、「私、何してたんだろ」でも良いです。
自分の中で腑に落ちて、「こうしても良いんだ」「こう考えても良かったんだ」と思うことができれば、メンタルブロックの解除へと確実に進み出せています。
僕のセッションではメンタルブロックの解除も当然のようにカリキュラムに含まれているのですが、僕が「ぷいっ」と何かの魔法のようなものをかけているわけではありません。
自分自身と向き合うことのできる質問、自分自身の本心に気づける質問や会話を繰り広げて、まずは「自分の気持ちをさらけ出すこと」に慣れていってもらっています。
なぜ「慣れる」必要があるのかというと、私たち人間は、防衛本能が働いて、自分の弱みを人に隠そうとする力が働いてしまうからなんですね。
自分自身のメンタルブロックに、自分の脳は気付いていなかったとしても、心(無意識)は気付いている(分かっている)ので、無意識に隠してしまいます。
ですから僕の役目は、メンタルブロックを引き出し、そのメンタルブロックを深く読み解くことです。
もっとわかりやすくいうと、相談者が自分のメンタルブロックに気付けるようにアプローチし、そのメンタルブロックを持ち続ける意味があるのか、苦しい現実はそのメンタルブロックも影響しているという根拠をお伝えし、最後に解除に役立つアプローチをしています。
幸せをつくりますか?不幸をつくりますか?
少しでもヒントになればと、こんなツイートもしました。
ちなみに結構多いのが、喧嘩したとき「どうせ俺なんて」というメンズ。この口癖だとすごく分かりやすいですが、「自己価値が低い」と思い込んでいるわけですね。
自己価値が低いから自分にも相手にもイライラして虚勢を張ったり、腹の底を読まれないように自分を偽る。
心だけは隠せないのですよ。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) February 8, 2020
人の根本を読み解けば、その人がなぜその性格なのか、なぜその発言をするのか、なぜ今不幸なのか、なぜ幸せになれないのかが手にとるようにわかります。
いくら自分のことを隠そうとしても、脳で心を隠せるほど心のパワーは弱くないので、一所懸命隠しているつもりでも心は隠せません。
ここでいう「脳」は顕在意識、「心」は潜在意識です。
とくに言葉に生き方やメンタルブロックが表れます。
こう言ってはなんですが、人の言葉を見聞きして、「幸せを作っている人なのか」「不幸を作っている人なのか」がすぐに分かりますが、当事者はなかなかそれに気付いていません。
あなたが「不幸を作っている人」ではないことを願いますが、もし「もしかしたら自分はそうなのかも」と思うのであれば、「幸せを作っている人」になれるように、じっくりと自分と向き合う時間をつくってください。
「でも」「だって」「しょうがない」を言うのは簡単です。
確かにどうにもこうにもしょうがないことはあると思いますが、それもこれも自分自身のさじ加減でしかないのです。
僕も人間ですから、「でも」「だって」「しょうがない」がついつい頭に浮かんでしまうことがあります。
こんなとき、「自分の悩みは誰かにとっては悩みにもならないかもしれない」と思い、もっと柔軟に捉えられるようにめちゃくちゃよく考えます。
とにかくひたすら考えます。悩みの細分化、悩みを作り出している原因、目指す場所や目的などなど、細かく読み解いていくことで解消できます。
上の記事は僕の行動を正してくれる自戒の言葉を書いていますので、もしよろしければ精神力アップ、思考力アップに役立ててください。
怪しい自己啓発や宗教の勧誘でもよく使われている言葉なので、あまり言いたくはないのですが、とにかく「自分自身」です。自分に甘くするのも、厳しくするのも自分で自由に決められます。
そして、それによって起きた出来事(現在・未来)に対して自分で責任を取るようになっていますから、良い未来を作りたいのであれば、正しい方法でメンタルブロックを解除し、「自分の人生」を楽しんでください。