こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
あなたは自戒の言葉を持っていますか?
もし、以下のような悩みがある方は、今回の記事はとても役に立てると思います。
- 自信がない
- 自分がない
- いつも人に合わせてしまう
- 嫌われないように振る舞ってしまう
- 自分をアピールするのが苦手
- 人に流されやすい
- 成長したいのにできない
- 決めたことが続かない
- 将来が不安
- 過去を引きずってしまいがち
- いつもネガティブ思考
- プライドだけは高い
これだけネガティブなことをリストアップするとここでまた凹んでしまいそうな勢いですが、今はどんな弱い自分がいようがそれを否定しないであげてください。
というのも、このような悩みや不安を抱えてしまった原因は、あなたのせいではありません。
心理学や脳科学、さらにはスピリチュアルの世界でも言えるのですが、「このように思い込まされた」しまったのです。
多くの場合は、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、学校の先生などの子供にとっては影響力のある人です(だいたいは両親)。
もちろん、ご両親や周りの人も悪気があったわけではありません。
ですから、「あの野郎、私をこんな風にしやがって・・・」と思わないであげてください。憎しみの気持ちはものすごいエネルギーを使うので、こんなところでエネルギーを使うのはもったいないです。
僕もあなたと同じような悩みを抱えていました。
嫌われないように嫌われないように・・・
特別、新年の豊富のようにテーマを決めていたわけではないんです。
ですが僕の心の中ではいつも自動的なテーマがありまして・・・
そのテーマが、
嫌われないように良い人を演じよう!
ここはひとつ、誰かの意見に従ってみよう!
こんな感じだったんですね。
それでいてものすごいプライドが高かったので、
●自分の弱みを見せない
●誰かになにか言われるのが嫌い
●なのに、自分が決めた規律を守れない
というおまけ付きでした。
その結果、
何もかも思い通りにいかねぇ!!
生きづらさMAX!!
という僕のできあがり。
上の記事に詳しく書いてありますが、僕は幼少期からHSPでさらにはエンパスという生まれ持った気質+増幅した気質があります。
関根家の男性陣(父、兄、僕)はみんな繊細ですし、精神もひ弱。これはもう遺伝です(ちなみにみんな色白ってところも似ました)。
生きづらさを増幅する問題点
冒頭で「このような悩みや不安を抱えてしまった原因は、あなたのせいではありません」とお伝えしましたが、僕のように遺伝的な部分もありますし、幼少期の体験や両親の口癖などによるすり込みも影響します。
両親が口癖のように「お金は本当に人を変えてしまうよ」なんてことを子供に伝えていたら、子供はその言葉が無意識の領域に入り込んで、そう思い込んだまま成長してしまいます。
すると「お金を持ってはいけない」「お金を稼ぐのは悪だ」と思うようになり、いつまで経っても生活が楽にならなかったり、無駄なものを買って消費ばかりする生活になったりします。
このように思い込まされてしまった自分を苦しめる思い込みや、今感じている生きづらさというのは、歳を重ねると増幅してしまうんですね。
これを「固定観念」や「思考グセ」と言ったりします。
若い人はまだ脳が柔らかいので新しいことを取り入れようとしますが、歳を取れば取るほど「これはこういうものなの!」と頑固なまでに頭が固くなってしまいます。
時代、世代というのもありますが、できることなら今からでも人生を豊かなものに変えていきたいですよね。
ただ問題点は、増幅してしまっている間違った思い込みをどう正していくかです。
この方法を見つけました。
さて、どんな方法だと思いますか?
拍子抜けしてしまうかもしれませんが、ものすごくシンプルです。
答えは「訓練」です。
僕はこの訓練をして自分の自律や規律を育てていくことをセルフプロデュース力と呼んでいます。
自分を変えられるのは自分だけ!
セルフプロデュースというのは「自分で自分を変えていく」や「育てていく」という意味があります。
というのも、自分を変えられるのはどうひっくり返って考えても「自分だけ」なんです。
「そんなことない!誰か他の人でも変えられるでしょ!」と思うかもしれませんが、では、良い人や良い本に出会ったとします。
学んだものを実際に脳や心に落とし込んでいくのは誰がやらなければいけませんか?
学んだものを行動に移すのは誰でしょうか?
こう考えると、本質的な部分は「すべて自分」ということになります。
つまり、自分の弱い部分を自分がしっかりと認め、理解し、自分が自分を育てる視点を持つことが大切です。
これがセルフプロデュースです。
そこで僕は、弱い自分を断ち切るために「自戒の言葉」というものを持つようになりました。
「自戒」というのは、自分を戒めるという意味があり、「戒める」は「誤りのないように注意を与える」という意味があります。
自分に自信がないなら、弱い自分が出たときに自信を持たせることができれば最高ですし、決めたことをすぐに諦めそうになったら、自分を今一度奮い立たせることができれば、少しずつ「無意識」や「思考のクセ」が変わっていきます。
では、どんな自戒の言葉を持つと良いのか。
これには向き不向きやあなたの今現在の精神状態がありますので、「コレ!」というものはありません。
そこで、僕が自戒の言葉として念仏のように唱えているものを状況別に紹介させていただきますね。
関根の弱い部分を消し去る自戒の言葉
あなたにも、あなたにピッタリの自戒の言葉を作りながら読んでいただきたいので、ルールだけ確認しておきますね。
目的は「自分を戒めること」「奮い立たせること」「弱い自分を断ち切ること」といった自分自身に関することが目的になりますので、キレイな言葉やかっこ良い言葉じゃなくても良いです。
ダイエットで心が折れそうになったとき
はいはい、でたでた。
いいんじゃない?食べたら。はい、言い訳はなんですか?
自分はダイエットできる。
でも、ここで負けたら昔の自分に戻ってしまうぞ。
自分自身のそのときのマインドによって使い分けるのですが、わざといやみったらしく自分に語りかけたり、お前だったらいけるぞ!と奮い立たせる言葉を語りかけたりしています。
イライラする出来事が起きたとき
人のせいにするのは良いけど、すごく惨めに見えるよ?よく考えてみて?自分の責任じゃないの?
スーッと反省の気持ちが芽生えます。感情が優先していると根本部分にはなかなか気付けないものですが、冷静に理性で考えると「そうか、確かにこれは自分の責任だわなぁ」と気付かせられます。
訓練の結果もあり、お陰さまで今ではイライラすることがほとんどなくなりました。
クライアントの相談を受けているとき
お前ごときが出し惜しみなんて一切するな!
時間の許す限り、なんなら時間をちょっと超えたとしても全力を出し切れ!
傲慢さや不必要なプライドを消し去るための自戒の言葉です。
有名人でもない普通の僕がこの仕事で生きていくためには、出し惜しみせずに1人1人とじっくりと向き合い、毎度全力を出すことが絶対条件なんです。
決めたことを諦めそうになったとき
また自分に負けるんか!
たいした男じゃないな。自分が決めたことなんだから納得の行く最後の最後まで頑張りなよ。
新しい習慣を作ったり、新しく何かにチャレンジしたときには今でもよく使う自戒の言葉です。
ダイエット時の自戒の言葉もそうですが、このような自戒の言葉のおかげで「やる!」と本気で決めたことは達成するまでやり通すことができるようになりました。
ネガティブな感情になったとき
ダメダメ、また悪いところ出てるよ!
何でも楽しみなさい?嫌なら何もかも辞めなさい?
さぁ、笑え!
疲れてきたり、思ってた通りにならなかったりすると、結構凹みますよね。
そんなときに僕が今する行動は、
●妻と何気ない会話をする
●お散歩に行って切り替える
●感動を思い出す
●有り難みや幸せを数える
これです。
これをすると、スーッとネガティブな自分が消えて、「やるべきことをやろう!」とポジティブに変化させることができるようになりました。
自分にプレッシャーを与えるのもOK
僕が実際に今でもやっている自戒の言葉をいくつか紹介させていただきました。
おまけと言いますか、こんな方法もあるよ!という紹介ですが、自分自身にプレッシャーを与えるという手法もOKです。
例えば、僕は先日こんな記事をアップしています。
要約すると、1ヶ月で3キロ、3ヶ月で9キロ痩せるよ!絶対にクリアできる自信あるんだよ!という記事なのですが、これは90%の自信と10%のプレッシャーを与えるために書いています。
これで達成できなかったらものすごく恥ずかしいと思いませんか?
これも僕の中ではひとつの自戒なんですね。
ちなみに上の記事では、途中経過も書いています。
あなただけの自戒の言葉を作りましょう!
最後にもう一度だけおさらいです。
- 自信がない
- 自分がない
- いつも人に合わせてしまう
- 嫌われないように振る舞ってしまう
- 自分をアピールするのが苦手
- 人に流されやすい
- 成長したいのにできない
- 決めたことが続かない
- 将来が不安
- 過去を引きずってしまいがち
- いつもネガティブ思考
- プライドだけは高い
このような方は、ぜひ今日、今すぐに自戒の言葉を作りましょう。
明日やろうとしたら忘れてしまい、何も変わらない毎日です。生きづらさも変わりませんし、自分のことを益々嫌いになってしまう出来事が起きてしまうかもしれません。
たった一人で行なうのは心細いかもしれませんし、これで良いの?と不安に思うかもしれません。
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