「自分の人生なんだから好きなことしなさい」に洗脳されてはいけない。

生きづらさ・不満

こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。

好きな彼に尽くしていたり、振り回されていたりして、それを親や友達に相談すると「自分の人生なんだから好きなことしたら?」と言われることがあると思うんですね。

そう言われると、「あぁ、やりたいこととか好きなことってなんだろうなぁ。そんなこと出来てない気もするなぁ」と思ってしまいがちです。

 

まぁ、、成功者や著名人なんかもこう言うことが多いので、それに影響されてネットやSNSでもみんなこう言うんですよね。

ですが、これは実は「悩みの種」を植え付けられていると僕は思っています。

みんながそう言っている、でも自分は好きなことややりたいことが出来ていない気がする。どうすればいいんだろう…と悩んで、無気力になったり悩み疲れを起こして毎日がつまらないものになったりしてしまうんじゃないかと。

 

やりたいからやっていることに気づくこと

こんなツイートをしました。

好きな彼にイヤイヤ尽くしているのであれば、それはそれで問題です。

ですが、好きな彼にイヤイヤ尽くしている人はいないはずですし、好きな人にもっと好きになってもらいたいというポジティブな感情、または好きな人だからこそ尽くしたいという1つの愛の形だと思います。

こういった自分自身の中から湧き出た気持ちを忘れて、誰かの声に反応してしまうから悩みます。

 

尽くしたいのは自分がそうしたいからやっている、ここに自信を持てるかどうかだと思うんですね。

周りの人は、『誰かに尽くしてそれが報われなかったらどうするの?』とか、『自分の人生なんだから自分に尽くしなよ』と親切心でアドバイスしてくるかもしれません。

それを一個人の価値観として受け取るか、自分に尽くしていない自分がおかしいとして受け取るか、悩む人と悩まない人との差はここなんじゃないかと思うんです。

 

振り回される人生ってそこそこ価値がある

「嫌われたくない」という強い気持ちから周りに良い顔ばかりをして振り回されている人もいると思います。そんな自分に嫌気が差しているのであれば、改善したほうがいいです。

ですが、これからお伝えする別の視点を受け取ったあとに改善するかどうかを決めていただきたいなぁと。

誰かの役に立てること=自分にとっての幸せ

理想論で言えば、自分には自分の人生があって、誰にも左右されずに本心から人生を楽しむことができるなら、それが一番なのかもしれません(僕はそうは思いませんが)。

 

この点について話し出すと長くなってしまうのでここではザックリと話しますが、両親や周りの大人の教育や家庭環境によって好奇心を詰まれてしまった人は、好奇心だけでなく向上心すらもそう簡単に持てないこともあります。

オリンピック選手や一流の起業家のような才能、または成果に関わらず自分のやりたいことを貫ける人もいますが、こういう人のほうが少ないのかもしれません。

「自分には才能がない」「やりたいことがわからない」という本音があることが多いですからね。

 

「誰かの役に立てること=自分にとっての幸せ」というひとつの価値観を僕は大切だと思っていて、それが自分にとっての大切な人や好きな人であれば、どんどん尽くしたり、振り回されたり、自分の時間を奪ってもらって良いと思うんです。

それで相手が喜んでくれたり、相手の未来のためになることであれば最高じゃないですか!

「感謝されること」って自分自身を高める大切な瞬間ですし、感謝してもらえるから誰かに感謝することも学んでいけるんじゃないかと思います。

 

「誰かの役に立てることが自分の幸せなんです」って胸を張って言える人ってめちゃくちゃ少ないと僕は感じていて、その理由の1つに、「それって振り回されてるだけじゃ…」といった批判や、「自分のやりたいことが見つからないだけだろ」「嫌われたくないだけじゃないの?」と揶揄されることを恐れてしまっているんじゃないかと思うんですね。

だから敢えていいますが、「尽くすこと」や「振り回されること」が自分にとって心地よかったり、誰かの役に立てることに喜びを感じられるなら、もっと誇りを持ってそれを貫いてほしいですし、「それが私の生き方だから」と自信を持って生きてほしいなぁって思いますね。

 

それでも悩むならパーセンテージの調整をすればいい

それでも「これでいいのかな?」と悩む人も少なからずいると思うんですが、そんなときはパーセンテージの調整をオススメしています。

どういうことかと言いますと、今が「誰かに尽くす」や「振り回される」に100%全振りされているのであれば、まずは10%〜20%だけでも、「自分自身」の時間や感情を大切にしていくという考え方です。

 

自分が興味あること
行きたい場所に行く
後回しにしてることをする

 

どんな些細なことでも良いので、自分の気持ちとして湧き出たことを実践するというのは大切なことです。

あとは、「誰かを誘って自分の行きたい場所に行く」とかもありですね。「受け身」と「攻め」のパーセンテージとして捉えていただいても良いので、とにかく受け身100%の状態からは改善していく意識を持っていただけたらと思います。

 

嫌われたくないという気持ちが強すぎる人や、強い依存心が影響して不安を日常的に抱えてしまうような状態であれば、それはまた別の問題ですので、下にオススメの記事を貼っておきますね。

 

また、クライアントとの実際の相談の様子を許可をいただいて掲載している記事もありますので、相談の内容や回答を改善のヒントにしていただけたらと思います。

 

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関根 浩平

関根 浩平

生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。1対1でガッツリ語り合うセッションとコンテンツ発信に力を入れ、2014年から総勢1021人以上の方々を問題解決へと導く。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。強みを活かして企業やフリーランスの方々のホームページ制作もしてますが、WEBデザイナーではないのです。

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関根 浩平

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生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。

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