こだわりが強い人や完璧主義者は病みます、疲れます。

価値観・考え方・捉え方

こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。

今回は、こだわりが強い人や完璧主義者は病むし、疲れるよというお話をしていきます。

実際に僕自身が結構こだわりが強くて、なおかつ完璧主義者だったんですね。

昔の僕はどんな感じだったのか、そして無用なこだわりを消し去り、完璧主義者から卒業してどう変わったのか、またどのように変えていったのかをシェアしたいと思います。

 

こうじゃなきゃいけない!という強迫観念の憑依

こだわりが強い人は、「こうじゃなきゃいけない!」と思っていることが多いんですが、これはあくまで自分ルールであって、他人からみると本当にどうでもいいことばかりだったりしますよね。

僕は21歳のときに独立しましたが、そのとき強く強く思っていたことがあります。

 

代表者だから丁寧な言葉を使わなきゃいけない
代表者だから真面目じゃなきゃいけない
厳密なルールを作らなきゃいけない

 

芸能プロダクションと音楽レコードレーベルを立ち上げたので、今みたいに自由に一人でできる感じでもなかったんですね。

だからこそのルールといいますか、こうじゃなきゃいけないっていう思い込みに支配されていました。

それでいて完璧主義者だったので、これが思うようにいかないと結構引きずるんです。「あ〜、なんでこう思うようにできないのかなぁ」と。

僕の場合、頭でイメージできたことはたいていできるのですが、完璧主義が当たり前になってくると、イメージだけが先走りすぎて、いわゆる「理想が高い状態」になってしまうんですね。

 

こうなるとストレスが溜まり、ストレスが溜まると心に余裕がなくなり、心に余裕がなくなると本来の自分じゃない自分で生活いかなければいけなくなります。

そのときはなかなか気づかないものですが、これがなかなかしんどいもので。

 

コーチ・コンサルになっても解けない魔力

この「思い込み」や「完璧主義」というのは、一度ハマるとそう簡単には解かせてくれない魔力的なものなんですね。

「完璧主義をやめたい」と頭では分かっていても、長年蓄積された思考(潜在意識)が優位に立つので、パワーの弱い普段の意識(顕在意識)は到底及びません。

なので、気づいたらまたなにかを思い込んでいたり、完璧主義に戻っています。

 

2014年から僕が生まれ持った気質であるエンパスを使って、カウンセリングやコーチング、そしてマインドコンサルをスタートしましたが、ここでも「思い込み」や「完璧主義」は解けません。

といっても、なぜだか自分のことじゃなく、人様のことになるとすごく冷静に客観視できるので、「こうだ!」という決めつけをすることもないんですね。

 

僕が苦しんだのは自分自身のこと。

たとえば、「仕事とプライベートを分けたいから、スマホは2台必要だ!」とか「連絡は、電話かメールにすべき」みたいな思い込みですね。

今の僕はこう考えます。

 

仕事もプライベートもあなたの場合、同じでしょ?分ける必要あるんか?

電話はいいとして、テキストを送るっていう意味ではLINEでも一緒じゃんか。

 

こんな感じなんですね。

実際に今はセッション専用のスマホを持っていますし、テキストもメールが多いです。ですが、いつでも解約OKですし、お客さんとLINEでやり取りすることも多くなりました。

お硬い役所の仕事でもあるまいし、会社といえど、僕という1人の人間とお客さんという1人の人間同士のお付き合いなので、連絡手段なんてどうでもいいんです。

目的は、「お客さんが行動し、成功体験をし、人生の好転や悩みを根本から改善すること」なんです。

 

こだわりすぎると目的を見失う

「お客さんが行動し、成功体験をし、人生の好転や悩みを根本から改善すること」

僕が目的としていることはこれに尽きます。

ですから、この目的に関係すること以外は、正直どうでもいいんですね。とくに僕の中でのこだわりなんて1ミリも大切じゃなくて、お客さんからしたら「そんなのどうでもいいです」状態だと思います。

 

自分ルールを持つことは大切なことだと思いますが、あまりにこだわりすぎたり、柔軟性がなさすぎたりすると、目標や目的を見失います。

途中で「あれ?自分はなんのためにこれをしてるんだ?」と気づくわけですね。

 

僕は人よりも少し方向音痴だと思っていて、車に乗るならカーナビをよく使います。

昔は、知らない土地に行くときに「間違ったらどうしよう」「どうすれば早く着くかな?」なんて考えていました。これはある意味父親の影響があって、父がこういうタイプの人なんですね。

ですが、僕は時間に追われるトラックの運転手さんではありません。

つまり、車に乗るときの目的は、「早く着くこと」や「道を間違えないこと」ではなく、「安全に目的地に着くこと」です。

 

なので、今の僕は事前に道のことを考えるのも一切やめて、1分でも早く着くことを考えるのをやめて、「わかるところまで近道で行って、あとはナビ通りに行ーこうっ」しか考えていないんですね。

父と道の話をすると、「あそこの道路のほうが早いよ」「この道行くとあそこに出るよ」なんて言われたりするのですが、ストレスになるので、「そうなんだ!でも、覚えるのしんどいから、ナビ通りに行ってみるよ(笑)」と言います。

 

父も親切心で教えてくれるのでないがしろにはできませんが、やんわりと「道の話は嫌いなんです!」と伝えています(笑)

 

早く着く道でも道を間違えなかったとしても、事故を起こせば本末転倒。

目的を果たせなくなってしまいますから、ストレスを回避するための自分ルールを作っています。

おかげさまで、今は無意味なこだわりはほとんどなくなり、多くのストレスから解放されました。間違いなく視野が広がるので、感性もより豊かになります。

 

こだわりが強く、完璧主義な人はこうしよう

現に今、こだわりが強くて完璧主義な人もいると思うんですね。

このまま続けていくとどんどん疲れますし、終いには病むかもしれません。

少しでもこだわりや完璧主義を緩和させようと真剣に思う方は、一度、自分の中での「こだわり」を洗いざらい書き出してみてください。

その上で、本来の目的を冷静に考え、これまでの自分の行動に対し「果たしてそれは本当に必要なのか?」を自問してみてください。

 

ステップ1:自分の中でのこだわりを書き出す
ステップ2:目的を冷静に考え、設定する
ステップ3:これまでの行動は本当に必要か?を自問する

 

まずは練習でこのステップを踏んでみてください。

何事にも練習は必要なので、これを繰り返していくことで柔軟性が芽生え、心の縛りが解放され、生きるのがグッと楽になります。

 

病んでしまえば取り返しのつかないことになるかもしれません。無気力になってしまえばなにも楽しめず、人生がつらいものになってしまいます。

自分をコントロールする術を覚えて、自分カスタマイズをしていきましょう。

 

メンタルケア・マインドコンサル

 

 

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関根 浩平

関根 浩平

生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。1対1でガッツリ語り合うセッションとコンテンツ発信に力を入れ、2014年から総勢1021人以上の方々を問題解決へと導く。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。強みを活かして企業やフリーランスの方々のホームページ制作もしてますが、WEBデザイナーではないのです。

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関根 浩平

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生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。

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