こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
見る人が見たら、なにを当たり前の話をしているんだと怒る人もいるぐらい当たり前のお話があります。
●種を蒔かなければ実らない
●粗悪な種を蒔けば粗悪なものが実る
●中途半端に種を蒔けば中途半端なものが実る
誰もがわかっていることなのですが、私たち人間がついつい忘れてしまいがちなことなんですよね。
たとえば「お金持ちになりたい」と思ったとします。今あなたが20代か30代か40代か50代かはわからないのですが、現在の延長線上ではお金持ちになることは残念ですができません。
「ふざけるな!」と思われてしまうかもしれませんが、これはどうしようもないことなのです。
お金持ちは必ずなにかを仕込んだ人
仮に今あなたが30代だったとして、20代の頃には「お金持ちになりたい」「お金をたくさん稼ぎたい」と思っていたと思うのですが、今はどうでしょうか?
その原因が今回のテーマにあるように「どんな種を蒔いているか」または「そもそも種を蒔いているか」なのです。
今現在、お金に余裕がある人は必ずどこかのタイミングでお金を稼げる種を蒔いた人なんですね。
これが必要だと確信し勉強を始めたかもしれませんし、勉強を始める前にすぐに行動に移したかもしれませんし、投資のように仕込みをしたかもしれません。
必ず何らかの種を蒔いています。
種を蒔かなければ実らない
庭にキレイなお花を咲かせたいと思ったあなたはどうしますか?
種や苗を植えますか?
それとも、「お花咲かないかなぁ。あそこに奇跡的に咲いてくれたりしたら嬉しいんだけどもー」と頭を悩ましますか?
もちろん、種や苗を植えなければお花は咲きません。いくら悩んだところでキレイなお花は咲いてくれません。
では、お金持ちになりたいと思ったあなたはどうしますか?
お金になる種を仕込みますか?
それとも「お金持ちになりたいなぁ、どうしようかなぁ」と抽象的に悩み続けますか?
このように考えてみるととてもシンプルだと思います。
粗悪な種を蒔けば粗悪なものが実る
腐っているお米の種を植えれば、粗悪な稲になり、粗悪なお米ができあがります。
この考え方もとても大切で、どんな種でも良いからただ蒔けば良いということではないんですね。
たとえば、憎しみ、妬み、嫉みの種を蒔いた人は数ヶ月〜数年後に憎しみ、妬み、嫉みが実ります。いつまで経っても人をこのように思い続けているか、もしくは他人から思われているはずです。
投資でもたとえてみます。
テレビや雑誌で株価が上がっていると聞きつけた銘柄を買いました。この評論家が言っていることだから間違いない、大丈夫だと思っていても、自分が買ったときには高値で、安値で買った人は利確するためにその株を売っているかもしれません。
売りがまた売りを呼び株価はどんどん下落、結局は大損してしまいました。
これが粗悪な種を蒔けば粗悪が実るの例でもあります。
中途半端に種を蒔けば中途半端なものが実る
ここまで来ればもう解説が不要かと思いますので、シンプルに。
中途半端なことをすれば結果は中途半端なものになるということで、一番わかりやすい例でいうと「自己分析」「自己啓発」「引き寄せの法則」などを中途半端に勉強した結果、むしろ悩みが増えて自分のことがよくわからなくなってしまったなどです。
僕は自分自身を振り返ってみるとこのパターンが多かった気がしていて、興味があることにちょっと手を出してみてすぐに飽きたり、かじっただけなのにわかったような気になったりして、結果的に何も得るものがなかったなんてこともありました。
振り返ってみると「そりゃそうだよな…当たり前のことなのにバカだなぁ…」と反省しました。
因果報応を理解する
正しい行動をしていれば望む結果が得られ、間違った行動をすれば望む結果は得られない。
もしくはこうも言えます。
行動したことが正しいかったかどうかは現在を見ればわかる。
ダイエットしたい人が食っちゃ寝を繰り返していたら太るのが当たり前ですし、結婚したい人が自分と見つめ合わなければ延々結婚相手と結ばれることがないのが当たり前です。
正しい行動かどうかを確かめる方法は「学び」を繰り返していくしかありません。
そこに確信を持ってGOサインを出すことができれば、きっと望む結果が得られるはずです。
誰かのサポートを受けるのも正しい行動の指針になるかもしれませんし、自分で徹底的に学び続けることも誰かと一緒に高め合いながら学び続けることもそれは自由です。
※お金関連の場合は一人がオススメですが…。
他力本願ではなく、結局は自分自身で学ばなければ「良い実」が実ることはありませんので、因果法則をしっかりと理解することがとても大切です。
流されない、影響されない。
すぐに人に流されてしまう人、影響されてしまう人は少し注意が必要です。
これもお金に絡めるとわかりやすいと思います。
「お金持ちになりたい」という願望を持っていたとして、テレビや雑誌、または友人から「この株今買い時だよ!」と教えてもらったとします。
ここで「ほう、そうなのか!じゃあ買おう!」という安直な行動はかなり危険です。先程の話でいうと「粗悪な種を蒔けば粗悪なものが実る」と同じです。
それで損をすることになれば「テレビでこう言ったのに!」「友達がこう言ったから!」と誰かを責めるでしょう。しかし本当に責めるべきなのは自分自身なのです。
自分の成し遂げたいこと、目標、願望、欲求は流されたり影響されるのではなく、しっかりとした自己規律を持って自分自身で決めましょう。
「私がこうするためにこれをする!」
「俺はこうなりたいからこれをする!」
このように、常に自分軸で生きる(決断する)クセをつけることが因果報応でも良い果実を実らせることに繋がっていくのです。