こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
結婚されている方、夫婦仲はいかがですか?
喧嘩ばっかり、むしろほとんど口を利かないなんてことはありませんか?
喧嘩を子供の前でしていませんか?
こんなTweetをしました。
夫婦喧嘩は子供に与える影響が大きすぎます。子供が人の顔色を見ながら生活するようになったり、家に居たくないという感情が無意識に刷り込まれたり、良いことがひとつもありません。「親も人間だから仕方ない」と自分に甘えたら、いつか「どうしてうちの子は・・・」と悩むことがどんどん増えます。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) November 25, 2019
「親も人間だから仕方ない」と自分に甘えたら、いつか「どうしてうちの子は・・・」と悩むことがどんどん増えます。
このTweetを深堀りしながら、子供に及ぼす影響と子供が感じていることを詳しくお話していきます。
こんな環境、あなたはどうですか?
一度、自分が親であるということを忘れて「ひとりの女性」「ひとりの男性」としてイメージしてみてください。
いつも喧嘩し合っている人が自分の近くにいて、自分はその空間からは逃れることはできません。
誰かに助けてほしくても、機嫌が悪そうなので声をかけることもできません。
こんなときあなたは、
●こんな空間にいるのは嫌だ
●どうにかして仲裁に入らなきゃ
●空気のような存在になろう
●自分に飛び火しなきゃいいな
こんな風に考えると思いませんか?
もし自分よりも弱い立場の相手が喧嘩をしていたら「ほら、辞めなさい!どっちもどっちなんだから、ちゃんと冷静に話し合わなきゃなにも解決しないよ!」とうまく仲裁に入れるかもしれません。
では、これが子供だとしたらどうでしょうか?
子供ながらに苦しい思いをし、同じ空間にいたくないと思ってしまうのではないでしょうか。
夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響とは?
夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響を、心理学や脳科学から見ていきましょう。
子供が親の顔色を伺うようになる
これは一番わかりやすい影響だと思います。
子供の前で夫婦喧嘩をしている場合、その子供は両親がいつ喧嘩を始めるか、今機嫌が良いか悪いかを常に気にするようになります。
大まかな感情は「恐怖」です。
現在は機嫌が悪くなく喧嘩もしていなかったら子供は安心するのですが、この安心そのものがストレスを感じてしまいます。
なぜなら、この安心は感じなくても良い安心だからです。
表現が上手な子供は両親の機嫌が悪くならないように、喧嘩をしないように自分がどうすれば良いのかを考えます。
こんなことを書くのも心が痛いですが、表現が苦手な子供もいます。
この場から逃げようと思うならまだしも、「僕(私)がいるから喧嘩しちゃうんだ」と自分を責めてしまう子もいるんですね。
言いたいことが言えなくなる
夫婦喧嘩が原因で言いたいことが言えなくなってしまう子もいます。
何が理由で、何が原因で夫婦喧嘩ができているのかを理解できる子供はほとんどいませんので、こんなことを言ったらまた喧嘩しちゃうかもしれない、パパが、ママが機嫌悪くなってしまうかもしれないと考えます。
この場合、トラウマになっている場合によくあることなのですが、一度でも自分が言ったことで夫婦喧嘩になった体験があると、「言いたいことを言う」ということがトラウマになってしまっている場合もあります。
この子が大きくなったとき、どうなってしまうでしょうか?
生きづらさを感じる大人に育つ確率が高くなる
言いたいことが言えない、人の顔色を見て自分の発言や行動を決める大人になってしまうと、高確率で「生きづらさ」を感じる大人になってしまいます。
大人になる成長過程で子供に深い学びがあり、心の傷を癒やし、両親を反面教師にできた子であれば「生きづらさ」を感じずに生きているかもしれませんが、残念ながらそう多くはありません。
実際、僕のクライアントも家庭環境が悪かったという方が7〜8割以上で、今50歳、60歳の方でも生きづらくて苦しんでいる人がとても多いのです。
それでもあなたは子供の前で夫婦喧嘩を続けますか?
とても悲しくもあり、怒りも感じることではあるのですが、世の中には「子供のことなんて知らん!自分の感情なんてコントロールできないんだ!」と思っている親も多いんですね。
直接的にこう思っていなくても、「親だって人間なんだから仕方ない」と言い訳をし、子供のために良くない部分を改善しようともしない親ですね。
このような親は「毒親」と呼ばれています。
毒親に育てられた子は「アダルトチルドレン」という「子供の頃の傷が癒えないまま大人になってしまった人」に今現在なっている人が多いのです。
もしかしたら夫婦喧嘩ばかりしてしまう自分自身がアダルトチルドレンの可能性もありますので、ぜひ上の記事を一度読んでみてくださいね。
変わり始める第一歩
もし今回の記事を読んで「子供のためにも変わりたい」と思ってくださったり、分かっているんだけどどうしても改善できないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ次の質問に心の中で答えていただきたいのです。
まずはこの3つで良いので、冷静に、落ち着いて、じっくりとこの質問から自分自身と向き合ってみてください。
子供を愛していない親であればこの記事はきっと読んでいないはず。
子供への愛と自分勝手な感情、どちらが大切かを天秤にかけてみてください。
自分の状況が落ち着いたら、仕事が落ち着いたらと後回しにするのではなく、こうしている今も子供の傷は深くなっていきます。
今すぐにできることからはじめていきましょう。
いつでもお力になりますので、サポートが必要なときは僕にお任せください。