自立支援・自己実現

【毒親・虐待】アダルトチルドレンの13の原因、特徴、具体的な改善策。

2019年11月1日

こんにちは、エンパシスト兼マインドプロデューサーの関根(@cekineco)です。

ついつい自分のことを否定してしまう人、幼少期の家庭のトラウマが消えずに心に傷を抱えている人、人間関係に悩んでいる人など、なんとなく生きづらさを感じている人から精神疾患を患ってしまっている人までいらっしゃることと思います。

アダルトチルドレンという言葉を聞いたことはあるでしょうか。

もしかすると、今あなたが苦しみ、物事がうまく進まなかったり悩みを多く抱えてしまっている理由はアダルトチルドレンが原因かもしれません。

今回はアダルトチルドレンについてじっくりと解説していきますが、医学的な研究が発展途中ということもあり、尺度や解釈が少し難しいです。

ですから、なるべく噛み砕いて分かりやすく解説していきますので、最後まで読んでいただけましたら幸いです。

アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレンとは、幼少期に親から虐待や不適切な教育・育児などの過酷な環境を経験することにより、心の傷が癒えないまま大人になってしまい、トラウマからの強い自己否定、人間関係に難しさを感じてしまう人のことをいいます。

精神が不安定になりがちで生きづらさを感じやすく、精神疾患を患ってしまう人も多いのが現状です。

アダルト・チルドレン(Adult Children)
頭文字を取って「AC」と略されます。

アダルトチルドレンの診断と特徴

アダルトチルドレンの特徴として、科学的論文に掲載されたアダルトチルドレンの基準があります。

13個の特徴がありますので、ぜひご自身の診断に役立てていただけたらと思います。

ちなみに、科学的論文の元になる資料も診断と特徴の最後に掲載しておきます。

(1)私は正しいと思われることに疑いを持つ。
(2)私は最初から最後まで、ひとつのことをやり抜くことができない。
(3)私は本音を言えるようなときに嘘をつく。
(4)私は情け容赦なく自分を批判する。
(5)私は何でも楽しむことができない。
(6)私は自分のことを深刻に考えすぎる。
(7)私は他人と親密な関係を持てない。
(8)私は自分が変化を支配できないと過剰に反応する。
(9)私は常に承認と称賛を求めている。
(10)私は自分と他人は違っていると感じている。
(11)私は過剰に責任を持ったり過剰に無責任になったりする。
(12)私は忠誠心に価値がないことに直面しても、過剰に忠誠心を持つ。
(13)私は衝動的である。行動が選べたり結果も変えられる可能性がある時でも、お決まりの行動をする。その衝動性は、混乱や自己嫌悪や支配の喪失へとつながる。そして混乱を収拾しようと、過剰なエネルギーを使ってしまう。

■はい(2点)
■どちらでもない(1点)
■いいえ(0点)

以上の点数を合計し、12点以上のものはアダルトチルドレンに該当する可能性が高い。

参考:「大学生の精神保健に関する研究: 機能不全家族とアダルト・チルドレン」「アダルト・チルドレン特性と対人関係でのストレスの自覚の程度との関係-看護学生と他学科学生との比較

いかがでしょうか?

こちらがアダルトチルドレンの診断と13の特徴です。

ちなみに冒頭でもお伝えしたとおり、アダルトチルドレンは現在も研究途中のため、妥当性や信頼性については今後変更される場合もありますが、充分、参考にはなるかと思います。

アダルトチルドレンの原因は?

アダルトチルドレンの原因はいくつかあります。そしてそのほとんどが親や家庭環境に原因があると考えられていますので、ひとつずつ解説していきます。

親がアルコール依存症

アダルトチルドレンはもともと「アルコール依存症の親に育てられた子供」という意味でした。

アルコール依存症になると、頭の中はお酒のことだけになり、お酒を飲むためであれば子供を利用することもあります。そしてアルコールが無くなれば子供に暴力を振るうこともあります。

他者(配偶者や子供など)への配慮や気持ちが薄れてしまいますので、アルコール依存症の親を持つ子供が健全に育つのはとても難しいです。

暴力・虐待

暴力には、殴る蹴るなどの身体的な暴力と、過激な言葉で人を傷つける言葉の暴力(精神的な暴力)があります。

現代社会においては虐待の定義も広がりつつあり、暴力、暴言、性的虐待、子供のことを無視したり必要な医療や学業を行わせない、必要な食事を与えないなどの行為(ネグレクト/無視・放置)が虐待に含まれます。

また、意図的にDVを見せる、親の性行為を見せるといった行為も虐待に含まれます。

このような環境で育った子供は、恐怖心から嫌われないようにするためにいつも笑っていたり、良い子でいようと思うようになります。

しかし、虐待の親にはいくらかは効果的な手段や工夫かもしれませんが、社会で生き抜くため、幸せな人生を育んでいくためには逆効果となってしまいます。

「本音で話す」ことで人間関係が構築されていくことが多いので、虐待をされて育ってしまった子供は人間不信になったり、いじめの対象となってしまうこともあります。

毒親

毒親(どくおや)というのは医学的な用語でも心理学的な用語でもありませんが、子供に害となる言葉や行動をする親のことを指しています。

アルコール依存症の親、虐待をする親、自分本位すぎる親などの総称のようなものです。

意図的かどうかは問わず、子供を否定したりや傷つけたり、支配したり苦しめたりすることで、子供は精神的な問題を抱えやすくなります。

機能不全家族

家族は、一人ひとりが尊重や尊敬をし、励まし合いや協力をしていくことで学びや気づきを得ていきます。

上記で挙げたアルコール依存症の親、虐待をする親、毒親であればこうした理想の家族像を作ることができません。これを「機能不全家族」と呼びます。

アルコール依存症や虐待をしない親でも、子供の教育や成長に無関心な親もいます。一見そこまで問題がないように見受けられるかもしれませんが、これはネグレクトといって一種の虐待行為です。

思い当たる心の傷がないにも関わらず、生きづらさを感じたり人間不信だったりする場合は、この機能不全家族に当てはまることでアダルトチルドレンになってしまっている可能性があります。

遺伝性・先天性

遺伝性・先天性というのは、いわゆる「体質」です。

よく泣く子、あまり泣かない子、活発な子、大人しい子といった生まれた瞬間から備わっている体質が私たち人間にはあります。

もっと言うと、自閉的な子や集中ができない子、逆に1つのことに集中しすぎる子や理解能力が低い子もいます。

ではこの体質で生まれた子供本人が原因かというとそれは少し違います。

子供を支配したり、暴力で言うことを聞かせれば良いという問題ではありません。

子供の本質や体質を理解せずに親の思うようにさせようとすると、アダルトチルドレンを生みやすくなってしまうと思います。

アダルトチルドレンの改善に向けて

自身がアダルトチルドレンであると認識している人にとって、もしくはこの記事を読んで「自分はアダルトチルドレンかも」と思った人は、親を恨んだり憎んだりするかもしれません。

先日、僕の実体験として「HSPの原因は生まれつき?親?脳の病気?家庭環境?【僕の幼少期の体罰問題も話します】」という記事を公開しました。

ぜひそちらも合わせてお読みいただけたらと思います。

ここからは精神的や心理的に沿った改善と、僕の実体験や仕事として行なっているカウンセリング経験からの改善をお話していきますが、もしかすると現在の精神状態によっては少しつらく感じてしまうかもしれません。

ご自分の状態を確かめていただき、厳しいようであれば別日に改めて読んでいただけたらと思います。


まず、アダルトチルドレンの改善に向けて、あなたの目的や目標はなんですか?

以下からあなたの正直な気持ちを選んでみてください。いくつ選んでもかまいません。

●親のせいにすることが目標
●親に謝ってもらうことが目標
●親から何らかの支援をしてもらうことが目標
●私が生きづらさから解放されることも目標
●私が幸せに生きていくことが目標

ちなみにですが、どの目標が良い悪いというものではありませんので、正直に選んでいただけたらと思います。

ここから一緒に考えていきましょう。

良い、悪いというものはないのですが、改善や解決に結びにくいものがあります。

それは、主語が「親」になっている選択肢です。

「親軸」と「自分軸」という見方があり、主語が「親」の場合は親軸、主語が「私」の場合は自分軸です。

恐らく、多くの人の目標は「楽しく、幸せを感じて生きていくこと」だと思います。

あなたがアダルトチルドレンを改善したい、癒やしたいと思っている理由は、まさしく「楽しく、幸せを感じて生きていきたいから」ではありませんか?

シンプルに「苦しさや生きづらさから脱却したい」という思いかもしれませんが、これらを脱却することはあなたの幸せに直結することだと思うのです。

親のせいにすることで心がスッキリすることはあるかもしれません。

親から謝ってもらうことで自分の存在を認めてもらえた感覚を味わえるかもしれません。

ですが、私たち人間は、心がスッキリしても自分の存在を認めてもらえても、「さぁ、これからどうすれば良いんだ?」となりやすくなってしまいます。

親のせいにするのも、親から謝ってもらいたいと思うのも全然OKですが、これだけではなく、一度自分軸を意識して「私はどうしたい?」「私はなにがしたい?」「私の幸せってなに?」をじっくりと考えていただきたいのです。

アダルトチルドレンの人の場合、もしかすると「自分の願いなんて言っちゃいけない」と思っているかもしれませんが、言って良いのです。

親には言わなくても、自分の心の中だけで言ってあげるだけで、夢や目標が少しずつ浮かび上がってくると思います。

ここで、僕なりのアダルトチルドレンの自分自身との向き合い方についてTweetしたものを紹介します。

アダルトチルドレン。親軸で生きるか自分軸で生きるか、とても大切です。自分軸で生きたいのになぜか親軸になってしまう人もいるかもしれません。自分軸で生きる方法はただひとつ。一度親との問題を切り離し、自分の真の目標を見つけることです。目標に挑む中でいろいろと学び、気づきます。

命の緊急性等がない限り、親との問題は、目標に挑む途中でも、目標を達成してからでも良いと思います。親へのイメージも自分のイメージも今と変わっているはずですから。それでも許せないなら許す必要もないですし、許して心を解放したいならとことん向き合えば良いと思うのです。

心の傷を癒やしてから幸せに生きることを考えると、どうしても長い年月がかかり、現状維持の力が大きく加わります。だったら先に目標を作って幸せに生きる革命を自分でしていったほうがスピーディで根本改善する確率がアップする場合もあります。どう生きていきたいかが一番大切な気がします。

これが僕が一番にオススメしている改善策と自分や親との向き合い方です。

僕がアダルトチルドレンから脱却した方法

先程ご紹介した記事に、僕の幼少期の両親の教育や体罰問題についても書いていますが、僕ももれなくアダルトチルドレンでした。

今現在、100%アダルトチルドレンから脱却できているかどうかは正直なところわかりません。

ですがひとつ言えることは、「自分の好きなことややりたいことをして生きているからとても幸せである」ということだけは揺るぎない事実です。

僕は目標は「楽しく、幸せに生きること」のほかに、「唯一無二の存在になること」が人生の最終目標です。

ですから今僕がアダルトチルドレンかどうか、完全に克服しているかは一切関係がないのです。

目標に向かってただひたすら楽しんでやっていき、その道中で壁にぶつかったり悩むことがあれば、その都度向き合って考えて乗り越えていくだけ。

これしか考えていません。

きっとものすごく難しい問題も出てくると思います。

結婚生活で問題が出てくるかもしれませんし、子供のことで問題が出てくるかもしれませんし、ペットのこと、僕や妻の体調のこと、仕事のこと、どんなことで問題が起きるか予測もつきません。

僕がアダルトチルドレンやHSPで一番悩んでいるときに考え抜いた結論があります。

もう頭にきた!自分の幸せのために生きよう。そのためなら親との決別も仕方ない。いつか向き合う日が来たら向き合えば良い。だから、やりたいことをしよう。

頭にきた!というのは、誰かに対してというよりも、自分に対してです。モヤモヤやうまくいかない人生、生きづらさに疲れてしまったので、吹っ切りの言葉みたいなものです。

 

もちろん今はこのように考えられない人もいるでしょうし、僕の価値観とはまったく違う人がいるはずです。

アダルトチルドレンの改善や克服には様々な方法があります。

今自分がいる状況に合った方法、精神状態に合った方法、アダルトチルドレン以外の個性に合った方法など本当に様々です。

あなたの行動の指針として、この記事を参考にしていただけたらとても嬉しいです。

もっと学びませんか?

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関根 浩平/KOHEI SEKINE

悩みの根本原因を見抜き、根本から改善に導くコーチ・マインドコンサルタント。エンパス・HSPを活かして生きる、心の専門家。

心を知ると経営、恋愛などすべての人生に役立ちます。

顔色を伺って意味のないセッションは大嫌いなので、「結果」に全力投球しています。

リピート率87%、累計顧客数813名。

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