こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
僕からしたらおっきな勘違いだと思っていても、当事者からするとそれが事実になっていることってありますよね。
そのひとつが、「ブス・ブサイクだから相手にされない」件について。
見た目は良いに越したことはないと思います。
実際に、イケメンや美女は「ルックス」のアドバンテージがあるだけで、憧れの目や好意的な視線を向けられる機会が多いですからね。
たとえば、強者と弱者で分けた場合、イケメンや美女はある意味「強者」なんですよね。
それで、見た目があまり良くない人は「弱者」なわけです(ごめんなさい、あくまでたとえ話です笑)。
「付き合う」という目的に向かう場合、強者は特別なにかを意識しなくても、その目的を達成できる確率は高くなります。
見た目が良い人と付き合いたい人、世間体を意識している人は多いですから。
弱者が考えるべきこと
ところが、弱者の場合はそれでは強者にて勝てません。
あ、ちなみに言っておきますが、僕はルックスは至って普通のもれなく弱者です。
我こそは弱者だ!という人は、僕がこれから話す戦略を1つの手段として覚えておいていただけたらと思います。
今回は男女共通のポイントを解説していきます。
① 認める
まず、当たり前のことなんですが、自分自身がどちらであるかを認めることです。
ここでは、「強者」か「弱者」か、ですね。
ルックスはいろんな人から褒められるけど、まともな恋愛ができないとか、結婚できないとかの問題がある人は、それはもう「弱者」として考えたほうがいいです。
恋愛や結婚における強者は、ルックスもOK、性格もOK、稼ぎもOKみたいな人で、サクッと恋愛し、結婚し、パートナーと相思相愛で生きていますから。
自分がどっちか分からないとか、プライドで「強者でありたい」と思っている人は、出だしで躓いて時間だけが過ぎ去っていきますから、まずは潔く認めちゃいましょう。
② 捨てる
出会いの理想の形とか、理想のタイプとか、その他「理想〜」と付くものがいろいろあると思うんですが、理想というのは、自分にとってのキレイな形でしかないんですよね。
そりゃ、すべて理想通りになれば嬉しいですし、きっとキレイな道筋だと思います。
なので、理想を捨ててまで恋人なんか作りたくない、結婚したくないと思うかどうかも一緒に考えてみてください。
目的地にたどり着くことが本来すべきことであるはずなのに、目的地までのたどり着き方までにこだわってしまうと、手に入るものも手に入れられなくなってしまいますから。
目的地にたどり着くためならば、
● 理想を求めるのは自分なりの形が出来てから
こう思えるかどうかも大切なんですね。
これって結局はプライドじゃないですか。
僕もこのタイプだったんですが、ただの僕の頭の中のストーリーであるということに気づき、机上の空論ごっこは辞めることにしました。
なので、捨てちゃいましょうよ。
そこに命をかけてるわけじゃないなら。
③「 一緒にいたい」を追求する
相手に、「この人と一緒にいたい」って思ってもらえるかどうかなんです。
細かいことはいろいろあります。
たとえば、性格で合わない部分があるとか、理解できないポイントがあるとか、趣味が合わないとか、価値観が合わないとか。
でも究極は「この人と一緒にいたい」って思ってもらえるかどうか。
ここには「これをすれば良い」なんて答えはないと思うんです。
とはいえキーワードはいくつかあります。
● 安心感
● 面白い
このあたりですね。
自分が持っている本質、素質、性格、感覚、感情を組み合わせて、「あなたと一緒にいたい」と思ってもらえるように工夫をしていきます。
僕の場合は昔から「面白さ」と「聴く(掘り出す)」ことをひたすら考え、行動に移していましたね。
「自分は面白いことは言えないからマジメな人に見られるけど、面白い人が好き」という人は結構いますし、「話を聴いてほしい」という人はそれこそ腐るほどいますからね。
僕の場合は「面白さ」というのを人生の中で重きを置いている価値観なので、そこは自分の価値観と照らし合わせながら工夫をしていくのが良いと思います。
④ 自分の価値をひたすら届ける
自分に価値があると思っている人もいれば、価値なんてないと思っている人もいます。
これはたいていの場合、どちらも思い込みです。
なぜなら、それを判断するのは自分ではなく、相手だからです。
じゃあ、なにを届けたら良いかというと、あなたの価値です。
矛盾しているように聞こえるかもですが、あなたの価値を価値として受け止める人に、その価値を届け続けるんです。
ネガティブな人、考えすぎる人は、自分の「できないこと」に目を向けます。
できないことなんて今はどうでもいいんです。
あとで勝手にできるようになることだってあるし、必要なときに考えたらいいだけですから。
寝る前に磨くことが当たり前なように、自分の「当たり前」にもっと目を向けてみてください。
● 人の意見をすぐに否定しない
● 気遣いができる
● フットワークが軽い
● よく笑う
一見ネガティブな「当たり前」だったとしても、裏を返せば必ずポジティブがあります。
その裏に隠れたポジティブが相手にとっては価値に感じるものだったりするので。
ここから「相手がどうすれば喜んでくれるか」をひたすら考えて、自分の当たり前の部分と組み合わせられるものを組み合わせていきます。
たとえば、車を運転するのが好きなんだったら、雨の日に送り迎えをしてあげることで相手は喜んでくれます。
ただ、恩着せがましくすると鬱陶しがられるので、「車は動かさなきゃ悪くなっちゃうから、動かす理由を作ってくれてありがとう!」ぐらいの気の利いたことが言えるとベストかなぁと。
⑤ ルックスの価値観をすり替えてしまう
ルックスが悪いのは、整形でもしない限りどうしようもないものです。
男性ならヒゲを剃るとか整えるといった清潔感や、女性なら似合うメイクをするとかのちょいとした美意識は最低限がんばったとして。
あとは、特別な理由がなく太っているなら、痩せる努力だって必要です。
努力している姿もプラスポイントになりますので。
でですね、「できればルックスが良いほうがいい。でも性格の良さや相性も大切だよね」と相手が思っていると想定(仮定)して、「ルックスは良いほうが良い」という相手の価値観を変えてしまう方法があります。
それは、「自分でルックスが良くないのをわかっているから、面白いこととか、努力でなんとかできる部分をひたすら頑張るって決めたんだ」という自分の意見を持つことです。
ここで、「いやいや、ルックス一番でしょ!」と言う人であればむしろラッキーで、この人に無駄な時間を使う必要がなくなります。
よっぽどこの人のことが好きなら、なんとかして自分に気を向かせよう!と粘ることもできますが、そこに意味があるのか、その人にこだわる必要があるのかを考えてください。
自分の意見を受け入れてくれて、努力している部分に気づいてくれる人やそこを認めてくれる人を、あなたはただひたすら大切にしたらいいと思うんです。
強者がやらないことをやらなきゃ勝てない
強者は、ルックスという生まれ持ったギフトがあったり、自然と人を引き寄せる不思議なパワーがあったりします。
強者からしたら「別にやらなくても良いこと」だったとしても、弱者はそこをサボったら弱者のままです。負けたままです。
めんどくさいとか、努力したくないとか、そういった精神的なハードルさえ乗り越えれば、大勢の人からモテなくても、1人の人から愛してもらうことはできます。
心までブサイクになっちゃったら本当に詰みますから、せめて心と思考と行動だけはイケメン・美女になりましょう。
「相手にされない」理由はルックスが原因じゃなく、心や努力のベクトルが問題であることに気づきましょう。
嘘や相手を騙して付き合ったり結婚できたりしても、どうせ近い将来バレますから、小手先のテクニックは絶対やめましょう。
時間の無駄ですし、不幸せな人を増やすだけですから。