こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
職業柄、恋愛相談から結婚相談、夫婦仲の相談まで、トイレに行く数をゆうに超えるほど受けているのですが、その中でも「結婚相談所での婚活」について質問をいただくこともそこそこ多いです。
さらに、結婚相談所のオーナーも知り合いにいるので、多方面から「結婚相談所の闇」を聞くわけですね。
まず、大前提として、この記事では「この結婚相談所がオススメです」という紹介は一切ありません。
そして2021年02月現在、僕は結婚相談所をやっていないことを先にお伝えしておきますね。
よく見かけません?
こういう結婚相談所はNG!
うちなら大丈夫だよっ\(^o^)/
みたいな切り口で結局は宣伝になっているブログ。
それをしてしまうと公平な視点で物事が見れなくなってしまいますし、「結局紹介するんでしょ?」というユーザーの先入観も出てしまうと思うので、事前に伝えておきました。
結婚相談所の闇
まずは僕らしく、物事の光と闇の「闇」の部分を話していこうと思います。
「光」はどこも同じで、
成婚に導きます!
幸せになりましょう٩(๑´0`๑)۶
ですから。
もちろん結婚相談所はビジネスですから、おかしなことではないんです。
結婚相手を斡旋して、仲人として縁結びをしてお金をいただくというコンセプトですから。
とはいえ、この光の裏に潜んでいる闇を知っておくと、もっと良い婚活ができるはずです。
結婚相談所の闇①:成婚率に隠された闇
多くの結婚相談所のホームページでは「成婚率」を出しています。
成婚率99%!
空気清浄機のウィルス除去と
同じ数値ですっ(。・・。)
この成婚率なんですが、その結婚相談所が所属している協会によっても、運営者によってもかなり曖昧なんですよ。
僕たちがイメージする「成婚」は、「婚約」とか「入籍」に当たると思うんですけど、結婚相談所の中には以下のような会員を「成婚扱い」にしていることもあります。
婚約された人
両親に紹介した時点
交際から6ヶ月経過
事情があって退会した人
強制退会させられた人
上から2番目と3番目は、まぁ「成婚」という線引きをしっかり公表していたらまだいいと思うんですね。
「成婚」によって成婚料という名の金銭が動くので、ビジネス的にルールを作っておかないとクライアントの状況に応じて対応しなければいけなくなってしまうので。
ただ、下2つは「ダメでしょ笑」ですね。
ホームページを見る人や入会面談に来る人にはバレないので、言ってしまえばやりたい放題できるわけです。
なので、「物は言いよう」で成婚率を変えられるのであれば、僕なら成婚率100%に出ちゃいますし、100%では怪しまれるなと思えば具体的な細かい数値(97.3%など)をでっち上げます。
ですがこれって、会員を騙していますよね?
会員を騙す人間またはその協会が、結婚したい人に本気になってくれるとは僕は思えないんですよね。
なので、成婚率に惑わされてその結婚相談所に入会される人は、ハッキリ言ってしまうと情報弱者なので、カモられ率100%でカモられます。
結婚相談所の闇②:儲けの仕組み
闇でもなんでもないんですけど、知っておいて損はないかなと思うので儲けの仕組みについて話しておきますね。
結婚相談所では、
月会費
活動サポート料
お見合い料
成婚料
このあたりで金銭が発生します。
入会金と活動サポート料は同じというか、込みなんじゃないの?とも思うんですが、そこは「活動サポート料 0円」としたほうがオトク感が出ますよね。
なので、そもそも必要のない項目をわざと掲載して「0円」としているところも多いです。
あとは、単純にお見合い料を0円にしているところもありますし、5000円程度取っている相談所もあり、ここは所属協会のルールなり、各相談所の戦略だったりしますね。
でですね、必要な費用の中で、一番金額が大きいのは「成婚料」です。
ざっくり10万円〜30万円程度が大半です。
一見すると、「金額が大きい=儲けが大きい」と思われるかもですが、そんなことはありません。
では、一番おいしい儲けはなにかと言うと、それは「月会費」です。
お見合い料を1人あたりで取っているところは、お見合い料もそこそこ美味しい儲けですね。
月会費は毎月1万円〜2万円を収めるわけですが、長くいてもらえばそれだけ継続的にお金が入ってきます。
月会費が1万円で成婚料が20万円の場合の具体例を出すと
● 活動期間10ヶ月+成婚料=30万円
最終的な利益は5ヶ月の違いで5万円変わります。
成婚料の20万円を受け取ってしまえば、その会員から今後お金を取ることはできないので、継続課金される「月会費」のほうが結婚相談所からするとおいしいわけですね。
これを踏まえてなにが言いたいかといいますと、月会費をなるべく長く取るために、良い人を斡旋しなかったり、直すべきポイントをすぐには伝えない結婚相談所もあるということです。
仲人士(または結婚相談所)すべてがそうとはいいません。
雰囲気や直感だけに頼らず、根拠があって「この人は信頼できそうだな」と思う仲人さんもいますから。
結婚相談所の闇③:価値観押し付けマンの空回り
結婚生活には正解も不正解もありません。
ただ1つ正解があるとしたら、2人がそれで幸せかどうかだけです。
だからシングルマザー・ファザーが不幸とか、僕は一切そう思いませんし、そう思い込んでいる人は思い込みが激しい不幸な人だと思っています。
ところがですね、仲人士は心理のことがわからない人でも誰でもなれます。
なので、「自分の価値観が正しい」と思い込んでいる人も結構多いんですね。
結婚したいなら
こうでなくちゃ٩(๑`^´๑)۶
相手のためを思って、嫌われるのを覚悟で相手の良くないところを伝えるのは素晴らしいことだと思います。
ですが、残念ながらそこには「価値観押し付けマン」と「仕事してる感を出すため」の2つの闇が隠れていることも忘れちゃいけないんです。
結婚相談所は、結構ネットで口コミされることもあります。
あそこは担当者が
全然やる気ないね・・・
みたいな。
所属協会なり、結婚相談所を開業する人はそのあたりのリサーチがしっかりできているはずですから、それを避けるための行動とも言えますね。
ただそれが「価値観の押しつけ」になっていたら、会員からしたら迷惑でしかないんですよ。
だって、幸せのカタチって人それぞれ違いますから。
もちろん、直したほうが良いところや絶対に変えなきゃいけない価値観はあります。
ですが、自分の心にある熱い思いをへし折ってまで結婚できたとしても、それは本当に幸せなのか?と疑問に思うわけです。
結婚したら幸せになれると思ったのに、
結婚したら不幸になったゾ\(^o^)/
という人も、既婚者には大勢いることを忘れないでください。
担当者の婚活じゃなく、自分自身の婚活ですから、アドバイスはアドバイスとして聞き入れ、その上でもう一度自分の頭でもしっかりと考えなきゃいつまでも誰かにコントロールされた情弱のままになってしまいます。
どんな結婚相談所を選べばいい?
また別の記事でしっかり書こうと思うので、ここではシンプルに書いておきますね。
どんな結婚相談所を選ぶかは、以下のポイントから考えてください。
● 自分の性格や個性
● 結婚相談所(仲人)の人柄
大きくこの3つです。
僕の場合だったら「闇をホームページ等で正直に話している人」を見極めます。
ただこの記事を読んでいる方は上の3つを基準にしていただければ、変な結婚相談所に当たる確率は下げられると思っています。
とくに3つ目の「結婚相談所(仲人)の人柄」ですね。
ホームページやSNSだけでは本当の人柄を読み解くのは難しいですが、考えてることや志は少しは出すことはできます。
それをまっすぐに出している人で、あなたが心から、
この人にお願いしたい!
ここで頑張るんだ!!
と思える仲人を見つけてください。
「近いから」や「安いから」といった理由で決めたら、結果的に無駄なお金を使うことになるかもしれません。
あなたのことをあなた以上に真剣に考えてくれるような仲人で、あなたは仲人のその思いを上回るレベルで自分自身のこととこれから出会う人のことを考えてください。
これが幸せな結婚生活への最短ルートになりますから。
すでに結婚相談所で婚活中の方は、以下の記事も読んでみてください。