こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
カップルにおける喧嘩は付き物のようで、愛を深めていくためにもときには必要な行為と言えます。
もちろん喧嘩にならずに意思疎通ができれば素晴らしいことですが、感情があるもの同士ですし、日々の体調や状況も変わってきますから、すべてが理想通りにはいきませんよね。
また、喧嘩したがゆえに別れてしまうカップルがとても多いのは言うまでもありません。
では、大好きな恋人と別れないために、どのように仲直りしていけば良いでしょうか。
今回は、彼氏・彼女との喧嘩における理想的な仲直りの方法についてお話していきますね。
ぜひ持っていただきたい大切な意識
まず多くのカップルが喧嘩の際にやってしまうことがあります。
それは「誰が悪い」を決めようとすることです。
一見、相手に何らかの問題があり、「あなたが悪い」となったとします。
相手が「ごめんね」と謝り、自分もその謝罪を受け入れて仲直りできたとしても、これは本当の解決とは言えない場合があります。
というのは、相手が仕方なく謝ったかもしれませんし、仲直りしたいがために謝ったかもしれませんし、面倒くさいから謝ったかもしれません。
謝られた側の自分は「相手が悪い」となり、謝ってもらっていくらかスッキリしたかもしれませんが、果たして相手はどう思っているでしょうか。
これが原因で次の喧嘩を勃発させてしまうかもしれません。
また、相手の中でモヤモヤした気持ちが消えずに、自分(あなた)への気持ちが冷めていってしまうかもしれません。
ここで持っていただきたい大切な意識は、「誰が悪いかではなく、どちらにも何かしらの原因がある」ということをお互いに認めることです。
喧嘩の内容により「自分は絶対に悪くない!」と思いたくなる気持ちはわかりますが、恋愛は2人の問題ですから、どちらかが一方的に悪いということはなく、どちらにも何らかの問題があるのです。
冷静に話し合おう
言葉にするのは簡単なことですが、これはなかなか難しいことです。
どちらかが興奮しているようではこれは実現できませんし、そもそも「話し合い」になりません。
「話し合う」というのは、それぞれが自分の思っていることを相手に伝え、相手の意見にも耳を傾けることです。
例えば彼氏が浮気をしたとします。
最終的な不貞行為をした彼氏が悪いのは言うまでもありませんが、「なぜ浮気をした?」が問題です。
彼氏の意見としては、「愛を感じなくなった」「相手にしてくれなくなった」などの理由があるかもしれません。
言い訳にしているだけでなく、これが真実だった場合は彼女側にも問題があります。
彼氏の気持ちをおろそかにしていたかもしれませんし、彼氏の存在を当たり前にしていたかもしれません。
仲直りというのは、どちらかが謝って終わりというものではなく、今後どうしていくかをきちんと話し合った上で、お互いが納得できた場合に成立します。
自分の意見を隠さないこと
中には、「自分の意見が言えない」という人もいるかと思います。
これには「嫌われたくない」という心理がはたらいていることもありますし、自分の意見をうまく伝えられないという精神的な特質であることもあります。
仲直りを望むのであれば、嫌われるのを覚悟で自分の意見を言わなければ、結果的に良い関係にはなりません。
自分の意見をうまく伝えられないのであれば、LINE(メール)で送る、手紙を渡すなど、自分自身が今できることで工夫してみてください。
「自分の意見」というのは相手への文句ではありません。
ですから、伝え方さえ気をつければ嫌われることなんてほとんどありません。むしろ、自分の意見を伝えなかったほうが相手は憤りを感じたり、悲しい気持ちになるかもしれません。
話し合いの蓄積が信頼に変わる
「話し合い=コミュニケーション」です。
コミュニケーションがしっかりと取れているカップルは信頼関係ができていると言えます。
当たり障りのない会話、表面上の会話は本当のコミュニケーションではありません。
交際期間の短いカップルだとしても、話し合いを繰り返していくことによって相手を信頼できるようにもなりますし、愛も深まっていきます。
交際期間が長いカップルは、話し合いを疎かにせず、「居て当たり前」「何かをしてもらって当たり前」と決して思わないように、しっかりと相手の心を見ていきましょう。
「居なくなってから気づいた」では遅いですし、悲しい結果じゃなく幸せな結果を掴み取れる思考と行動を繰り返していきましょう。