こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
結婚は自分がしたいと思ったらすぐにできるものでもないですし、そもそも相手がいないんですけどー!と嘆きたく人もいると思います。
「結婚したいのにできない」という人は、必ず何かしらの理由(原因)があります。
単に「運が悪い」と片付けてしまうこともできるのかもしれませんが、運を引き寄せていくのも自分自身の思考と行動があってのことですし、その「運」を良くしていかないことにはなにも始まりません。
というわけで、今回は「結婚したいのにできない」と感じている方へ、まず自分自身はどの位置にいるのか、なにができて、なにができないのかをまず明確にしていただける指標をお話してきます。
自分の居場所を知ろう
「自分の居場所」と聞くと「はてさて?」と思ってしまうかもしれませんが、これは「今あなたがいる地点」つまり「できること」と「できないこと」の境目を知るということです。
これを知ることにより、あなたが今後なにをすれば結婚できるのかを知ることができます。まずは「目指していること」に対して「自分はどの位置にいるか」を知ることが大切なのです。
以下10個のステップを挙げていますので、今あなたがどのステップにいるのかを調べてみてください。
ステップ1:異性と話せるか
まず異性とおしゃべりできるかどうかです。
同棲とならおしゃべりできるのに、なぜか異性になるとガチガチに緊張してしまってなにもしゃべれなくなってしまう人もいます。
異性とおしゃべりするのが苦手!という方は次のステップに進むために、少しずつでも話していけるようにコミュニケーションスキルを勉強していきましょう。
ステップ2:異性との出会いはあるか
「出会いがない」という言葉は誰もが一度は耳にしたことがあると思いますが、「そもそも出会いがないっす!」と嘆く人は本当に大勢います。
出会いはあるかないかではなく、作るか作らないかです。
これは綺麗事でもなんでもなく、この世の中はあなたが出会う日を待ってはくれないんです。
女性しかいない職場であれば婚活パーティーや恋活パーティーに参加するだけで「出会いをつくる」になりますし、今置かれた環境以外のアクションを起こす必要があります。
あとは勇気です。
ステップ3:コミュニケーションはどうか
コミュニケーションは、実際に異性と出会ってから「相手を知り」「自分を知ってもらう」という工程においてとても必要なスキルです。
例えば、ステップ2で出会った人が自分と合った人かどうかを見極めるのもこの「コミュニケーション」です。
相手を知り、自分を知ってもらって、初めて「気が合う」や「趣味が同じ」ということがわかりますので、コミュニケーション能力が決して高くなかったとしても、最低限の会話のキャッチボールは必要です。
ステップ4:告白できるか・告白される人か
女性の場合「告白してもらいたい」と夢を抱いている方も多いと思います。
これはもうあなたにお任せするしかありませんが、僕はケースバイケースで柔軟に対応するほうが賢い人だなぁと感じます。
告白してもらいたいのであれば「自分が告白されるに値する人である」ことや「相手がついつい告白してしまう人になる戦略」を実践していくしかありません。
そして男性であればとくに、自分から告白することを頭に入れて、まずはお付き合いをしていただけるように誠意を見せましょう。
告白する勇気がない!という方は、「自信に繋がること」を徹底的に繰り返し、成功体験を増やしていきましょう。
ステップ5:人を好きになれるか
あの、人を好きになれない人は結婚できないっす!
諦めましょう!
・・・ごめんなさい、嘘です。
はい、ここの問題は実は結構シビアで、本心から人を好きになれない人ってたくさんいるんですよね。
原因はまた別の機会にお話するとして、まずは自分は人を好きになれるのかどうか、「相手の悪いところ」ではなく、「相手の良いところ」に目を向けられるかを考えてみてください。
ステップ6:お付き合いができるか
ステップ6は、出会った人と実際にお付き合いができるかどうかです。
例えば、「どうしても仕事がしたい」と強い気持ちを持ってしまっている人は、「本当はあんまり恋愛したくないんだよな・・・」と心にブレーキをかけてしまっていることもあります。
「彼氏(彼女)は欲しいけどめんどくさい」という思考がある人はこのステップ6でつまづいている場合がほとんどです。
結婚するためにもそうなのですが、結婚後に離婚やトラブルの確率を下げるためにも「お付き合い(交際)」は必要な工程ですので、なにが自分の心にブレーキをかけているかをしっかりと明確にしましょう。
ステップ7:利害関係抜きにデートを楽しめるか
利害関係というのは、どちらが得をするか、損をするか、の損得の感情や行動です。
男性でよくあるのは、びっくりするぐらいケチであること。
そして女性でよくあるのは「払ってもらって当然」という気持ちがあること。
これはどちらも「利害関係」です。
本当にモテる男は女性にケチることは絶対にしませんし、本当にモテる女性は「あげ女(あげまん女性)」です。
このあたりの価値観は恋愛やその先の結婚においてかなり重要なものになりますので、自分が異性に対してどう思っているかを今一度考えてみましょう。
ステップ8:隠し事をしていないか
隠し事というのは、「他の異性の存在」「借金」「家庭環境」「仕事」などなど、自分や自分にまつわるものを相手に隠していないかということです。
とくに借金は問題で、好き嫌いの恋愛感情以外に「だらしない人」として見られてしまうかもしれません。
仮に借金がある場合でもその相手と結婚したいのであれば、なぜ借金をしてしまったのか、どのように返していくのか、相手に迷惑がかかるのかなど、誠心誠意、相手に説明する必要(義務)があります。
隠し事は、いつか自分の身を滅ぼすことに・・・
ステップ9:相手を家族として愛せるか
結婚は恋愛感情とは別の感情が必要です。
それは「家族愛」です。家族愛はとくに「相手に見返りを求めない愛」が必要で、家族が幸せになっていくために、幸せな家庭を築いていくための「犠牲心」です。
「マリッジブルー」という言葉がありますが、中にはここで悩んでしまう女性も多いのです。
そんなとき僕はいつも、こうお伝えしています。
「人は学びを辞めなければ、あなたも、相手も、必ず成長する」と。
家族愛を得ていくためには「気付き」と「学び」が必要なんです。
この家族愛は、結婚する前から持っている人もいれば、結婚後に子供ができたことによってはじめて芽生える人もいます。
ですから、自分のことと相手のことを心から信用することが大切なのです。
ステップ10:相手の両親を愛せるか
いよいよ最後のステップです。
結婚すれば相手の両親も家族です。とくに苗字の変わる確率の高い女性においては、男性の苗字を名乗ることによりとくに家族感が強くなり、責任も増えてくると思います。
結婚はゴールではなく、スタートです。
結婚生活を円満なものにしていくためにも、それぞれが相手の家族を愛すことがとても大切です。
「会わなければいいや」はやがて「溝」になり、夫婦間トラブルも増えていくきっかけになります。相手と相手の親御さんの関係性にもよりますが、自分の親も愛してもらい、自分自身も相手の両親を愛せるように、「良いところ」に着目しましょう。
両親との関係性は個人差がありますので、この部分の価値観をしっかりと2人で話し合っていってくださいね。
ステップを確認して、次なるステップへ
婚約破棄になるケースは「ステップ8」「ステップ9」「ステップ10」をクリアできていない場合に起こりやすくなります。
そして、離婚においては「ステップ5」以上から原因となる場合が多いです。
大まかにわけていますので、もっともっと細かいことはたくさんあるのですが、着実に1つのステップをクリアし、自信を持って次のステップへ進めるように努力してください。
僕は過去のカウンセリングにおいて「恋愛相談」や「夫婦間トラブル」の相談を何百人と受けてきましたが、正直に言ってしまうと最終的には「自分勝手な言動」や「自分自身の問題」によるトラブルが多いです。
不倫も結局は自分勝手な行動ですし、相手の気持ちを考えない言動も自分勝手な行動です。
不倫は男性だけでなく、女性もものすごく多いです。そしてなかなか不倫関係をやめられないのは女性に多いです(頭ではわかっていても、心は言うことをきかない等の理由)。
「どうしようもないこと」も生きていればあることなのですが、少しでもトラブルや離婚の確率を下げるために、しっかりとしたステップを踏み、良い恋愛、良い結婚生活を送っていってくださいね。