こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
現在カウンセリングに通っている人、これからカウンセリングに通おうとしている人、どんなカウンセラーにお願いしようか悩んでいる人がこの記事にたどり着いたと思います。
世の中には様々なカウンセリングがあります。
少し挙げてみますと、臨床心理士が行なう心理カウンセリング、医師が行なうカウンセリング、そして僕のようなエンパスやサイキック能力を使ったスピリチュアルカウンセリングなどです。
先に結論からいいますが、カウンセリングというものは正しいことを確実に行なっていけば、3ヶ月後〜6ヶ月後には大きな変化を体感できる場合がほとんどです。
しかし1年経っても2年経っても、症状や気分が改善されるどころか悪化してしまう人もいるようで、この場合はカウンセラーのスキルや相性、それから思考そのものをもう一度考え直すタイミングです。
もしあなたが「カウンセリングなんて効果がない(意味がない)」と思っているならば無理に行く必要は一切ありません。
自分の状況を判断できる3つのステージ
人が変わるときや変化のステップがあります。以下の表をつくりました。
心の変化 | 症状・状態など |
マイナス からゼロへ | 精神状態が良くない、精神疾患、日常生活を円滑に過ごせない状態 |
ゼロ | とくに問題なく日常生活を送っている状態 |
ゼロから プラスへ | 夢や目標を実現させたい。スキルを高めたい(スポーツ選手、起業、結婚、その他なりたい自分など) |
上の表を見ていただきたいのですが、特別大きな悩みのない状態や問題なく日常生活が行なえている状況(段階)を「ゼロ(0)」とすると、まずはゼロを目指す人、それからゼロからプラスを目指す人に分かれます。
この表に当てはめてみますと、うつ病などの精神疾患を患っている人や自信がなくて悩んでいる人、人間関係のトラブルを抱えている人は「マイナスからゼロ」を目指す形になります。
そして症状や問題が改善されたら「ゼロの状態」をキープして生きていくか、それとももっと先の自分を目指すのかは自由であり、自分で選択して良いものです。
まず、この心の状態とステップをわかっていないカウンセラーも多く、いきなりマイナスからプラスを目指したり、ゼロからプラスを強制させるようなカウンセラーもいて、相談者が無意識に違和感を感じたり悩んだりすると「効果がない」「意味がない」と嘆くようになるのです。
感情のある人間が行なっていることですし、ビジネスですから医師や臨床心理士の先生の意図も気持ちもよくわかります。
ですが、カウンセリングは自分の価値観を押し付けるものではなく、いろんな価値観があることに気がつけるようになることや、問題や悩みの根本にアプローチしていかなければ相談者はお金も時間も余分にかかってしまうだけです。
ちなみに僕は、このステップ(上の表)を次のように細分化しています。
心の変化 | サービス名称 |
マイナス からゼロへ | カウンセリング、セラピー |
ゼロ | この状態でキープできるなら不要 |
ゼロから プラスへ | コンサルティング、プロデュース、コーチング、一部の専門のカウンセリング |
カウンセリングってなに?コンサルティングってなに?と思っていた人は、上の表を参考にしていただけたらと思います。
名ばかりのカウンセラーも存在する
カウンセリングには「心理」をメインに扱う場合には「臨床心理士」などの民間の資格があります。今ではあとは講座を受ければ取得できるその他の民間資格もあります。
初の国家資格として「公認心理師」という資格も今は2017年から誕生しています。
心理学は原則として統計論です。
昔の学者さんたちがたくさんの実験をして、「人はこの場合はこういう傾向にある」というような統計を取り、それが今の心理学のベースになっているのです。
ですから、心理カウンセラーの中には相手の個性や本質を考えずに、すべてデータに当てはめてしまうカウンセラーがいます。
理論的に言えば正しいものであっても、人はみんな別々の個性や本質を持っていますので、データでは表しきれないことばかりです。
また、本を読んで少し勉強したレベルの名ばかりカウンセラーもたくさんいます。
それなのに、こういうカウンセラーに限って「カウンセラーが上、相談者が下」という間違った関係性をつくりあげてしまう人もいますので注意が必要です。
コンサルティングは医師と患者のような関係性(上下関係がいくらかある)ですが、カウンセリングは「カウンセラーと相談者は対等な関係」であることが条件です。
効果や意味を実感できないなら、行くのをやめよう
これは僕自身もお客様にお伝えしていることです。
「効果がない」「意味がない」と思ったら、遠慮なく申し込みを辞めてほしいと。
行きたくもないのに無理にカウンセリングに行ったり、効果がないのに無理にカウンセラーと話したりするのは苦痛ですよね。
悪質なカウンセラーや名ばかりのカウンセラーを除けば、カウンセリング自体は効果や意味があるものです。
しかし、相談者の心構え、目的、現在の状況によってはそう捉えることができずに、「楽して改善したい」「どうせ無理」と思ってしまう相談者がいるのも事実です。
ですから、そのような人は一度カウンセリングを受けるのを辞めて、自分の症状や状況に当てはまる本を読んでみると良いかもしれません。
その本を読んだだけで前向きになれればすごく良いことですし、その本がきっかけで「カウンセリングを受けて早く回復したい!」と思えたらもっと素晴らしいことですからね。
自分のことは自分で決めなければいけません。
もしかすると親に強制された人生を歩んだ人もいるかもしれませんが、僕は人が人の人生を強制するのは大反対です。
意思、意欲を持って自分で自分の在り方を決めたり、自分の人生を良くしていく工夫などは自分で選択していかなければ必ず後悔すると思うんです。
そのような方になにかひとつでも気の利いたことをアドバイスすることやサポートしていくことが、僕は自分自身の役目だと思っています。