こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
口を開けば文句ばかり、会話をすれば否定的な言葉ばかり…。
あなたの周りにもこういう人っていませんか?
滅多に合わない関係の人であればあまり気にはならないかもしれませんが、家族、仲の良い友達、恋人、職場の同僚など、自ずと日常的な付き合いがある関係の人だと、ちょっとイヤになってしまいますよね。
文句や否定ばかり言う人の深層心理が分かれば、ちょっとした対処が出来たり、自分だけに対応の仕方を変えてくれるかもしれません。
というより、対応を変えてくれる心理テクニックがあるのです。
今回は、文句が多い人、否定的な意見ばかり言う人の深層心理と、そのような人と付き合っていくためにはどうしたら良いかをお話していきたいと思います。
日常生活の不満
まず、このような人の原因に挙げられるのが、「日常生活の不満」です。
人間、自分の思い通りにならないと嫌な気持ちになりますが、このような人は精神的に未熟であることが多く、その気持ちを別のなにかにぶつけて、無意識に心身のバランスを取ろうとします。
劣等感の表れ
次に挙げられる理由は、今の自分自身に納得にいっていない、または自己嫌悪に陥りやすい「劣等感の表れ」が原因の場合があります。
人のことを褒めたり、認めたりするとき、自分自身の心にある程度の余裕やゆとりがないと出来ません。この逆を考えて頂ければ、この理由が明らかになるかと思います。
どう対処する?
では、このような人と良い関係で付き合っていくためにはどうしたら良いでしょうか。
いくつか良い方法がありますので、ひとつずつ挙げていきます。
相手のテンションが上がる話をする
自分の好きな話題、趣味、特技の話であれば、嫌な顔をして話したりしませんよね?
むしろ、目を輝かせたり、喜んだりして話し始めることが多いのです。
この心理を上手に活用します。
相手の好きな話題や好きそうな話を知っていたら、その話を投げかけてみます。もし楽しそうに話してくれたら、その人が満足するまでその話に付き合ってあげましょう。
間違っても、そこで相手の話を否定したりしては意味がなくなってしまうので注意が必要です。
これを何度か繰り返すことで、相手は無意識に、「この人は自分がしたい話をさせてくれる」「この人と話すの楽しいな」という心理的な刷り込みを行なうことが出来るのです。
受け入れ+相手の理想を話してもらう
これは、愚痴や文句ばかり言う人に効果的なテクニックです。
相手の愚痴や文句を否定せずに、「そうなんだぁ」と一度相手の話を受け入れます。自分も相手と同じ気持ちであれば「ほんとに!そう思う!」と同調するのも有りです。
この後が大事です。
『これこれこうだったら良くない?!』と自分からなにかを提案するとまた否定されるので、ここはグッと我慢。
相手の心理を考え、冷静に、『これってさ、どうしたら良いと思う?』や『どうしたら改善出来るのかな?』と相手に理想となる意見を求めるのです。
すると相手の心理は、「頼られた」という感覚になり、それらを改善するための理想を話してもらいやすくなります。これも相手から好かれやすい心理テクニックです。
好かれるのも嫌われるのも自分次第
好かれるか嫌われるかは、自分の対応によって変わります。
モテる人は自然と心理テクニックを上手く使いますし、嫌われる人は自分のことだけを考えて相手の気持ちをないがしろにします。
今回挙げたタイプの人の深層心理は複雑で、上記で挙げた深層心理以外にも様々な要素があります。
例えば、「プライドがやたらと高い」「自意識過剰」「自分信者」なども考えられます。
相手の性格を上手く見抜き、それに合わせた心理テクニックを使っていくことで、人間関係は良好に保ちやすくなります。
もちろん相手の性格を見抜くことは難しいことですが、エンパス体質の人はエンパスを訓練していくことで瞬時にそれらを見抜くことは出来るでしょう。
エンパス体質ではない人は、その人と過ごす時間が良いヒントになりますので、そこから相手がどのような人か、なにを求めているのかを見つけ出していきましょう。