こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
僕は生まれたときからエンパス能力を持っていて、さらには「生きづらさ」で有名なHSPでもあります。
今は「生きづらさ」とは皆無の生活・日常を送っていますが、そのあたりは僕のブログを読んでいただけたら深く理解することができると思います。
2014年頃から「エンパス能力」を使い、超感覚カウンセリングやエンパシーカウンセリングを行なってきました。
今回はお客さんから聞かれるナンバーワンの質問、「エンパスでは何をどのように感じているんですか?」について、すべて正直にお話していきます。
エンパスはスピリチュアルなのか?
そもそもスピリチュアルの定義が曖昧です。原則として「神」「霊」「魂」「精神」「超自然」などがスピリチュアルであると定義されていますから、エンパスは「魂」「精神」「超自然」にかなり近い、もしくは含まれていると思います。
あくまでこれは認識の違いであり、僕ととしてはスピリチュアルかどうかは気にしたことがありません。
「エンパスはスピリチュアルじゃないよ!」と言われたら「あ、そうですか」のレベルですし、「エンパスはスピリチュアルですね!」と言われたら「そうですね」のレベルです。
別に冷めているわけじゃないんです。
ただ、それだけスピリチュアルかどうかには僕は興味がなく、このエンパス能力を使って何ができるのか、どんな結果に変えられるのかにしか興味がないのです。
僕の中の小さな僕と、相手の中の小さな相手との会話です。
エンパスは一言でいうと「感覚」です。
だからこそ「第六感」や「超感覚」とも言われているのですが、理論よりも先に感覚として僕の身体の中に入ってくるものなので、実は説明はとても難しい部分ではあります。
普段から感覚で「これにしよう!」と自販機の飲み物を決める人に、「どうしてこれを選んだの?」と聞いても、「え?・・・なんとなく?」と答えるはずです。
これと同じなのですが、カウンセリングなどのセッションでは「理由・理論」がないと信ぴょう性に乏しくなりますし、信じたとしても実感がなければ重要性にも気づけないため、僕は「理論 → 解説」ではなく、「感覚 → 理論 → 解説」という工程を行なっています。
さて、僕がどのように感じているかをじっくりと研究したことがありました。
相手との物理的な会話、表情、声のトーン、語尾、人相などで相手の性格やメンタルブロックなどを読み解いていくことは、エンパスであれば当たり前に読み解いていけます。
ですが、これはエンパスじゃなくても心理学を深く学んだ人、訓練をした人であればほとんどの人ができるようになります。
上記は、僕が「ココナラ」というサイトで遠隔でカウンセリングを行なった際にいただいたご感想ですが、「こちらから伝えていないこと」とありますが、エンパス能力が本領発揮されるのはこの部分です。
一番しっくりとくるイメージだったのが、こちらのご相談者さんの中に小さなご相談者さんがいて、僕の中にも小さな僕がいて、この両者が話し合いをしているような感覚なんですね。
遠隔なので当然お顔を見たことも声を聞いたこともなく、ご相談内容が書かれた文章を一通送っていただいただけなのですが、それはあくまで物理的なもの。
具体的にいうと「チャネリング」という手法でもあるのですが、こちらのご相談者さんと僕の周波数(チャンネル)を合わせることによって、小さな両者の話し合いが実現できます。
ちなみにこの「小さなご相談者さん」というのは、実際には存在しません。これは「潜在意識」であって、こちらのご相談者さんの本質、根本に潜んでいる感情、意識、思考です。
頭がこんがらがってしまうかもしれないので、改めて書いておきますね。
●小さなご相談者さん=ご相談者さんの心・潜在意識
●小さな僕=僕の潜在意識と10%程度の顕在意識(分析要因)
*小さな僕が完全に潜在意識だけになってしまうと、恐らく分析ができなくなってしまうので、10%程度、僕の普段の脳を残している感覚です。むしろ、100%潜在意識だけにするのは不可能かもしれません。
ただ、潜在意識は複雑なので、この小さなご相談者さんが素直にヒントやキーワードをくれるとは限りません。
よく、なにを考えてるか分からない人っていませんか?
これと同じで、人によって心を開いてくれるかどうかは異なり、「感じ取りやすい人」「感じ取りにくい人」が存在します。
ここで必要になってくるのが、実際に僕の身体が体感する変化や一瞬降りてきたヒントをどうにかして読み解くことです。
昔、別のご相談者さんを遠隔でカウンセリングしていたときの話ですが、人間関係の問題に対し、降りてきたキーワードが「朝」「隣人」というものでした。
このキーワードだけをお伝えしてもきっとご相談者さんは「?」です。
ここからは僕の脳が考えるのですが、「朝」と「隣人」というキーワードから、僕は「ゴミ出しの時間」と読み解きました。
「人間関係の悩み」「朝」「隣人」、朝に隣人と合うのは、仕事等の出発前かゴミ出しの時間ぐらいです。
こちらの女性はお仕事をされていない主婦の方でしたので、必然的に「ゴミ出しの時間」となったわけですね。
ここでそれをご相談者さんに伝えると、「実は、ゴミ出しの時間は私も気になっていたんです。ひと目を気にしてしまうのでコソコソゴミ出しをしていました。」と話してくださいました。
つまりは、人間関係を根本から改善していく方法は、実生活においてはゴミ出しの時間から大切にし、コソコソしない自分を作り上げることです。
表面上の会話のテクニックや小手先のスキルを手に入れても、実生活にはほどんど役に立たずに悩み続ける可能性が高くなるのです。
このように、僕が感じ、ヒントやキーワードを読み解き、読み解いたものをご相談者さんにお伝えするという流れです。
エンパスは長い時間使えない
エンパス体質の人は、基本的には24時間エンパス体質のままなのですが、僕は訓練により、最低限のONとOFFを切り替えられるようになりました。
ONとOFFができるように訓練した理由は2つです。
(2)100%の集中力を発揮するため
とはいえ、OFFといってもエンパス度が0%になるわけではありません。
これは体質のため完全にゼロにはできないので、「OFF=30%程度」つまり、あまり疲れを感じない「ちょっとだけ敏感な人?」程度は残ります。
そして(2)の「100%の集中力を発揮するため」とありますが、OFFを作ることにより、「ここぞ」というときにエンパスフルパワーを出せるようになります。
「温存」みたいな感じですね。
他者の心の中を感じ取ったり、視えないものを感じ取ったり読み解いたりすることは、ものすごい集中力が必要なので、尋常ではないほどエネルギーを費やします。
100%の集中力を発揮できるのは、長くて30分。とはいえ、30分間連続で100%を出し続けたときは、その日は身体も脳もほぼ働かなるので横になったまま過ごすことになると思います。
まだまだエンパスの使い方が未熟だったころ、これで大きな失敗を何度もしているので、今はどんなに長くても15分程度にしています。この15分の間に100%の集中力を使い、できる限りの奥底まで感じ取り、読み解いていきます。
感じたものはすぐに忘れるので必須アイテムがある
これは僕の記憶力の問題かもしれないのですが、相手の潜在意識からのヒントやメッセージを長い時間覚えておくことができません。
長い時間というより、3分ほどで忘れて「あれ・・・」となってしまうこともあるんですね。
これを回避するために、僕が遠隔でエンパスを使うときの必須アイテムがあります。
- 水の音(生活音遮断)
- ノートとペン(バーっと書く)
- コーヒー(集中力UPとリラックス)
水の音は僕のお気に入りのものをイヤホンで聴き、生活音を完全に遮断します。でないとスイッチが入らないので。
ノートには、相手の既に知り得ている情報、感じたこと、ヒント、キーワードを箇条書きでバーっと書いていきます。たまに1ヶ月後ぐらいにノートを見直したりすると、「なぜこれを書いたのか?」が分からないことがほとんどです。
コーヒーは単純に僕の嗜好品です。どうでも良い情報ですが、ブラックです。
対面や電話の場合は、「顔」「声」などの情報が多いのでノートとペンだけを使います。
情報が少しの文字しかない遠隔のセッションのほうが圧倒的に疲れるのですが、リラックスした状態である程度時間をかけて読み解けるので、遠隔のほうが気持ち的には楽かもしれません。
感じたものをすべて相手に伝えるのか?
一応今回はこれで最後にしようと思っていますが、近々、「エンパスに関するよくある質問集」みたいなものをこのブログで掲載する予定です。
「霊も視えるの?」といった質問も多いので、思い当たることはすべて質問集で答えていこうと思います。
ちなみに霊に関してだけツイートしているのでそれだけご紹介。
エンパスと霊能力は全くの別の能力です。
僕、人の闇は視えますけど、霊は一切視えません。
亡くなった方のメッセージを読み解く依頼を昔たまに受けていましたが、それは霊との会話ではなく、健在だった頃のエネルギーから読み解きます。
勘違いしている人が多いようなので、一応ぷち解説です。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) February 13, 2020
そうです、僕は霊は視えませんし、霊感もありません。ですから、僕の口から「守護霊さんが〜」や「悪霊が憑いている」みたいなセリフが出てくることはありません。
最後は、「感じたものはすべて相手に伝えているのかどうか」についてですが、これはケースバイケースです。
「今のままだとこういうことが起きてしまう」というのはエンパスは得意分野なのですが、相手が過度に心配性だったり、今はそれを受け入れる余裕がないときは、別のアプローチで伝えることもあります。
ただこの場合、本質からは少しズレてしまうという欠点があるので、できるかぎりすべてお伝えするようにしています。
あとは、セッションの形式にもよります。
僕は「単発セッション」と「定期セッション」を行なっているのですが、定期セッションの場合は、セッションの回数が予め決められているので、僕の中でステップを組み、登っているステップに合わせて徐々にすべてをお伝えしていくスタイルです。
ですが、単発セッションの場合、今後そのご相談さんが僕のセッションを継続するかわかりませんし、僕は営業をほとんど行わないタイプですから、ご相談者さんのために、今お伝えできるすべてはお伝えさせていただいています。
ただ、いつも思うのは、僕の仕事・役目は「ご相談者さんを気持ち良くすること」ではなく、「今をより良く生きるため」にすべてを正直にお話することだと思っています。
その上で、それが課題となり二人三脚で根本から解決していく感じです。
エンパスはただの道具です。
かなり長い文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
エンパス体質で苦しんでいる人もたくさんいらっしゃると思うのですが、エンパスはただの道具です。
生まれたときから持っている「エンパス」という道具をどう使うかが大切です。
パソコンだって持っているだけでは何の価値もありませんし、使い方次第では自分の人生を不幸にしてしまうこともあります。
お金も同じで、持っているだけでは何の価値もありませんし、使い方次第では不幸になってしまいます。
これと同じです。
引き続きこのブログでもエンパスについて書いていきますので、一緒に深く学んでいきましょう。