こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
ハイヤーセルフとは、「もう1人の自分」という意味を持っています。
スピリチュアルの世界では「自分の魂の高次元の私」と表現されますが、意味合いは同じになります。
もっともっと分かりやすくいいますと、ハイヤーセルフは「調子の良い自分」や「自分のことを何でも知っている自分」、「頭脳明晰な自分」といった感じです。
これまたスピリチュアルの世界が好きな人はよく「ハイヤーセルフと繋がりたい」と話すことがありますが、これは「調子の良い自分になりたい」「悩んでいるからハイヤーセルフと繋がって答えを教えてもらいたい」という意味合いになります。
そして、ハイヤーセルフリーディングといって、自分自身のハイヤーセルフと繋がるテクニックがあります。
今回はこのハイヤーセルフリーディングについて、僕自身の実体験に基づいてお話していきます。
僕の気質などについては下の記事からどうぞ。
●ハイヤーセルフリーディングとは?
●ハイヤーセルフと繋がるとどうなるか
●他者のハイヤーセルフと繋がってみた
●ハイヤーセルフリーディングは読み解く力が大切
●エンパスの人は比較的簡単に行なえます
できるだけスピリチュアル用語を使わずに、わかりやすく説明していきます。
ハイヤーセルフリーディングとは
ハイヤーセルフリーディングとは、自分自身のハイヤーセルフ(もう1人の自分)と繋がり、自身が抱える問題点や課題点、もやもや感を取り除く、または気づきを得ることいいます。
冒頭でもお話しましたが、ハイヤーセルフとは「もう1人の自分」であって、そのもう1人の自分は「自分のことを何でも知っている存在」になりますので、あくまで自分自身の中では「ハイヤーセルフ=親」といった感じです。
脳科学でいえば「潜在意識」に非常によく似ていて、僕の中では、
「現実の自分=顕在意識」
として捉えています。
ハイヤーセルフと繋がるとどうなるか
ハイヤーセルフと繋がると一言でいうと「気づき」を得ます。
悩みやモヤモヤ感を解決するヒントを得たり、自分が今注意すべきことや今後大切になってくるキーワードに気づきをもたらしてくれます。
といっても僕は、「それは自分自身が意識していることがただのヒントみたいになってるんじゃないの?」と最初は思っていたのですが、よくよく考えてみると「ハイヤーセルフ=潜在意識」なので、言ってしまえば当然のことでした。
詳しくはこの先お話していきますが、ハイヤーセルフリーディングは「読み解く力」が必要です。
というのは、脳内にスパンと悩みのヒントが届くこともありますが、たいていの場合はそんなにわかりやすく教えてくれません。
僕自身の実体験も交えながら、読み解き方についても後ほどお話していきます。
自分のハイヤーセルフと繋がってみた
そもそも僕は顕在意識ではスピリチュアルに興味がなく、どちらかというと「怪しい」「うさんくさい」といった印象を持っていました。
ですが、潜在意識では興味があったようで、ハイヤーセルフリーディングというものを知ったときに「そんなバカな」とは思いつつも自分自身でやってみることにしました。
何でも自分でチャレンジしてみないと否定も肯定もできない性格なので(笑)
実際に自分のハイヤーセルフと繋がるために、ハイヤーセルフリーディングを行なってみました。
結果は「うん、知ってた!というか、これはハイヤーセルフリーディングじゃなくてもセルフコーチングでも同じ結果になるかな」というのが正直な気持ちでした。
結局はハイヤーセルフも潜在意識を引き出すみたいなものなので、コーチングにとても似ています。
ですからハッキリ言って僕には「ハイヤーセルフリーディングすげぇ!!」とはなりませんでした。
言い忘れていましたが、ハイヤーセルフには質問形式でお尋ねします。
●今気をつけたほうが良いことは?
●心が窮屈に感じるけど、どうすれば解消できる?
こんな感じで、必ず知りたいことの質問を行ないます。
他者のハイヤーセルフと繋がってみた
僕はエンパスを使った超感覚カウンセリングというものを行なっていました。
簡単にどういうものかを説明しますと、エンパシー能力という共感能力を使って他者の本心の気持ちに気づいたり、問題の根本を見抜いていくものです。
ですから、他者の悩みや問題点を見つけ出すためのエネルギーの使い方は知っていました。
そこで僕は、ハイヤーセルフリーディングを他者にやってみることにしました。
1人は妻(当時は彼女)、そしてもう1人はセラピストの友人女性です。
…なのですが、いかんせんもう4年以上前のことだったので、断片的には覚えているのですが質問内容は忘れてしまいました。。
なんとなく覚えている質問とそこで感じたものをお話します。
妻のハイヤーセルフと繋がる
ハイヤーセルフと繋がるとき、脳内スクリーンには人によって様々なものが表れます。
魂のような塊という人もいれば、会ったこともない人が現れるという人もいれば、何も表れないという人もいます。
これは僕の解釈なのですが、その人にとって一番必要なものが映し出されるのではないか?と考えています。
妻が知りたかったことや質問のないようは忘れてしまいましたが、妻のハイヤーセルフと繋がったときに現れた存在は「おばあちゃん」でした。
ちなみに僕のおばあちゃんでもありませんので、見知らぬおばあちゃんです。
「誰だろう…妻のおばあちゃんかな?」
そう思いながら、妻がしてほしい質問をしたところ、そのおばあちゃんは何も答えずに笑ってくれたんですね。
ハイヤーセルフリーディングが終わり、妻に尋ねてみました。
「おばあちゃん、もう亡くなったって言ってたよね?生前、こんな髪型でこんな服装でこんな感じの顔してた?」と僕が感じたもの(見えたもの?)をそのまま伝えました。
服装は上品な白色の着物でした。
すると、おばあちゃんの髪型は完全に一致、僕は絵が下手すぎて描けないので輪郭などを伝えると、それも完全に一致していたようです。
そして着物に関しては覚えていないということだったので、妻はお母さんにLINEをして「おばあちゃん、白の着物持ってた?」と聞いてみたところ、1つだけ持っていた着物がその上品な白色の着物だったそうです。
旧ブログで明かしていますが、妻は境界性パーソナリティ障害という精神疾患を患っていました。
その精神疾患に僕も一緒に向き合うことに決め、実際にエンパスを使ってケアを行なっていたので、妻は今回のハイヤーセルフリーディングにはそれほど驚いていませんでした。
「すごい!楽しい!」とは言っていましたが(笑)
このとき、これはエンパスを使ったリーディングなのか、ハイヤーセルフリーディングで他者のハイヤーセルフと繋がったのかはわかりませんでしたが、ここで「他者にも行えることなんだ」ということがわかりました。
セラピストの友人女性と繋がる
こちらの友人は、セラピストでもありスピリチュアルも一通り勉強している女性だったので、ハイヤーセルフリーディングのことはよく知っていました。
というより、この友人女性からハイヤーセルフリーディングという言葉を教えてもらったような気がします(うろ覚え)。
100%他者のハイヤーセルフリーディングと繋がれる自信はまだなかったのですが、そこは友人なので良い意味で気楽です。
「彼女のハイヤーセルフと繋がってみたらこんなことが起きたの。もし興味あったら練習させてもらえない?」と友人に尋ねると、
「やって!やって!!質問はこれ!」
と食い気味で質問まですぐに提示してくれました。
自分の体調を整えいざハイヤーセルフリーディング。
少しずつ友人のハイヤーセルフと繋がっていくと、小さな女の子が現れました。
色はよく見えないのですが、明るい系の服装。黄色やオレンジといった感じでしょうか。
この友人の質問は3つあり、1つは「今後私はどうすれば良いか」(ざっくりしすぎ笑)というのだけは覚えています。
他の質問を覚えていなくて本当に申し訳ないのですが、何かの質問をしたときにその小さな女の子は逃げ回りました。
とはいっても恐ろしいものから逃げる感じではなくて、話をはぐらかそうとしている様子です。小さい子特有の笑ってごまかす的なアレです。
ここで読み解き方の話も少し出していきますが、ヒントはものすごいわかりにくい場合もあります。ですから読み解く力が大切なのですが…
例えば「逃げ回る様子」というのは「答えたくないこと」や「隠したいこと」です。心の話でいうと「メンタルブロック」ということになります。
つまり、このメンタルブロックが原因で今の悩みがあり、そのブロックがなかなか解除できていないということです。
そして小さな女の子はこの友人の幼少期の様子であると僕は読み解き、
「小さい女の子=幼少期=メンタルブロック=インナーチャイルド」
そうです、ここにはインナーチャイルドであるというヒントを得ることができ、それと同時に友人は今大人になっているので、インナーチャイルドであり、アダルトチルドレンでもあるということです。
そして、何らかの質問をしていたときに急に下半身に激痛が走りました。
友人のハイヤーセルフと繋がっていても、僕はガイド役になっているので僕の意識はもちろんあります。
「え、なんでこんなに下半身(みぞおちと局部の間くらい?)が痛いんだろう。ん〜、、、、もしかして…」
これは一回置いておき、最後の質問をしました。
それが「今後私はどうすれば良いか」の質問で、小さい女の子がずっと逃げ回っていた質問です。
しつこく聞いたから諦めてくれたのか、その小さい女の子は満面の笑みでくるくると手を広げて回り始めました。
友人のハイヤーセルフリーディングが終わり、「感じたもの(見えたもの)」と「僕が読み解いたこと」の2つをレポートにして送りました。
Wordで10ページ以上はあったと思います。
まず、「今後私はどうすれば良いか」の質問に対する逃げ回る様子と最後に満面の笑みでくるくると手を広げて回ったこと、僕はこれを「もっと笑顔で、もっと自由に、もっと楽しもうとしなきゃダメだよ!」という小さい女の子からのメッセージであると読み解きました。
そして下半身の痛み。
「言いにくいなぁ、言いにくいなぁ」と思っていました。なんせ友人は女性ですから…。
でも隠していても仕方ないので、
「子宮あたりになにか問題を抱えてる?もし心当たりがあるようならば、一度病院に行って見てきてほしい」
こう伝えました。
レポートを見た友人は、「すごい!!全部当てはまってる!というか全部心当たりがありすぎる!」と驚いていました。
このレポートは友人のブログで公開したそうですが、ドメインの更新し忘れでホームページが閉鎖されてしまったようです(笑)
ちなみに下半身の痛み問題は、昔から子宮に問題があって定期的に検査に行っていたそうです。ただ、なぜ子宮に問題があることを知られてしまったのかにかなり驚いたようです。
ハイヤーセルフリーディングは読み解く力が大切
ものすごい断片的な実体験の話になってしまいましたが、ハイヤーセルフリーディングとはどういうものなのかは少しは分かっていただけたかと思います。
今回は友人のときのように「下半身の痛み」という気づきを与えてくれましたが、他には「頭が痛くなる」「肩が痛くなる」といった痛みで教えてくれることもあります。
また痛みだけではなく、どうしてもハイヤーセルフがその質問を答えてくれなかったときは、こちらが三択の回答を用意したりします。
選択肢を1つずつ言っていくと、身体のどこかになにかの反応があったり、身体がビリビリとしびれたり、何らかの方法で気づきを与えてくれます。
「1+1=?」
「2です!」
というような分かりやすい答えやヒントではありません。
だからこそハイヤーセルフリーディングが終わったあとに自分の中でものすごい勢いで分析を行なって、それをレポートにまとめる必要があったのです。
読み解く力を養う方法は、
●よく考える
●トライアンドエラーを繰り返す
現実的なところでいうとこの3つです。
エンパスの人は比較的簡単に行なえます
たいていの場合、このあと「というわけで、僕のハイヤーセルフリーディングを受けてみませんか?!」とご案内するのが商売の常套手段だと思いますが、残念ながら僕は今はもうハイヤーセルフリーディングをしていません。
そして、仕事としてお金をいただいてハイヤーセルフリーディングをしたこともありません。
知れるはずもないことに見抜けることを「羨ましい」という人もいるのですが、僕からすると少し怖い面もあります。
それに他人様の見えないものを感じ取ることってものすごくエネルギーが消費します。
一言でいうとめちゃくちゃ疲れます(笑)
妻のおばあちゃんのこともそうですし、友人の子宮のこともそうですが、他にもいろいろとありました。
そもそもエンパス自体が知れるはずもないことを見抜けてしまう性質なので、僕はこれだけで充分だなぁと思いました。
といっても、最近は「気づきを得る」「革命していく」というテーマを持ってお客様とセッションしているので、エンパスもあまり使わずに、コーチングとコンサルティングがメインです。
コーチングでもコンサルティングでもどうしても改善できない部分だけ超感覚カウンセリングを行なうようにしています。
ただ、興味がある人にはハイヤーセルフとの繋がり方や自分自身のハイヤーセルフリーディングの方法はお伝えさせていただいている形です。
エンパスの人であれば、自分自身のハイヤーセルフリーディングも他者のハイヤーセルフリーディングも比較的簡単にできると思います。
ただし、他者のハイヤーセルフリーディングをする場合においては、エンパスのONとOFFの切り替えができる人であり、エンパスのデメリットを50%以上克服できている人が条件です。
この条件を満たしていないと、他者のネガティブな部分に影響を受けてしまうからです。
ハイヤーセルフリーディング専門のセッションは今はありませんので、僕にご相談やセッションをいただいた方にのみ特別に方法を伝授させていただいております。
気づきを得る方法はハイヤーセルフリーディングだけでなく、セルフコーチングや学びを繰り返していく中で得られる気づきもあります。
良い気づきをたくさん得て、幸福感や生きづらさ解消のために自分革命ならぬ生き方革命をしていきましょう。