こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
真面目
責任感が人一倍強い
気遣い屋さん
利他愛が強い
ネガティブ思考
ネガティブ行動
夢や目標がない
突然ですが、自殺してしまう人の性格や特徴を7つ挙げました。
言わなくてもわかっていただけると思いますが、この7つに当てはまるからといって全員が自殺するわけではないですし、当てはまらない人が自殺することだってあります。
自殺してしまう人は、幼少期の家庭環境が影響していたり、成人しても両親や家族との関係が影響したりすることもありますが、真面目だったり、責任感や利他愛が強かったりすると、「関わらない」という選択がなかなかできないんですね。
ですから家庭環境に難があったり、毒親に育てられたという場合においても上の7つに当てはまる性格や特徴が関係していると考えています。
毒親については下記の記事も参考にしてみてください。
要注意!気遣い屋さんは自己愛に欠ける場合多し
誰にでも気遣いができることは素晴らしいことです。
友人からも好かれると思います。
ですが、気遣いにおいて自分自身に強迫観念があると、気持ちよく気遣いするのではなく、自分を犠牲にしてでも他者を気遣ってしまうことがあります。
この状態を「自己愛に欠ける」や「自己愛が弱い」といいます。
自分はどうであっても誰かが喜んでくれたり、誰かのためになれたらいいという考えは、とても優しい心の持ち主です。
ですがその優しい心が仇となって、自分自身を愛する気持ちが弱くなってしまっては元も子もありません。
もしあなたの周りに、自分のことよりも人のことばかり優先する人がいたら、「自分自身のことも大切にね」と声をかけてあげてください。
わかっている人が多いと思うんですが、言われることによってハッと思い出すことだってあります。
責任感が強すぎるといっぱいいっぱいになる
・誰かを頼っちゃいけない
・いつもしっかりしてなきゃいけない
・期待を裏切っちゃいけない
こんなふうに、あらゆる責任を自分に押し付けてしまうクセが自分を苦しめていることも多いです。
長男、長女に多いタイプではあるんですが、他にも両親の教育方針によっても責任感が強くなりすぎてしまうこともよくあります。
無責任が良いというわけではありません。
責任感が強ければ良いというわけではありません。
「誰かに頼る」「誰かにお願いする」「一緒にがんばる」という意識を持つことができれば、少しでも心に余裕ができるかもしれません。
あなたの大切な人がいっぱいいっぱいになっていたら、声掛けだけでも行なってあげてください。
「わたしになにかできることある?」
きっと「ううん、大丈夫。ありがとね」と言うと思います。ですが、声掛けをすることによって、「自分にもこうやって気にかけてくれる人がいる」という気持ちになり、少しだけでも物事を楽観できるかもしれません。
「きっかけ」なんてそんなもんです。
つらい気持ちが話せないつらさは大きすぎる
真面目
責任感が人一倍強い
気遣い屋さん
利他愛が強い
ネガティブ思考
ネガティブ行動
夢や目標がない
このリストの1〜4に当てはまっている人の中には、自分の気持ちは置いといて、いつでも明るく自然に振る舞おうとしている人もいます。
その場合、気の知れた人や家族であっても気づけないこともあります。
・幸せそうに見える
実際はそんなことあろうはずがありません。
自分の幸せが他人の幸せとは限りませんし、他人の幸せが自分の幸せとも限りません。
自分だけにしかわからないことって山程あるはずです。
自分自身の立場や性格によって、自分の本当の気持ちを誰にも話せない人もいます。
「つらい」の一言が言えず、すべて自分1人で抱え込みます。
SNSなどで「死にたい」「もう生きてる意味がない」などと何度も書き込むかまってちゃんタイプの人とは違います。
「慰めてほしい」
「勇気がほしい」
「話を聞いてほしい」
こんなことが言えたら、思いとどまって冷静で楽観的な思考になるための猶予ができるかもしれません。
この場合、家族や恋人、仲の良い友人じゃないと深く話すことは難しいかもしれませんが、今ある日常を当たり前と思わずに、つらそうな様子を感じたらよく心の観察をしてあげてください。
夢や希望の偉大さ
ツイッターでこんなことをつぶやきました。
夢や希望を持つだけで、人は結構がんばれたりするもの。
ここでいう「がんばる」は無理することじゃなく、ちょっとぐらいしんどくても乗り越えられるってこと。
先を悲観しはじめると夢や希望も疎かになる。
夢や希望を疎かにするから先を悲観しはじめてしまう。— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) September 29, 2020
夢や希望って、自分自身のやりたいことやなりたいことだけじゃないんですね。
たとえば、子供の成長を見届けることも夢や希望のひとつです。
「人生なんてつまんない」「私なんて幸せになれない」といった考え方や捉え方をすると、夢や希望を抱くことができなくなってしまいます。
夢や希望を疎かにするから物事を悲観するようにもなりますし、悲観しているから夢や希望も疎かになってしまうんですね。
短期的な夢や希望、長期的な夢や希望のどちらでもいいんですが、ステップバイステップで変化していくためには短期的な夢や希望をいくつも用意しておくほうが効果的です。
ですからパートナー、お子さん、友だちなどの関係において、夢や希望がなく生きている人がいたら、一緒になって夢や希望を抱けるように深く考えてあげてください。
夢や希望は、本人の深層心理に隠れています。
「ない」という人も、本当はあります。
「ない」と答える人の大半はこうなんですね。
そしてほとんどの人が、いきなり大きな夢を叶えようとするから「どうせ無理」となってしまいます。
ここの部分の考え方を変えるのは難しいですが、自殺してしまう人は自分の気持ちをなかなか話せないことが原因のひとつでもあると思っていますので、こういった時間を作ることが大切なんです。
精神を乱すと八方塞がりと感じ、八方塞がりと感じるとより精神を乱す
自殺してしまった人は、自身の状況が「八方塞がり」と感じて自ら命を落とす選択をします。
見出しにもありますが、「精神を乱すと八方塞がりに感じ、八方塞がりと感じるとより精神を乱す」と僕は考えています。
精神を乱すと八方塞がりに感じ、八方塞がりと感じるとより精神を乱す。
こんなときこそ客観視。
客観視が難しいなら誰かに客観的な意見を聞くことで光が見えてくることもあります。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) September 29, 2020
これもツイッターでつぶやいたんですが、八方塞がりを感じたら直ちに「客観視」もしくは「客観的な意見を聞く」のどちらかです。
僕が八方塞がりに感じていることがあったとしても、あなたからしたら「そんなのこうすればいいじゃん?」と思うことがあるはずなんですね。
でも僕はその客観的な意見に気づいていないから苦しんでいることもありますし、気づいているんだけどその選択をしたくないから悩んでいることだってあると思います。
もし八方塞がりに感じている人を見かけたら、もしあなたに余裕があるのなら、穏やかに冷静に、決して叱る雰囲気ではなく「共感」+「客観的な意見」を届けてあげてください。
自殺してしまった人の家族や周りの人は、とてもつらいです。
一生このつらさと共に生きていかなければいけません。
だからこそ悔いを少しでも減らせるように、自分ができることをできる範囲でやってみましょう。
喧嘩になったっていい、お節介と思われたっていい、そんな強い気持ちを持ってつらそうな人と向き合ってみてください。
でも、全く死ぬ気がないのに「死にたい」という人もいます。
そんなときはこの記事を参考にしてみてください。