こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
恋人と別れたほうがいいのか、それとももう少し頑張ってみたほうがいいのか、恋愛を真摯に捉えている人ほど別れについては悩みやすいものです。
好きなのか、情なのか、これさえもわからなくなってしまうこともあります。
自分自身のことや恋人との関係性(現在の状況)を主観で捉えてしまうと、やたらと迷い、やたらと悩みます。
刻々と時間だけが過ぎ、「本当ならもうそろそろ結婚しても良いことなのに・・・」と焦りが出始めることも。
ところが、自分自身や恋人との関係性を客観視すると、ある程度のこの先の予測ができるようになるので、「今のままでいいのか」「別れるべきなのか」が見やすくなってきます。
とはいえ客観視はなかなか難しいものです。
ですので、この記事を客観視として捉えていただけたらと思います。
今すぐ離れるべき人の特徴とは?
今すぐ離れるべき人の特徴はコレ!というものを挙げていきます。
人格を否定する相手(モラハラ)
浮気性
成長意欲がない相手
悪いところを改善しようとしない相手
上記の5つです。
ひとつずつ簡単に解説していきますね。
暴力を振るう相手
これはもう問答無用ではありますが、基本的に暴力をする人は治りません。
あなたがどんなに「いつかは暴力を振るわなくなるかもしれない」とどんなに願っても残念ながらそれが実現する確率は低いです。
というのは、「暴力」という行為は、人を服従させたり威嚇したりするものであって、「話せばわかってもらえる」「ちゃんと話し合おう」とする自信がない人なんですね。
「頭が弱い」という言葉が一番しっくりくるかもしれませんが、とにかく理性や理論を冷静に判断するスペックを持っていないので、暴力で押さえつけようとします。
ですから、暴力を振るう相手とは1分1秒でも早く離れましょう。
間違っても「暴力のあとは優しくなるから、つい許しちゃう」なんてことは思わないでください。あなたの体の傷が、そして心の傷が増えていくだけです。
ですが例外があります。
それは、アンガーマネジメント(怒りのコントロール)について必死に学んでいたり、自分を変えようと一生懸命取り組んでいる相手であれば、もしあなたが協力できるのであればしてあげてください。
もちろんすぐには変われません。
ですが、人は必ず変われる生き物ですから、相手が本気であってあなたがもう少し一緒にいてあげる気持ちがあるのであればすぐに離れなくても良いと思います。
人格を否定する相手
俗に言う「モラハラ(モラルハラスメント)」というものです。
一般的によくあるのは、自分を正当化し、あたかも相手の人格がおかしいと言わんばかりの言葉の暴力です。
相手の中でこう思っているならば、この相手とあらゆる意見や思考、行動が一致しなければ「お前はおかしい」と言われてしまうんですね。
それだけではなく、相手の理想、求めている物事、かけてほしい言葉、してほしい行動などもすべて相手の思い描いていることと一致しなければ人格否定をされてしまいます。
人に人格を否定する権限はないんです。
明らかにおかしな人はいます。ですが、人格を否定するのは同じ穴のムジナであって、相手にしない、放っておくのが正しい対応です。
恋人や夫婦間であれば、相手の間違いや悪いところを指摘することは大切です。これは人格否定ではなく、2人が幸せになっていくために必要なことです。
こういった相手と一緒にいれば、いつまでも人格否定をし続けられます。
自分自身に対する人格否定が減ってきたら、今度は別の誰かをターゲットにします。
会社の上司や同僚、隣の家に住む田中さんご夫婦のこと、どこぞの店員さん、道を歩く人などなど、あなたはその人といる限り、誰かの人格を否定する言葉を聞き続けなければいけないのです。
自分の性格や人格まで廃れてくると思いませんか?
浮気性
これも言わずもがなですが、ちょっとだけ補足がありまして。
浮気を許せる(目を瞑れる)レベルでこの相手と付き合っていくメリットがあるならば、それはそれでひとつの人生だと思うんですね。
たとえば、
●やたらと稼ぐ
●好きなもの買ってもらえる
●爆発的に自分が成長できる
などなど、物理的かどうか問わず自分自身にメリットがある場合です。
「亭主元気で留守が良い」じゃありませんが、「自分は自分で楽しいことをしたい」「彼は彼で好きなことしたらいい」と割り切れる人は、今すぐ離れなくてもいいのかなぁと。
ですが、こうは思えずに「もう浮気しないかな?」と日常的に不安になるのであれば今すぐ離れるべきです。精神衛生上よくありませんし、なにより時間の無駄になってしまうので。
成長意欲がない相手
「自分はこのままの自分でいい」と思っている相手とは今は良くてもこの先たいていトラブルになりますし、不満を抱きます。
それを本気で言っているのか、それとも天の邪鬼で言っているのかを見抜く必要はありますが、成長意欲がない相手と付き合っていても面白くありませんし、2人で良い未来をつくっていくことなんて不可能です。
悪いところを改善しようとしない相手
これも上の「成長意欲がない相手」と似ていますが、それよりももっと面倒なタイプです。
悪いところをちょっと指摘しただけで機嫌が悪くなったり、悪いと思っていても自己中心的すぎて改善する気がなかったりする人は結構多いです。
恋人もそうですし、夫婦もそうなんですが、人間なんて不完全な生き物ですから「悪いところ」がない人なんて1人もいません。
悪いところに気づいたり、指摘してもらうことで気づき、自分のためにも相手のためにも改善していくのが理想であり、人間ならではの大きな利点なのかなと思います。
これを一緒にできない相手であれば、この相手とは一緒に成長していくことはできませんし、あなたが成長を続けることで相手との精神レベルの差もなにもかもどんどん差が開いてしまいます。
「類は友を呼ぶ」です。
自分の精神レベルが上がれば、出会う人や付き合う人も変わります。
本当に縁があればまた出会えるので、今は旅立ちのとき
年齢が若いと、「もうこの人以上の人とは出会えない」と頑なに感じてしまったりするものですし、30代を超えていると、「この先、自分は誰かに好きになってもらえるんかな?」と不安に感じたりするものです。
本当にそのとおりかもしれないし、そのとおりじゃないかもしれない。
それは、自分次第なんですね。
そして、本当にご縁がある人とは、たとえ一度や二度別れたとしても、またなにかの拍子に一緒になったりするものなんです。
お互いの成長期間として再会したときにより魅力的になっていたら、あなたと別れたことがきっかけかもしれません。
あなたの人生ですからあなたが決めることではあるのですが、人生は我慢するためにあるわけではありません。
我慢している間に、本当にあなたにとって必要な人、またあなたを必要としている人と出会えていたかもしれません。誰もが平等である「時間」をどう使っていくかで、毎日の濃さが変わり、それが人生の重みになっていきます。