こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
許せない人も許さなきゃいけないの?
許せない人を許すことに、スピリチュアルてきにどんな意味があるの?
こんな疑問を抱いている人もいるかもしません。
この疑問について、スピリチュアル観点や精神世界からじっくりと解説していきます。
一番大切なことはなんですか?
大まかな結論として、このようなTweetをしました。
精神世界やスピリチュアルを学んでいる方で陥りやすいのが、「どうしても許せない人も許さないとダメなの?」という問題です。僕の結論は、憎しみの気持ちを許せるなら、自分の波長を高くするためにも許せしたほうが良いかもですが、許せないのであれば、許せる日が来るまで待つのも良いと思います。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) December 26, 2019
僕の結論は、憎しみの気持ちを許せるなら、自分の波長を高くするためにも許せしたほうが良いかもですが、許せないのであれば、許せる日が来るまで待つのも良いと思います。
この結論には僕なりの根拠があります。
●なんのために許すのか
●誰の人生か
ここの原理原則を考えていくと必然的にこのTweetの結論に至ります。
僕が思う「人生で一番大切なこと」というのは、自分自身が幸せな人生を送れるか、心の豊かさを感じて楽しく生きていけるかです。
その上で、自分自身が幸せになっていくためには許せない人を許す必要があるのか、ないのかを考えます。
これを考える材料として「誰の人生か」を考えていくとスムーズかつシンプルになると思います。
具体的にいいますと、自分は自分の人生という旅の主人公であり、自分のための人生です。
自分が今後歩んでいく人生や目標とする自分に対して、許せない人を許そうと努力をしたほうが良いのか、それとも許せない人を無理に許そうとせず、復讐心を抱くこともなく、居ない存在として記憶から遠ざけてしまうのが良いのか、なんですね。
なぜ「復讐心を抱くこともなく」なのかと言いますと、「蒔いた種は刈り取る」「因果報応」「波長の法則」であり、復讐のエネルギーは不幸を作り上げてしまうからです。
もし許せない相手がどうしても憎く、復讐したい気持ちが強かったとしても、その相手が本当に悪いことをしているのであれば、あなたが復讐しなくても必ず何らかの等価交換になる出来事が起こります。
ここを認められるかどうかなのですが、どうしても「自分が不幸になってでも自分の手で復讐したい」と思っているのであれば、無理に止めることもしません。
極論ですが、
「相手を不幸にする人生」
「自分が幸せになる人生」
あなたにはどちらの選択肢もあり、自由に選ぶことができます。
どちらを選択するかは誰かが強要できるものではありませんので、今の感情と今後の人生を冷静にイメージし、決断していただけたらと思います。
あなたの本当の気持ちを大切にできる人はあなた
スピリチュアル寄りの心理のお話でもあり、前項の復讐の話にも繋がります。
あなたの気持ちをどんなに大切にしてくれる人がいても、あなたが自分の本当の気持ちを大切にできなければ、あなたは幸せを感じることが難しくなってしまいます。
これを「自尊心(じそんしん)」と言ったりもします。
良くない依存の仕組みを考えてみると分かりやすいかもしれません。
あなたのことやあなたの気持ちを大切にしてくれる人がいます。そんな人をあなたは「良い人」「私のことを理解してくれる人」と感じ、この人を好きになるかもしれません。
ところが、いくらこの人があなたのことやあなたの気持ちを大切にしてくれても、あなた自身の自尊心が低く、自分の存在や価値を認められずに「どうせ私なんて…」と思い込んでいたら、この人と一緒にいるときだけが気持ちよくなれる瞬間になります。
すると「この人がいないと私はダメだ」「この人がいなくなるなら自分はいなくなったほうが良い」という良くない依存に繋がり、気持ちのアップダウンの激しい苦しい日々が始まります。
このまま2人以外誰もいない世界で不老不死になれれば良いのですが、現実には不可能です。
何もかも1人立ちしなければいけないわけではないのですが、自立すべきところ、他力を使っても良いところの見極めが出来ないと、結果的に自分自身が苦しむことになってしまうのです。
これが「自尊心が低く、良くない依存の苦しみを繰り返すメカニズム」です。
あなたの本当の気持ちを大切にできるのはあなた自身しかいません。
言い換えると、他の誰かがあなたの本当の気持ちを大切にしてくれたとしても、あなた自身が本当の気持ちを大切にできなければ意味がなくなってしまうのです。
私の本当の気持ちとは?
繰り返し「あなたの本当の気持ち」という言葉を言いましたが、では「本当の気持ち」とはなんでしょうか。
これは、あなたから素直に湧き出た感情を否定せず、反発せず、認めるということです。
ですから、あなたがどうしても許せない人がいるのに、その素直な感情に背いて無理やり「許さなきゃ」と思い続けることは、ただただあなたが苦しむことになるかもしれないのです。
とはいえ、じゃあ一生恨んだままで良いのかというとそれはまた別の話です。
「許せない」という気持ちは結果論です。結果論ではなく、その気持ちになってしまった過程にある感情に目を向けていただきたいのです。
●こんなことをされて悲しなかった
●本当はこうしたかった
●なにが苦しいのか
●なにに怒りを感じているのか
●どうしてほしかったのか
これらの自分自身の内側の深いところにある素直で正直な感情を出し、「そうか、辛かったね」「がんばったんだね」と認めてあげてほしいのです。
苦しみから解放されるために
許せない人がいるということは、いずれにしても今苦しい思いをさせていることと思います。
この苦しみの根本を辿っていくと、幼少期に両親から刷り込まされた価値観や誰かから思い込まされた洗脳にたどり着くことが多いです。
スピリチュアル用語ではこれを「リミッティングビリーフ」といい、心理学では「メンタルブロック」や「心のブレーキ」といいます。
両親は悪気はなかったとしても、「うちにはお金がない」「お金を稼ぐのは本当に大変だ」「お金ってこういうもの」と口癖のように言っているのを耳にすれば、小さいころからお金に対するイメージに制限があります。
すると「お金持ちになりたい」と思っても「もっとお金を稼ぎたい」と頭の中で思ったとしても、無意識(潜在意識)に根付いてしまった負の思い込みのパワーのほうが強いため、現実は貧乏になってしまうのです。
他にも、あまり大切に育ててもらえなかった記憶がある人は、「どうせ私なんて」という思い込みが無意識に根付いてしまっているかもしれません。
すると「幸せになりたい」「愛したいし愛されたい」と頭の中で思ったとしても、現実は「どうせ私なんて」と思うような出来事に振り回されたり、許せない人が現れたり、不幸感を味わってしまうような現実を作ってしまうのです。
「どうせ私なんて」と心のどこかで思っている人でも、「許せない人がいる」と思っている人でも、少しでも「こんな苦しみから解放されたい」と思うのであれば、自分自身の根本と向き合ってください。
メンタルブロックは、
●お金
●幸福感
●自由な選択
この3つに繋がっていることがとても多いです。
●お金持ちになんてなれない
●自分は不幸な人生なんだ
●自分に選択肢なんてない
これらはすべて自分自身だけの思い込みです。
ですがあなたが悪いわけではなく、意図しないところでこう思わされてしまっただけなのです。
もし自分自身のブロックから解放されたいと願っている方はご相談いただけたらと思います。