こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
婚活・結婚関連のサイトや本、または結婚相談所で婚活されている方はこの「妥協」について一度は見聞きしたことがあるかと思います。
正直にいいますと、僕はどれもこれも頭に「?」が浮かんでしまうのですが、複雑に書いているからそれを読んでいる人や結婚相手の条件を妥協しようかどうか悩んでいる人を余計に悩ませてしまっている気がしてなりません。
今回は、結婚(婚活)において妥協してはいけない点と妥協しても良い点をシンプルに、そしてそれらの理由もしっかりと解説していきますので、4分ほどお付き合いくださいね。
絶対条件と前提条件
まずはじめに、僕はいつも「絶対条件」と「前提条件」を考えていただくようにしています。
ごくごく当たり前のことですが、まず絶対条件の具体例を挙げてみますね。
●相手が生理的に無理な人じゃない
僕のお客様とこの話をすると皆さん大抵大笑いされます。おとなしめの方は大笑いではなく「フフッ」って笑ってくれます。
先日も40代後半の独身女性にこの絶対条件の話をしたら、手を叩きながら「本当にそれです!!」と大笑いしていました。
むしろ僕が「そんなに?!」と驚いてしまうほどに(笑)
まずこれが絶対条件ですね。
ちょっと下品な表現でかたじけないのですが、スキンシップや愛情表現でセックスするときに、女性であればその男性から抱かれても良いか、絶対に抱かれたくないか、男性であればその女性を抱けるか抱けないかです。
いくら高収入でも、いくら高学歴でも、いくら料理が上手でも、いくら優しさの極みの人であっても、この根本部分が「生理的に無理です!」な状況であれば、その先は無いわけですね。
そして前提条件というのもあります。
これは人それぞれ違いますが、具体例を挙げると、
●自分が話し下手だからたくさん話してくれる人が良い
●収入がない人は無理
●生真面目すぎる人は無理
●話がどうにも合わない人は無理
こういった、ある種「最低限の条件」みたいな感じですね。
そしてこの最低限の条件である「前提条件」が結婚で妥協してはいけない点に繋がっていきます。
結婚で妥協してはいけない点
結論からお話します。
先日、TwitterでこんなTweetをしました。
婚活や結婚関連のサイトを見ると「これは妥協しちゃダメ!」「これは妥協して良い!」などをよく見かけます。
はっきり言って、読者を複雑に悩ませてしまっているような気がしてなりません。
前提条件と絶対条件を除いて、妥協してはいけないポイントは「価値観」です。
本当は超シンプルなのに…
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) September 24, 2019
婚活や結婚関連のサイトを見ると「これは妥協しちゃダメ!」「これは妥協して良い!」などをよく見かけます。はっきり言って、読者を複雑に悩ませてしまっているような気がしてなりません。前提条件と絶対条件を除いて、妥協してはいけないポイントは「価値観」です。本当は超シンプルなのに…
重複してしまいますが、
結婚で妥協してはいけない点というのは「価値観」です。
せめて結婚相談所の方々にはこれを会員さんに伝えてほしいなぁと思うのですが、全然見つけられませんでした。
よくある婚活・結婚関連のサイトの例
婚活・結婚関連のサイトでは、「結婚で妥協しても良い点」と「結婚で妥協してはいけない点」を分けて紹介しているのですが、たいていは以下のような感じです。
結婚で妥協してはいけない点
●相手の年収
●相手と自分の学歴の差
●受け入れられない性癖・願望
●お金の問題
このあたりです。
誤解していただきたくないのですが、これが間違っているとは思っていません。
後ほど解説していきますね。
結婚で妥協しても良い点
そして妥協しても良い点は、
●相手の容姿
●相手の年齢
●長男かどうか
●貯金の有無
このあたりが挙げられていました。
これも決して間違っているとは思いませんし、否定するつもりも一切ありません。
ちなみにこんな記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。
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ここから超シンプルにお話していきますね。
結婚で妥協してはいけないのは「価値観」
妥協してはいけない点で挙げられている部分から見ていきますね。
一応、もう一度おさらいしておきます。
●相手の年収
●相手と自分の学歴の差
●受け入れられない性癖・願望
●お金の問題
相手の年収
相手の年収を条件に組み入れるのは女性が多いので、ここでは「相手=男性」で話を進めていきますね。
年収800万円以上、などといった相手の希望年収というのがあります。
まずシンプルに疑問に思うのは、年収790万円はダメなの?というところですが、これは置いておいて、年収だけで判断するのはとても危険ということです。
どういうことかと言いますと、最も大切なのは年収ではなく、収入と支出のバランス、お金の使い方です。そしてお金に対するお互いの価値観です。
つまり、年収800万円稼いでいたとしても、税金諸々と生活費、生産性のない趣味嗜好で毎年780万円使っていたら、年間20万円しか手元に残りません。
逆も考えられます。
年収800万円稼いでいたとしても、びっくりするぐらいケチだったら貯金は多いかもしれませんが、交際期間中のデート、結婚後の楽しみは期待できないかもしれません。
年収の条件を出すのは決して悪いことではないですが、もっと大切なのは「価値観」です。
お金の価値観、お金の使い方の価値観など、お金に置いてもありとあらゆる価値観がそれぞれに存在しています。
もしあなたの趣味やライフテーマとして「温泉旅行を年に1度楽しみたい」という想いがあったとしたら、年収800万円でケチな人や旅行嫌いな男性と結婚するよりも、年収600万円でも、温泉旅行好きで年に1回旅行に連れて行ってくれる男性と結婚するほうが幸せじゃないですか?ということです。
ですが「私にとっては今どれだけ稼いでいるかが最重要なの!」という方は無理に妥協する必要はありません。
相手と自分の学歴の差
短大卒以上が良い、国立大学卒が良いなど、昔に比べて今は高学歴を条件にする女性は減ってきていますが、とくに結婚相談所で婚活している方にはまだまだ健在している条件です。
また、男性も高学歴・高収入の人は「大卒以上の女性」を条件にしている場合もあります。
この部分は「見栄」や「プライド」を除いて考えたら、前提条件でも挙げた「話がどうにも合わない人」や「話すネタや温度差」が原因であれば妥協しないほうが良い点ではあります。
ただ、この「話がどうにも合わない人」や「話すネタや温度差」というのが価値観であって、もしこれが合う人を望んでいるだけであれば「学歴」という条件は、妥協というより変えてしまったほうが間口は広がりますよね。
自分自身が何に重きを置いているのか、学歴にどうしてもこだわらなければいけない理由がないのであれば、お互いの会話の価値観やコミュニケーションの価値観を大切にしてください。
これも「私にとってはどれだけ高学歴かが重要なの!」という方は無理に妥協する必要はありません。
受け入れられない性癖・願望
1人1つは人に語れない性癖がある、なんてことをよく聞きますが、これの真意はわかりません(笑)
ここはシンプルに、性に対する価値観が合わなければNGということになりますね。
ただ、人間面白いもので知らない世界を知ると魅力的に感じることもあります。
「気持ち悪い!変態!」と心底思うのであればもうNGだと思いますが、「どうしてそれが良いの?」と相手の価値観を聞いてみてから判断するほうが視野は広がっていくと思います。
お金の問題
年収のところでも少し話しましたが、お金の問題というのは「使い方」や「収支のバランス」、そして「お金をどう考えているか」に繋がります。
といっても、ギャンブル好きの相手を妥協して受け入れることをオススメしているわけではありません。
もしあなたが「ギャンブルは絶対反対!」という価値観を持っていたとして、相手は「誰になんと言われようとギャンブルはやめない!」と思っているのであればそれは絶対に妥協しないほうが良いです。
お金に対する価値観が違いすぎますし、ここで妥協してしまっては相手が心から変わらない限りは必ずほぼ100%トラブル続きです。
ですがここも「価値観」の違いでしかないのです。
事細かく分けると複雑になる
ここまで「妥協してはいけない点」としてよく挙げられているものをそれぞれ解説してきましたが、他にも「妥協しても良い点」もあります。
ただ、今回僕が一番にお伝えしたかったことは「シンプル思考」です。
容姿、身長、年齢、年収、学歴、お金と事細かく分けたらものすごい数になりますし、すべて考えていけばものすごく複雑になってしまいます。
イコール、どうなりやすいかと言いますと、
●悩む
●疲れる
●良い人がいない
となるわけです。
結婚を実現させるためや婚活を長引かせないために、妥協して考えていきましょうということではなくて、複雑に細部を見ていくのではなくてシンプルに「妥協できる点」と「妥協できない点」をあなた自身の価値観から見ていったほうが婚活も結婚までのルートもシンプルになりやすいです。
その価値観というのは、あなた自身が心の底から思う幸せやライフテーマから見つけ出していくことができます。
価値観を妥協してしまうと、最初は我慢できていても後々我慢できなくなるかもしれませんし、離婚の理由の上位でもある「価値観の違い」で離婚や家庭内別居に繋がっていきます。
まずしていただきたいこと
今日、まずあなたにしていただきたいことは、「結婚相手の条件」としてこだわりがあるものとその理由をすべて洗いざらいノートに書き出してみてください。
そして次に、あなたが今後もずっと続けていきたい趣味とあなたが心の底から「幸せ」と感じられる状況、結婚相手との関係性、結婚生活を書き出してみてください。
ちなみにこれが「ライフテーマ」になります。
最後に、あなたのライフテーマと結婚相手の条件を照らし合わせてみてください。
その上で結婚相手に妥協できない点、全然妥協できる点などを考えていきましょう。
ここで何らかの気付きを得られたあなたは、結婚がグッと近づいて来ている証拠です。
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