こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
「自分が変われば相手が変わる!」みたいなことが書かれている本や、これを言っている人を見たことはありませんか?
この言葉だけを見聞きすると、そんな綺麗事なんかいらない!とか、自分は頑張ってるのに相手がそれに気づかないから無意味だ!とか、いろんなマイナスの感情が出てきてしまいますよね。
『自分が変われば相手が変わるかぁ。本当にそのとおりね。よし、相手が変わるまで自分は変わり続けよう!』って思える人は、世の中の喧嘩ばかりする夫婦・カップルでどのくらいいるでしょうか。
おそらくめちゃくちゃ少ないんじゃないかなと。
僕が思うに、この言葉ってすごく究極論だと思うんです。言うなれば、「死ぬときに幸せな人生だったと思えるのか」みたいなどちらかと言うと抽象的な表現に近い気がしています。
だから人はそのときの具体的な行動がわからず、結局は途中で投げ出したり、はじめから行動しない選択をしてしまうんじゃないかなと思っています。
というわけでですね、今回は「自分が変わる」の本当の意味と、その具体的な行動をお話していきますので、今日から実行する気持ちでこの先を読み進めてみてくださいね。
目的が根本にあること
夫婦関係(以下:カップルも夫婦関係と表現します)において、あなたが一番手に入れたいものはなんですか?
お金ですか?
子供ですか?
支配ですか?
同じ価値観ですか?
人によって様々な答えが出てくると思いますが、僕はこれらの手に入れたいもの(=欲)は根本の上に来る欲であると考えています。
夫婦関係における手に入れたいもの、それは「明るくて楽しくて幸せであること」ではないでしょうか?
これが手に入れたいものの本質、つまり根本にある目的だと思うんです。
考えてみてください。もちろん生活が圧迫されないだけのお金は必要ですし、価値観だって似ているほうが良いです。
ですが、お金には困ってないけど家にいるのがつまらない、価値観が似てる部分はあるけど家の中が暗い、これってどうですか?
少なくとも僕は嫌で、こんなんだったら結婚しないほうが幸せだったと思ってしまうと思います。たとえ子供がいたとしても、そんな家庭環境を子供に見せたくないですし、子供だって幸せを感じられないはずです。
夫婦関係以外にも言えることなのですが、根本にある目的がわかっていないと人はどうなると思いますか?
その時の感情で行動し、その時の感情から生まれる言葉を発し、頭の中がネガティブ(マイナス)な感情で埋め尽くされてしまいます。結果、マイナスな出来事(喧嘩、会話なし等)を引き寄せてしまいます。
あれです。
人間の仕組みってすごく面白いので、マイナスな出来事を引き寄せたい人はマイナスな感情を持ってマイナスな発言をすれば手に入れられます。
そうなんです。どうやら人は、マイナスの感情を生み出すほうが簡単らしく、マイナスな出来事はすぐに手に入ってしまうのです。
コントロールできるもの・できないもの
ここでぜひ考えていただきたいことがあります。
あなたが女性であると仮定します。
日常生活であなたがコントロールできるものはなんだと思いますか?
「晴れのほうがテンションが上がるから明日は晴れにしよう!」
こう思って、明日の天気をコントロールできる人はいますか?
もちろん無理な話ですよね。
私たち人間には、コントロールできるものとコントロールできないものがあるのです。
そして夫婦関係を良くしていくためには、自分自身がコントロールできる部分を正しくコントロールしていくことが一番大切なのです。
では、自分自身がコントロールできる部分とは何でしょうか。
感情のコントロール
相手の感情のコントロールではありません。
あくまでも自分自身のコントロールです。ですが、夫婦関係がうまくいかない人の多くが相手の感情をコントロールしようとしてしまうのです。
自分の感情もコントロールできないように思うかもしれませんが、これは「意識的にすること」でコントロールできるようになっていきます。詳しくは後ほど説明しますね。
言葉のコントロール
言葉というのは、自分が発する言葉です。
これは感情のコントロールよりもやりやすいかと思います。
では、感情をコントロールせず、言葉もコントロールしなかった場合に引き起こる問題は一体なんでしょうか?
喧嘩のロジックを知る
察しの良い人はもうお分かりかと思いますが、感情のコントロールと言葉のコントロールをしなかった場合に引き起こる問題は「喧嘩」「不仲」です。
ロジック(論理)はこうです。
ある旦那は少しだらしのない性格なのか、奥さんから『またコップ2つも出してる!どっちか洗うよ?!』と叱られたり、『着た服はもともとあった場所にちゃんとハンガーにかけて!』と日常的に叱られたりしています。
この旦那さんが感情も言葉もコントロールしなかった場合、『お前だって服投げ散らかしてるときあったし、コップだってたくさん出てるときあんだろ!!なんで俺ばっかり言われなきゃいけないんだ!』と言い返します。
すると奥さんは『そんなの知らない!いつも出しっぱなしのコップ片付けたりするのは私なんだからこっちの気持ちも考えてよ!』と言います。
さらに旦那さんは『都合の良いことだけ知らないことにすんなよ!それに家事はお前の仕事だろ!誰の金で飯食ってるんだ!』と追い詰めます。
この先どうなっていくかはもうわかりますよね?
感情と言葉をコントロールしないと、お互いに言いたいことを言い合い、ときにはけなしあい、どんどん関係が悪化していってしまいます。
感情と言葉をコントロールする
では、同じ事例で今度は感情と言葉をコントロールした場合はどうでしょうか。
奥さんに『またコップ2つも出してる!どっちか洗うよ?!』と叱られました。
旦那さんは、心の中では言われたことにムカムカしながらも『ごめんね、また出しっぱなしにしちゃった…今俺が洗うよ!』と言ったら奥さんはどう思うでしょうか。
少なくとも旦那さんが言い返していないので喧嘩にはなりませんよね?もう少しだけ奥さんのお叱りに耐えなきゃいけないことはあるかもしれませんが(笑)
実はですね、この事例は僕自身なんです。
僕、コーヒーとお茶をそれぞれ別のコップに入れていて、それでよく妻に『またコップ2つも出してる!どっちか洗うよ?!』と叱られるんです。
洋服もまたすぐに着るであろうものはハンガーにかけずにスッと折りたたんで洋服ラックの上に置いといたりするんです。そうすると『ちゃんとかけて!』と叱られます(笑)
だらしなくて本当に申し訳ないんですけど、これは「どうせ妻がやってくれるだろう」という気持ちではなく、「次ハンガーから取るよりも取りやすいほうが良い」という気持ちからの行動なんですけど、妻にはそんなこと知ったこっちゃないって話ですからね。
僕は心の中で「はるか(妻)だってトイレの電気つけっぱなしだったり、化粧道具出しっぱなしだったり、エアコン消し忘れてたりすることあって、俺が片付けや処理することもあるのに!!!」と思っています。
でもこれを言っちゃうといろんな水掛け論が勃発しますから、ムカムカしながらも『今やるよー!』とか『ごめんね、片付けてくれたんだね、ありがとー』と言います。
実はこれ、感情にも言葉にも素直じゃないんです。ムカムカしてるのにその感情を出さず、言いたいことを押し殺して「ごめんね」と言ったりするわけですからね。
ですが、人間は不思議なもので、「ごめんね」や「ありがとう」と言って自分の言葉をコントロールすると、数分後には感情まで落ち着いているんです。
これが感情のコントロールの方法です。
人は、自分自身の言葉で感情を荒らすことも穏やかにすることもでき、感情を穏やかにしたければ「温かい言葉」や「プラスの言葉」を意識的に発信していくことで実現しやすくなります。
「意識的に」がポイントです。
これを無意識でできたら聖人レベルで、僕も意識してこうしないとついついマイナスの感情や言葉になってしまいがちです。だからこそ常に意識して、今自分自身の感情はどうか、自分自身の言葉はどうかをチェックするようにしています。
なぜ感情と言葉のコントロールができないのか
ここまでの話で、これは難しいなぁと感じましたか?それとも、これだったら自分にもできそうと感じましたか?
「わかっていてもできないこと」ってたくさんありますよね。そのひとつがこの感情と言葉のコントロールだと思います。
ではなぜわかっているのにできないと思いますか?
これが最初のほうでお話した「目的」が関係しています。多くの人は夫婦生活において「明るくて楽しくて幸せであること」を根本の目的にしていると思います。
しかしこの目的を見失っていると、自分自身でもよくわからない行動をとってしまうこともあり、さらには夫婦生活を勝ち負けで捉えてしまうこともあります。
そして「指摘されるとムカつく」や「言われたら言い返す」という心理は「自分が負けた気がする」が影響しています。とくに男の人には強めにある心理で、「自分が下に見られるのがイヤ」「謝ったら負けた気がする」というプライドが本来叶えたい目的を邪魔してしまいます。
勝ち負けでは目的が変わってくる
イメージしていただきたいのですが、自分がなにか指摘をされて言い返したとしますよね。
そのとき言い返しまくって相手を責めまくって結果相手が凹んでしまったり、しまいには泣き出したりしてしまったとき、あなたは「よし勝った!気持ち良い!」と心から感じますか?
ちなみに僕だったら全然そうは感じません。
『うわぁ、俺、人として最悪なことをしたんじゃないか?』と間違いなく思うはずです。
例えば離婚裁判では勝ち負けが目的になります。自分が負けると慰謝料を多く払わなければいけなくなりますから、集められる証拠をどんどん集めて勝ち負けにとことんこだわらなければいけません。
「明るくて楽しくて幸せであること」にて勝ち負けは必要ありませんし、むしろ勝ち負けにこだわるから関係が悪化するとも言えます。
選択肢を多く持っておこう
テレビのリモコンをイメージしてください。
そのリモコンはあなた自身の感情と言葉と行動をコントロールすることができます。
指摘されたことに言い返したり相手を責めたりする人は以下のボタンしかありません。
・素直感情ボタン
・素直言葉ボタン
これがテレビだとしたら、NHKと教育テレビの2つしか選択肢がありません。
バラエティ番組も見たいし、お気に入りのタレントが出てるテレビ番組も見たくなりますよね?選択肢が多いほうがいろいろと楽しめることが広がると思いませんか?
ですから、自分自身のリモコンを以下のボタンに書き換えてください。
・謝るボタン
・逃げるボタン
・褒めるボタン
・感謝ボタン
・自己意見発信ボタン
とりあえずはこの5つぐらいあれば少なくとも喧嘩を避けることはできますし、「明るくて楽しくて幸せであること」の目的にも近づいていくことができます。
ちなみに「逃げる」というのは喧嘩から逃げることや負けを選択するという意味合いです(実際には良好な夫婦生活に勝ち負けなんてありませんが、仮にそれが負けだったとしても、真の目的を叶えるためにはこのボタンは必要)。
そして最後の「自己意見発信ボタン」というのは、コミュニケーションボタンだと思ってください。言い方や言葉選びに気をつければ、喧嘩ではなくしっかりとした意思疎通ができます。
今ストレスを抱えている人はぜひ以下の記事も合わせてご覧ください。
できるところまで全力でやってみる
今回は、今は喧嘩ばかりする夫婦だけど、良好な夫婦生活にしたいと願う人向けに書きました。
どんなことをしても変わらない相手、自己愛が強すぎて何もかも相手のせいにしてしまうような人では、今回お伝えした方法でも100%改善することは難しいと思います。
もしあなたにまだ相手への愛が少しでも残っているのなら、あなたのできるところまで全力でやってみてください。もしそれで離婚することになったとしても、これまであなたがしてきたことは決して無駄なことではなく、今後幸せになるためのトレーニングになっています。
そんなときは、ぜひ以下の記事もご覧くださいね。