円満な結婚生活を送るために2人のルールを作るべき理由

婚活・結婚

こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。

円満な結婚生活や夫婦関係は、男女それぞれが好き勝手自由に過ごして手に入るものではありません。

お互いの価値観が合えばそれも可能ではありますが、円満な結婚生活を送っている夫婦には「2人のルール」を作っている場合がとても多いのです。

今回は、円満な結婚生活を送っていくために、婚活中の方にも既に結婚されている方にもぜひ聞いていただきたいお話です。

どうぞ3分ほどお付き合いくださいね。

ルール作りは価値観のすり合わせ

幸せな結婚生活を送るために「価値観のすり合わせを行なってください」と僕は常々お伝えしています。

●結婚の価値観
●夫婦生活の価値観
●お金の価値観
●子育ての価値観
●仕事の価値観

などなど、独身・婚活中の方であれば交際から婚約までにお互いの価値観をしっかりと話し合い、すり合わせを行なったほうがトラブルは減り、相手のことも理解しやすくなります。

ルール作りというのは、この価値観のすり合わせの一種です。

ただし目的は「相手を束縛するためのルール」ではなく、あくまでも「2人が幸せになるため、円満な結婚生活を送っていくためのルール」であるということを忘れないでくださいね。

我が家のルール

先日こんなTweetをしました。

我が家のルールは「無理をしすぎずストレスを無意味に溜めない」です。女性は生理問題もあってすごいストレスみたいです。痛みはどうしても共感できないので僕には労わることしかできません。極力自然な笑顔でいてほしいので、つらいときは家事をサボってもらい、ご飯は買うか男飯のどちらかです!

繰り返しになってしまいますが、我が家のルールは「無理をしすぎずストレスを無意味に溜めない」です。

思いやりの気持ちを持っていたとしても、ストレスが溜まりまくってイライラすれば「なんでわかってくれないの?」という相手への不満を持ってしまいがちです。

女性には生理問題があり、ホルモンバランスの乱れから精神が不安定になりやすいと言われていますが、言葉では理解できたとしても男の僕はそれを実際に体験することはできず、僕にできることはただ1つ、労ることだけです。

僕の場合、「お金は手段」のような考えがあるので、2人が幸せになっていくためのお金の使い方であれば、食費がどうとか、生活費がどうとかはあまりこだわりません。

しんどいときこそもっと楽をしてもらってエネルギーを溜めてもらったほうが僕は幸せですし、きっと妻も「助かる!」と思ってくれるだろうと思ったのでこのルールを提案してみました。

円満な結婚生活のルールの作り方

他にも小さなルールもあります。

・意見が食い違ったらしっかり話し合おう
・1人になりたいときは主張しよう

比較的男性に多いのは、

●話し合いから逃げる
●黙って自分勝手に過ごす

といった行動ですが、これらの行動は決して結婚生活にプラスになるものではないので、「話し合う」「主張する」などはルールとして掲げています。

ルールというのは、堅苦しくない版の「家訓」みたいな感じですね。

では、このルールは誰が考え、どのように作っていくのが良いのでしょうか。

恐らく多くの方が既にイメージできていると思いますが、おそらく正解です。

恋人、夫婦間でルールを作っていますか?ルールは本当にオススメです。自分もしくは相手がルールを破れば言い訳無用で思いやりの気持ちが欠けています。条件としてはお互いに心から納得のいくルールを作ることです。強制したルールは束縛になってしまい、閉所恐怖症の僕ならパニック起こすレベルです。

ルールを作るためのルールは、

●束縛しない
●お互いが納得する
●お互いを思いやる
●「〜してはいけない」ではなく「〜しよう」

この4つです。

最後の「〜してはいけない」ではなく「〜しよう」とは、「してはいけない」にすると苦しく窮屈に感じてしまうので、思いやりの気持ちを考えると「〜しよう」が圧倒的にオススメです。

ここだけしっかりと考えることができればきっと2人だけがわかり合えるルールが作れるはずです。

何個ぐらいルールを作ったほうが良い?

たまにこのようなご質問をいただくので補足しておきますと、ルールの数は「2人が必要だと思った数」であるのがベストです。

無理して少なくする必要もないですし、無理して多くする必要もありません。

そして、必要だと思えば途中で増やすことだってできます。その都度しっかりと話し合って、相手の気持ちも確かめながらルールの数を考えてみてくださいね。

絶対にしてはいけないこと

こちらもこんなTweetをしました。

昨日、結婚生活のルールの話をしましたが、絶対にやってはいけないことがあります。それは「先に相手がルールを破ったから自分も破ってやろう」とすることです。これをするとどんどん悪い方へ向かっていきます。先に相手がルールを破ってしまったら、正直につらい気持ちを話してまた話し合いましょう。

「やられたらやり返す」の精神はときには必要ですが、ルールにおいては「やられたら話し合う」が良いです。

単純にやり返すだけだとルール全部がないことになってしまい、お互いに好き勝手し放題に。好き勝手し放題が本当に幸せなのであれば否定はしませんが、そうでなければしっかり話し合いましょう。

人間同士。
誤ちは必ずありますから、相手がなぜそのルールを破ってしまったのか、その感情に目を向けてみてください。

その感情を理解した上で、ルールを破られた自分の気持ちをあまり感情的にならずに相手に伝えてください。

これを繰り返していくことで、自分も相手も成長していきます。

さらにこんなTweetも。

自分が先にルールを破ってしまったらまずは言い訳をせずに「ごめんなさい!」だと思います。謝れないプライド、本当に邪魔なだけです。自分の非を認めて謝ることってすごく大切なことですし、これができる人は周りからも尊敬されますし、信頼もされます。ピンチをチャンスに変えるっていいますしね。

自分がルールを破ってしまった場合ですね。

これはもう問答無用で「ごめんなさい!」です。言い訳があっても、事情があってもまずは相手にしっかり謝罪しないと何も始まりません。

今から3年ほど前のセッションでこんなことがありました。

 

一応主人とはこういうルールを作っていまして、ルール以外のことで主人にイライラすることがあったので私はひとつルールを破ったんです。

そうしたらそれだけを責めてきて言い合いになり、家庭内別居状態です…。

 

このときに僕は尋ねました。

「◯◯さんがルールを破ったこと、それは謝罪されましたか?」

すると…

いいえ、悔しいので謝っていませんし、謝りたくもありません!

ハッキリと言いますと、この方も旦那さんも同じ穴のムジナです。この方がその精神である以上、良好な関係が作れるはずがないんですね。

このご相談者様に限らず、

自分は絶対に悪くなーーーい!!
だから謝らなーーーーーーい!!

と思っている人がものすごく多いです。

気持ちはすごく分かりますが、この場合は一度フラットな気持ちになって価値観のすり合わせからやり直したほうが良いです。

「離婚しても良い」と思っているのであれば相談には来られないと思うので、心のどこかで「もう一度仲良い夫婦になりたい」「ちゃんと愛し合っていきたい」という気持ちがあるはずです。

勝ち負けにこだわると本質を見失いがちです。

戦争ではありません。
離婚調停ではありません。

結婚生活は勝ち負けではないと思っています。

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思いやりの気持ちを育てよう

2人のルールを作ることで円満な結婚生活を送っていくことができるのですが、この最大の理由は「思いやりの気持ち」です。

お互いが思いやることができれば相手の嫌がることをしようと思わないはずですし、万が一ルールを破ってしまっても素直に謝れるはずです。

ルールは、お互いが成長していくために必要なものです。

婚活中の方は、今後交際が始まってからぜひこの結婚生活のルールを話し合ってみてくださいね。

そして結婚されている方でまだルールを作っていない場合は、パートナーとより深い愛で繋がっていくために今回お話したルールを取り入れてみてください。

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関根 浩平

関根 浩平

生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。1対1でガッツリ語り合うセッションとコンテンツ発信に力を入れ、2014年から総勢1021人以上の方々を問題解決へと導く。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。強みを活かして企業やフリーランスの方々のホームページ制作もしてますが、WEBデザイナーではないのです。

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関根 浩平

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生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。

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