こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
人間不信で日常生活を送っていくのがとてもつらく感じている方もいらっしゃることと思います。
人間関係というのはとても大切なものなのですが、無理やり「人を信じてみよう」と思ってすんなり信じられるようになるわけではないと思います。
人間不信で悩む自分自身との向き合い方
人間不信は親や周りの人からの刷り込み、そして自分自身のトラウマが大まかな原因になりますが、無理に治そうとして人を信じようと思わなくても大丈夫です。ただ、自分のことだけは信じられるようになってあげないと、どんどん自分が嫌いになっていってしまうんですよね。何を考え、どう捉えるかです。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) October 14, 2019
人間不信は親や周りの人からの刷り込み、そして自分自身のトラウマが大まかな原因になりますが、無理に治そうとして人を信じようと思わなくても大丈夫です。
ただ、自分のことだけは信じられるようになってあげないと、どんどん自分が嫌いになっていってしまうんですよね。
何を考え、どう捉えるかです。
Twitterでこうつぶやきましたが、人間不信に関して僕が思う結論です。
今回はこのTweetをもっと深堀りしてお話していきます。
人間不信の原因とは?
最初に人間不信になってしまう原因をサラリとお話しておきます。
小さい頃に両親から「人のことは信じちゃいけない」と言い聞かせられていたら、人と会った瞬間「疑う」という思考になってしまいます。
両親だけでなく、学校の先生や塾の先生などにこう教えられていたとしても同じことです。
この場合の人間不信の原因は「家庭環境や環境」ということになります。
人間不信になってしまう原因にもうひとつ大きな要因があります。
それは、自分自身が誰かに裏切られた経験がある場合です。
●彼氏・彼女に浮気された
●信じていた友達に裏切られた
●親友に彼氏・彼女を取られた
●親に見捨てられた
●信じていた人からひどいことをされた
「裏切られる」にはいろいろな形がありますが、いくつか代表的な例を挙げてみました。
家庭環境やその他の環境、そして自分が裏切られた経験がある人が人間不信になってしまう原因ですが、一言で言えば「経験・過去」が人間不信の原因となっています。
「男の人は本当に危険だから気をつけたほうが良い」
と会うたびに言われていた場合、それが自分の無意識に入り込んでしまって「男の人は危険なんだ」という思い込みに繋がってしまうこともあります。
人からの刷り込みも「人間不信の原因」となっていることもとても多いのです。
人間不信を克服する方法は?
人間不信を克服していく方法は、大きく分けて2つあります。
環境・付き合う人を変える
1つ目の方法は「環境・付き合う人を変える」ですが、これはあまり効果が高いものとは言えません。
なぜならばこれは、「臭いものには蓋」のような形で、本質ではなく表面上の環境を変えているだけだからです。
ですが、全く効果がないわけではありません。
●職場の人たちは信じられない
●このグループの人たちは信じられない
といった、自分がいる環境の一部分において人間不信である場合や、軽度な人間不信の場合には「この人たちから離れる」という決断で克服していける場合もあります。
自分の心の在り方を変える
2つ目の方法は「自分の心の在り方を変える」で、人間不信を根本から改善していく克服方法です。
最終的には僕はこちらの方法をお勧めしています。
これが僕の中での答えです。
この部分をもう少し詳しくお話します。
後悔しない生き方に繋がる思考
「自分を信じる」というのは、後悔しない生き方に繋がる思考です。
理想論だけを語れば、人に依存をせず、責任転嫁せず、他力本願にならずに人を信じることかもしれません。
ですが、そう思うようにいかないのが私たち人間の感情なのです。
そこで大切な思考が、まずは自分自身を信じることです。
●自分の選択
●自分の考え
●自分の行動
この部分に疑いを持ってしまうと、どうしても人に依存をしたり人から言われた行動を取るようになってしまうのです。
なにかを学ぶときもそうです。
自分がどこで何を学ぶのか、誰から学ぶのかを自分自身でしっかりと決めて、「自分が決めたことだから誰の責任でもない。すべて自分の責任だ」と思うことで、それがうまくいったときは成功体験になります。
万が一うまくいかなかったときは、何がいけなかったのかを考えて次に繋げていくことで成長できます。
「なにかを学ぶ」と「自分の人生を他人に任す」のは全然違います。
人間不信の人は「人を信じるのが怖い」「傷つきたくない」という心理があるのですが、自分の頭や心で自分のことをしっかりと信じられるようになれば、誰かを信じても信じなくてもあまり関係なくなります。
例えば僕の思考です。
相手が信じられる人かどうかは結果を見てみないとわからない。だからそこで悩んだとしても答えは見つからないし、どんどん臆病になっていってしまう。
自分のできること、自分のすべきこと、相手に与えることだけを徹底すれば他人がどうであれ関係ない。
自分の決断を後悔しないように、自分が必死になればいい。
僕の根本にはこの思考が植え付けられています。
この思考を誰かに強要するつもりは一切ありませんが、実にシンプルで、一切傷つかない思考なのです。
欲は自分の力で手に入れる
「◯◯が欲しい」という感情は、ほとんどの人が持っている思考だと思いますが、これを誰かから与えてもらおうと思うと傷つくことが増えてしまいます。
●愛が欲しい
●お金が欲しい
●認めて欲しい
これらの欲求は、誰かに期待をするのではなく、自分自身の思考と行動の結果に期待をして手に入れてください。
人に期待をしたいのであれば、その人の能力に期待してください。
人を信じたいのであれば、その人の能力を信じてください。
考え方や捉え方を変えるだけで物事は大きく変わっていきますし、自分自身が生きやすい生き方に変わっていきます。
ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。