「自分は意思が弱いのかな?」と感じたときに読んでください。

自立・自律

こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。

決断したことや決心したことが揺るぎないものであって、一切悩まず迷わずに突き進んでいけたらこんなに良いことはないと思いませんか?

ダイエットしたいのについつい甘いものに手を伸ばしてしまう…

お酒やタバコを辞めたいのになかなか辞められない…

自分を変えたいのにいつの間にかその気持ちを忘れている…

夢や目標があるはずなのに楽をしようと考えている…

このように、一度は心に決めたものであるのにすぐに諦めてしまったり、その決断や決心したこと自体を忘れてしまったりすることもあるかもしれません。

今回は、「私って意思が弱いのかも…」と少し凹み気味のあなたに、決心したことを諦めてしまう本当の理由と、決心したことを諦めずに実現させていく方法をお話していきますね。

意思が弱いのは思い込み?

結論からお話していきますので、こちらのTweetをご覧ください。

決意、決心、決断したことにすぐに諦めてしまう場合、「自分は意思が弱いんだ・・・」と考えてしまいがちですが、それは意志が弱いからではないかもしれません。

手に入れたい自分や目標に完全にフォーカスできていないと諦める理由やそれをやらない理由を考えてしまいがちです。

現状維持の力ってすごく強いんですよね。。

ダイエットしなきゃなのにダイエットしていない自分に戻ろうとする力、みたいな。何をしてもすぐに諦めてしまうのであれば、それは自分の本心は求めていないことかも。

それで意思が弱いって自己嫌悪になるくらいなら、やりたいようにやるのが一番です。

簡潔ですが、僕はこんな結論を出しました。

ここからもっと深堀りしていきますが、まず、意思が弱いと思っているのはただの思い込みであることも多いです。

「なんで私ってこんなに意思が弱いんだろう。こんな自分がキライだ」

意思が弱いという言葉を使うと、なんでも一言で片付いてしまうと思うのです。ですが、これじゃいくらなんでも自分自身が可愛そうだと思いませんか?

私たちに潜む現状維持の力

ちょっとした風邪であれば自然治癒で治った経験はありませんか?

それは私たちの体が自然治癒力を持っていて、言い換えると「通常時に戻す力」みたいなものです。

自然治癒力や通常時に戻す力と聞くと良いイメージに聞こえるかもしれませんが、自分を変えたいとかダイエットしたい、目標や成し遂げたいことを実現させたいといったときには悪影響になってしまうことがあるのです。

変化したほうが自分にメリットや利益があるとわかっているのに、勇気や変化の恐れからそれを実行できないこと、これを「現状維持バイアス」といいます。

僕は分かりやすく「現状維持の力」と言い換えています。

現状というのは今自分が味わっていることなので、よく分かっています。

現状のままでも生きている、楽しいこともまぁまぁある、美味しいものも普通に食べられる、まだ働けるなど、夢や目標、成し遂げたいことがあったとしても、現状を味わえていますよね。

ですが、変化の先は未知の世界。自分が体験したことのない世界ですから、そこに飛び込んでいくにはすごく大きな勇気が必要ですし、変化することへの恐怖も感じてしまいます。

頭で考える意識(顕在意識)は目標や成し遂げたいに向かっていたとしても、心(潜在意識)は「怖い」と思っていて、ここから生み出しやすい感情は「諦める理由」や「やらない理由」なのです。

ダイエットであれば、「そんなに痩せなくても別に良くない?ストレス溜まるし、我慢するほうが体に悪いや!」というような「諦める理由」をつくり出したり、

起業であれば、「とりあえず会社に行けば給料はもらえるから今はこれで良いんじゃないかな。努力したところで独立して稼げる保証はないわけだし。」という「やらない理由」をつくり出します。

ですから、まずは「目標や成し遂げたいこと」と「現状」を天秤にかけてみて、どちらのパワーが強いかをよく調べてみることが大切です。

改善したいという気持ちは長続きしない?

僕はこれまでに累計670名以上の方々のお悩みを伺い、恋愛、結婚、仕事、人間関係、自己実現などの目標や成し遂げたいことのサポートをさせていただきました。

数年前にあることに気が付きました。

それは「改善したい」という気持ちは長続きしにくく、途中で諦める理由をつくり出しやすいということです。

よくよく考えてみていただきたいのですが、「改善」という言葉は実は結構ネガティブな言葉に聞こえませんか?

「改めて善くする」なので決して悪いイメージの言葉ではないと思うのですが、前提条件として「現状が良くない」になってしまいます。

「改善しよう」ということはネガティブな言葉を使い、ネガティブな方向を見ているのかもしれない

こう思いました。

では「目標」はどうでしょうか?

目標は、自分より上にあるものを手に入れていくイメージ、自分が進むべき道をガイドしてくれるイメージに感じませんか?

根本改善とは、目標や成し遂げたいことを実現させること

僕が出した結論がこれでした。

この結論を僕の中の定義にし、悩みを抱えている方にこの意味を詳しく話すようになりました。

すると「たしかに!」と納得してくださる方が増えたので、「◯◯を改善しよう!」ではなく、「◯◯という目標に向かっていこう!」というアプローチに変えていったのです。

わかりやすく例を出します。

【改善視点】
すぐ諦めてしまう自分を直してやりたいことを叶えたい!
【目標視点】
本当にやりたいことを見つけ、活き活き毎日楽しくなろう!

言っていることはほぼ同じですが、感じ方が全然変わってきませんか?

原理原則の話ですが、「やりたいことができていない」「思ったとおりの結果になっていない」から悩みが生まれます。

※厳密にいうと悩みにはもっと深い心理が関わっていますが、シンプルにお伝えするためにここでは割愛します。

ということは、目標や成し遂げたいことが実現すれば少なくとも今まで抱えていた悩みは消えます。

悩みそのものは自分でつくり出しているので、悩みグセや不安を感じやすいクセがある人は目標が実現すればまた新しい悩みが生まれるはずです。

ですが、ひとつの目標を実現させたあとに、今度は悩みグセや不安を感じやすいクセと向き合っていけば良いのです。

この場合、

【改善視点】
悩みグセや不安を感じやすいクセを直したい

ではなく、

【目標視点】
ポジティブなエネルギーを流して幸運を引き寄せる!

ちょっと怪しいスピリチュアル系のタイトルみたいになってしまいましたが、感じ方はすごく大切なので、改善視点よりも変化率や変化スピードは格段に上がります。

(エネルギーをスピリチュアル系として捉えている人も多いですが、エネルギー本来は量子力学です。ですからエネルギーの質や向きはとても重要です)

これでもすぐに諦めてしまう人は?

独学や自力でなんとかしようとしている人が陥りやすいことなのですが、どんな手段や方法を使ってもすぐに諦めてしまうことがあります。

もしかしたら今回この記事で書いてある視点を植え付け、そのとおりに実行したとしても諦めてしまう人がいるかもしれません。

そんなときは次のことを自問自答してください。

今私が思っている「願い」「目標」「改善したいこと」「成し遂げたいことは」は本心が求めていることなの?

そもそもですが、自分に興味がないことやどうでも良いことを目指すことはとても難しいです。

両親に良い大学に行け、良い会社に入れと言われて無理やり勉強させられたことがある人はよくわかると思います。

今は誰かの制限もなく自由意志の場合、あなたのことを強制させる人はいません。つまり、自分の意思ですぐに辞めても良いわけです。

自分が本当に手に入れたい自分、成し遂げたいこと、叶えたい現実を今一度しっかりと見つめ直してください。

この自問自答をスムーズに行なっていく方法を別の記事で書いていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

決心したことを諦めずに実現させる方法

今回のまとめですが、決心したことを諦めずに実現させる方法は、「改善」の視点ではなく、「目標」の視点に切り替えて、現在と未来にフォーカスすることです。

「意志が弱い」の前には「諦めてしまう原因」があります。この原因を読み解いていくことで意思の弱さだけが原因ではないことがわかっていただけるはずです。

独学や自力で目標の実現させていくことができれば本当に素晴らしいことだと思います。

しかし今はサポートを受けながら専門家と二人三脚で歩んでいける時代です。

この場合、カウンセリングではなくコーチングがオススメです。

コーチに相談すれば悩みを打ち明けてもそこから必ず「真の成し遂げたいこと」を導きだしてくれるはずです。

カウンセラーに相談するとその悩みの原因にフォーカスするのが基本なので、その悩みは軽減できるかと思います。

精神状況やその目標の本気度によって合っているほうを選んでいくのが良いと思います。

 

意思が弱い…
僕のサポートを受ける受けないに関わらず、どうぞ大きな目標に向かってチャレンジしてみてください!

 

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関根 浩平

関根 浩平

生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。1対1でガッツリ語り合うセッションとコンテンツ発信に力を入れ、2014年から総勢1021人以上の方々を問題解決へと導く。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。強みを活かして企業やフリーランスの方々のホームページ制作もしてますが、WEBデザイナーではないのです。

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関根 浩平

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生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。

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