人に合わせることに疲れたら、自分のこだわりポイントだけは利己的になろう。

価値観・考え方・捉え方

こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。

人間関係の悩みはほとんどの悩みに繋がってるといっても良いほどなかなか深い繋がりがあります。

今回は人間関係の悩みのひとつにも成りうる「人に合わせることに疲れてしまった」という人への対処法のお話です。

この記事に書いてあることを意識し実践していただければ、人に合わせ続けることがいかに自分を疲れさせてしまい、どういう考え方をしていけば人間関係で疲れにくい関係性を作っていくかがわかるはずです。

◯◯したいのに◯◯できないは不満の元

いつものごとく結論からお話しますのでこちらのTweetをご覧ください。

人に合わすクセがついてると疲れてしまうので、自分のこだわりポイントだけでも利己的になることをオススメします。

自分にとってどうでも良いことは合わせてどうでも良くないことは合わせないということですね。これで心のバランスが取れるようになるので、精神のバランスも取れ、自律もできます。

ここから深堀りしてお話していきます。

まず、私たち人間が「人間関係って疲れるなぁ」と思う瞬間にはある一定の定義が存在しています。

◯◯したいのに◯◯できない
◯◯したくないのに合わせなきゃいけない

今回のテーマでいうとこれなんですね。

「本当はこうしたいのに!」
「これやりたくないのに!」

という思いが不満となり、一回きりであれば「ま、今回はいいか」で済むことも、蓄積していくことで「人間関係は疲れる」「人間はキライだぁ」とどんどんネガティブになっていってしまいます。

不満を作らないコツは、Tweetにもあるように、

●自分にとってどうでも良いこと
●自分にとってどうでも良くないこと

この2つをしっかり分けて、できる限りそのとおりに実行していくことです。

自分にとってどうでも良いことの例

具体的にイメージしていただくために、僭越ながら僕自身のことで例題を出してみますね。

僕は、食にほとんどこだわりがありません。小さい頃からそうだったみたいですが、口の前に食べ物を持っていけばなんだって食べたようです。

例えば妻と出かけている最中「お昼ごはんどうする?」となったときは、僕から「お昼何食べたい?」と聞くことが多いです。

正直に言うとですね、ある程度の食べ物なら美味しく食べられる自信があるので「何食べようかな?これが良いかな?あれが良いかな?」と考えるのが面倒くさくて、これがストレスになります。

だから妻が「これ食べたい!」と言ったものに対して「じゃあその中だったら僕はこれを食べよう」となるわけですね。

妻はどちらかというと「これ食べたい」「あれ食べたい」がはっきりしているタイプなので、僕にとっては良い意味で好都合です。

僕にとってどうでも良いことは他にもあります。

●食
●プライベートで行く場所
●プライベートな話題

このあたりですね。

とは言いつつ、僕にもその日に急に食べたくなるもの、行きたくなる場所、話したい話題はあります。

そのときは先導するだけ。「今日、◯◯がどうしても食べたいんだけど、良い??」「今度◯◯に行きたいんだけど行かない?」と相手に伝えます。

普段言わない分「いいよー!」と言ってもらえることが多いので、人間関係で疲れるということがなくなります。

自分にとってどうでも良くないことの例

僕にとってどうでも良くないこと、つまり「こだわりたいポイント」というのがあります。

それが、仕事です。

僕が妻と結婚した理由のひとつでもありますが、妻は仕事に関して一切口を出さない、文句も言わない人です。

僕がほとんど稼げていなかった時代でさえ文句を言ったこともありませんでした。

例えば、僕が仕事関係で100万円なにかに投資したいと思ったとします。それを話すと妻は必ず「やりたいんだったらそうしたらいい」と言ってくれるんですね。

人からの客観的な意見、視点、批判はしっかりと聞き入れます。ですが、僕は仕事に関してだけは自分で最終的な決断をしたいので、僕にとっては絶対にこだわりたいポイントなのです。

妻がこういうタイプでなければ結婚できていなかったと思いますし、逆にいうと、妻は「夫がどんな仕事しようがどうでも良い」という、良い意味で「どうでも良いポイント」なのかもしれません。

冷たいなぁと感じる人もいるかもしれませんが、僕にとってはとてもありがたいことなのです。

利己的と利他的の使い分け

利己的というのは「自分の利益を中心に考え、他人の立場などを考えないで行動すること」です。

利他的というのは「自分の損失を顧みず、他人の利益を図るように行動すること」です。

美談になるのは利他的に生きている人かもしれません。

ですが、無理して利他的に生きて、他人からの評価が良くても自分自身が苦しんでいるのなら、それは外部からの強い支配の中で生きていることなのかもしれません。

「利己的」というと、いつでも自分勝手で相手のことをまったく考えていないイメージがあるかもしれませんが、そうではない「利己的」もあると思うんですね。

一部を利己的に生きることでそれ以外で利他的に生きることもできます。

綺麗事や美談で考えればすべて利他的に物事を考えられる人なのかもしれませんが、利他的には実は心のブロックも存在していることが多いです。

●嫌われるのが怖い
●みんなから好かれたい
●自分の意見を言っちゃいけない

これらのブロックや思い込みで、それが利他的に見えることもあります。

ですが、それもこれも、他人から褒められようが称賛されようが、自分自身が幸せを感じられずに人間関係で嫌な思いをしているほうがよっぽど苦しいと思うのです。

人に合わせることに疲れたらこうしよう

幸せたっぷりの中で生きている人で、他人に合わせまくっている人はほとんどいません。

幸せというのは、自分の内側から出ている感情を満たすことで感じられるようになっています。

ですから、思いと真逆の行動を取ることをしません。

つまり、無理して他人に合わせたり自分の気持ちを押し殺すことはしません。

すべてのことに強いこだわりを持っているとそれはそれで思い通りになるまでは苦しむことになるので、人間関係で疲れを感じている人は、まずは1つだけ自分の中でのこだわりポイントを見つけてみましょう。

衣食住のどれでも良いですし、僕のように仕事にこだわるのもありです。他にも趣味や好きなこと、得意なことにこだわりを持つのもありです。

とにかくすべてを合わせないことが、人間関係を良好にするポイントです。

人から好かれたいという感情、人から嫌われたくないという感情は決して良くない感情ではありませんし、多くの人が抱いている感情です。

ですが、自分自身の今の思考と行動が本当に正しいのかを自問することで新しい何かに気付けるかもしれません。

好かれたいなら好かれるための要素が必要です。

好かれるための要素は「合わせること」でしょうか?それとも、自分の好きなことを思い切りやっている人でしょうか?

好きなことを思い切りやって、溢れ出た幸せ感を人におすそ分けすることも好かれるコツです。

心の制約を取り払い、もっと楽しく自由に生きましょう。

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関根 浩平

関根 浩平

生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。1対1でガッツリ語り合うセッションとコンテンツ発信に力を入れ、2014年から総勢1021人以上の方々を問題解決へと導く。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。強みを活かして企業やフリーランスの方々のホームページ制作もしてますが、WEBデザイナーではないのです。

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関根 浩平

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生まれつきのエンパスとHSPの2つの気質を活かし、徹底した読み解き力で戦略を組み立てる恋愛・結婚・マインドコンサルタント。リピート(継続)率は91%。 得意な技法は、エンパス、心理学、人相学、脳科学。妻と0歳の息子(通称:ぷんた)、猫3匹、犬1匹の微妙に大家族。

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