こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
カウンセリングやコンサルティングには形がありませんので、無形の商品(サービス)になります。
無形の商品だからこそ、「カウンセリングやコンサルティングは怪しい、胡散臭い」と思う人も多いのですが、実際に怪しくて胡散臭い人がいるのも事実です。
そもそもカウンセリングには効果があるのでしょうか。
結論から言えば「効果はある」なのですが、これには様々な条件があります。
ネットには正しい情報もあれば正しくない情報もあり、カウンセリングを受けようと思っている人やカウンセリングの効果が気になる人は、どの情報を信じたら良いか迷ってしまうこともあるかと思います。
というわけで、カウンセリングの効果と信頼できるカウンセラーの見つけ方についてお話していきますね。
カウンセリングとは?
カウンセリングというのは、専門的な知識や技術を持っているカウンセラーに、悩んでいることやトラブルを打ち明けて相談したり、アドバイスを受けたりするものです。
カウンセラーには「守秘義務」がありますので、相談者が話した内容を無許可で外部に漏らすことはありません。
友達に話したら誰かに言われちゃうかもしれない、上司に相談したら説教されてしまうかもしれない、このような不安はカウンセリングにおいては不要となります。
カウンセリングの効果は?
一般的なカウンセリングでは、「自信回復」「悩みの改善」「ネガティブな気持ちの解消」などが効果として挙げられます。
自信回復とは
失敗によって自信を失ってしまったり、トラウマやPTSDによって自信を持つことができなかったり、自信を持てないことで問題になる状況や症状を緩和させるために、自信回復を目指していきます。
悩みの改善
現在抱えている悩み(人間関係、自分自身の精神、将来のこと、男女トラブルなど)を改善する方法を提案してくれるカウンセリングもあります。
精神と現実は繋がっている部分がとても多く、大きな精神的な悩みが改善されるだけで現実社会を楽しく感じることもできます。
ネガティブな気持ちの解消
自己嫌悪、他者への嫌悪感、不満、恐怖心、自己否定、孤独感、脱力感、喪失感などがネガティブな気持ちです。
これらのネガティブな気持ちを解消していくためには、根本的な原因を探して、その原因を癒やすことや何らに気付いていくことが必要です。
これらのネガティブな気持ちは、潜在意識(無意識)が影響しています。
カウンセラーに潜在意識にアプローチをかけてもらうことで、ネガティブな気持ちを解消していくことができるようになります。
信頼できるカウンセラーの見つけ方
問題はここです。
僕もセッションの中でエンパシーカウンセリングを行なう立場でありながら、世の中のカウンセリング、カウンセラーに対しては不信感があります。
ざっくりいうと、
・誇大広告的な詐欺
・カウンセラーという名ばかりのただの傍聴人
・モラルに反することをアドバイスする偽のカウンセラー
・胡散臭いことしか言わないカウンセラー
・綺麗事ばかり言うカウンセラー
・自己顕示欲の高いカウンセラー
このあたりです。
カウンセリングの本質は、相談者の悩みを改善することや、傷ついた心を癒やして日常生活(仕事含む)を過ごしやすくすることです。
不自然なことを言っているカウンセラーはNG
僕がびっくりしたのが、夫婦生活に満足のいってない女性に対して、「不倫や浮気を推奨します」と言ってる女性カウンセラーがネット上にいたのですが、僕からするとこれはありえないです。
道徳やモラルに反し、相手を傷つけてまで自分の欲を満たすのはそれは根本からの改善ではないですし、心からの幸福感からはどんどん遠ざかっていく行為です。
それに、もし不倫や浮気が原因で離婚問題に発展したら、その女性カウンセラーは責任取れるのでしょうか。「行動は自己責任で」ときっと言っているはずですから、責任は取らないと思います。
冷静に考えてみて、そのカウンセラーの話していることやウェブ上で書いていることに不自然さを感じたら、そのカウンセラーに相談するのは辞めましょう。
言葉遣いは丁寧だけがすべてじゃない
もちろん言葉遣いが丁寧に越したことはありませんが、それだけがすべてではありません。
ネットでは「言葉遣いが丁寧で身なりがちゃんとしてる人が信頼できるカウンセラー」と書いてあるサイトも結構多いのですが、これは表面上の話であって、カウンセリング能力とは全く別の話です。
むしろ、圧倒的な自信のあるカウンセラーは汚い言葉を使っていても相談者は耐えないでしょうし、言葉遣いがいくら丁寧で身なりがきちっとしていても、カウンセリングスキルや知識、能力の低いカウンセラーには相談者は来ないでしょう。
何度もいいますが、カウンセリングの本質は相談者の悩みを改善することや、傷ついた心を癒やして日常生活(仕事含む)を過ごしやすくすることです。
限度はあります。人として大人として「その言葉遣いはどうなの?」というものは論外として、言葉遣いに意識をするよりもそのカウンセラーがあなたにどれだけの貢献をしてくれるか、を考えてみたほうが良いです。
応急処置しかできないカウンセラーには注意
このタイプのカウンセラーは実は精神科の医師にも多いですし、女性カウンセラー男性カウンセラー問わず結構多いです。
応急処置というのは「臭いものには蓋」のようなもので、効果があるのはその日だけや数日間だけで、結局また元の状態に戻ってしまう状態のことです(結局、改善されない)。
すぐにまたカウンセリングに来てくれればそのカウンセラーは儲かりますが、相談者はそれに気づかずに依存してしまいがちです。
詐欺的なビジネスをするのであればこの洗脳の方法が一番稼げますが、本当にこれで良いのでしょうか?
良いはずありませんよね。
症状や状況が明らかに緊急を要するものであれば応急処置も必要ですが、そこまで緊急的な問題であればまずは病院に行って薬を処方してもらうべきです。
カウンセリングは、応急処置をするところではなく、「確実に」根本から改善を目指していくところなのです。
悪質なカウンセラーを見抜くために心がけてほしいこと
民間(個人)のカウンセラーの場合は、今の時代ほとんどの人がウェブを活用しています。
ホームページ、ブログ、SNSなど何かしらはあると思いますので、まずは興味のあるカウンセラーを見つけたら、そのカウンセラーが発信している情報を隅々まで読みましょう。
その情報は正しいものかどうかの判断も含め、人となりを自分の心で直に感じてください。
そして少しでも違和感があればそのカウンセラーに依頼をするのを辞めるか、わからないことがあれば相談フォームなどからどんどん質問してください。
相手の反応の仕方で「ガツガツ相談者を欲しがっているのか(自分に相談するように宣伝してくる)」がわかるはずです。
これが悪質なカウンセラーを見抜くために心がけてほしいことです。つまり、信頼できるカウンセラーを見つける方法でもあるのです。
自分のために本気になって相談を聞いてくれるカウンセラー、しっかりとしたアドバイスをしてくれるカウンセラー、カウンセラーに依存させずに相談者の悩みを根本から改善させてくれるカウンセラーを見つけるという意識を持ってください。
僕がここで挙げた、
・誇大広告的な詐欺
・カウンセラーという名ばかりのただの傍聴人
・モラルに反することをアドバイスする偽のカウンセラー
・胡散臭いことしか言わないカウンセラー
・綺麗事ばかり言うカウンセラー
・自己顕示欲の高いカウンセラー
これら上記に当てはまるカウンセラーは、絶対に避けるようにしてくださいね。
お金を吸い取られ、もっと深い傷を負ってしまうだけですので・・・。