こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
これ、聞いたことありません?
僕は職業柄、人3倍以上はこのセリフを聞いたことがあるんですが、「決めつけるの早ない?!」と思ってしまうのが本音で。
で、実際気になってる人も多いと思うんですよ。
「彼氏に浮気されて流れで許しちゃったけど、どうなの?」
「彼女が2回も浮気して、もう本当にしないって言われたけど信用できない」
こんなモヤモヤを抱えている方もいますよね。
許す許さないはまだ別の話で、「一度浮気したらまた繰り返す」という説について気になっている方に、この説の正解を書いていきます。
結論:あなたによる、相手による
ものすごく普通の答えで拍子抜けされるかもですが、「あなたによる、相手による」が答えです。
ただ、それは運要素とかではなくて、こう結論付けたのには明確な理由があってのものなんですね。
たとえばですが、めちゃくちゃどストライクな食べ物と出会って、「これをひたすら飽きるまでリピートしよっ!」っていう人もいれば、「もっとどストライクなものが見つかるかもしれないぞっ!」って思う人もいるわけです。
つまり、ほとんどの行動には「自分なりの理由」があるんです。
この「自分なりの理由」というのは、必ずしも他の誰かがわかってくれるとは限りません。
むしろ、わかってくれないことのほうが多いんじゃないかと。
だからこそ、冒頭で「一度浮気した人はまた次もするって決めつけるのは早ない?!」と書いたんです。
もっと深堀りしていくので、相手に浮気をされて悩んでいる方はこの先も読み進めていただけたら、きっと視点が変わって考え方が変わってくるはずです。
残念ながら、みんな浮気するのが現実
恋愛しているから幸せ。
好きな人と付き合ってるから幸せ。
これって深堀りすればそのとおりでもあるんですが、表面上だけで言う人は綺麗事に過ぎないんですね。
それで、「浮気=男性が多い」という感覚が世間一般で多いようですが、ぶっちゃけた話、女性も男性も五分五分です。
女性(私側)が浮気(または不倫)しているという悩みを打ち明けてくれるお客さんが多いってこともそうですが、下記の記事で書いたようなリサーチでも、相当数の女性が浮気をしている、もしくはその経験者であることがわかっています。
体感ですが、浮気するしないは男女50%ずつだったとしても、絶対に浮気しない男性は全体の5%未満、絶対に浮気しない女性は全体の10%未満程度かなと思うんですね。
広い意味で「チャンス」と書きましたが、これが結論です。
男女ひっくるめて「浮気の理由と心理」をまとめてみたので、そちらを見るとより意味がわかるかなと思います。
● 彼(彼女)が忙しい
=寂しかった、つまんなかった、腹いせ等
● 性生活の不満
=セックスレス(欲求不満)、体の相性が悪い、タイミングが合わない等
● 良い人と出会ってしまった
=出来心、不満や不安を埋める、本気になりそう等
● 断れない・流されやすい性格
=自信がない、求められることに喜びを感じてしまった等
ひっくるめて「チャンス」と言いましたが、ここに挙げられていることは付き合っていたら誰しもがあり得ることですし、感じ方や求める感情は男女の違いがあったとしても、動機は同じようなものです。
なので、「浮気した」という事実に目を向けるんじゃなく、「なぜ浮気をしたのか(させてしまったのか)」という視点で自分のことと相手のことを考えられるか、だと思うんです。
ここで、「浮気されて悲しい。もう信用できない」と自分の感情だけに目を向けることは別にいけないことじゃないです。
ただ、この先人間不信になったり、「浮気した=繰り返す」という固定観念に縛られることにもなりかねないので、一度くらいはこの視点で向き合ってみてもいいんじゃないかなと思うんですね。
浮気を繰り返す人・繰り返さない人を読み解く
こういうタイプ・性格の人は浮気を繰り返し、こういうタイプ・性格の人は浮気を繰り返さない、みたいな感じだと、明らかにケースバイケースになりすぎます。
なので、それはまとめサイト系にお願いしたとして、僕はもっと深い部分に入り込んでいこうかと。
浮気を繰り返す人
欲求不満が原因で浮気をした場合、性生活の問題が解消すれば浮気をしないようになるかと言われれば、これもケースバイケースです。
基本的な概念が「チャンスがあれば浮気をする」なので、「◯◯が不満だったから浮気しちゃったんだ」と言ったり言われたとしても、そのほとんどは口実なんですよ。
不満が埋まればまた不満が生まれる。
これって思考のクセなんです。
僕ら人間ってそこそこ弱い生き物なので、寂しいなぁと思ったら優しくしてくれる人の声に反応しちゃうかもしれないし、悩みを聞いてもらってるうちに、心変わりすることだってあるわけで。
なので、浮気をした側が、浮気した理由を自分の外側に目を向けるようでは、また浮気を繰り返してしまうでしょうね。
浮気されないように束縛するようでは、そもそも恋愛として不成立になるので、強制的に浮気させないなんてことはできないんです。
浮気を繰り返さない人
浮気をした側が、浮気した理由を自分の内側に目を向けること。
そして、浮気された側が、相手の気持ち、思考、行動を理解できるかどうか。
この2つの条件が重なれば、浮気を繰り返さない人に十分なりうる可能性を秘めています。
具体例を挙げるなら、
相手を傷つけてしまったことへの後悔
モラルを反した自分への怒り
浮気した側がこのように感じ、
相手が求めていたことはなにか
自分が持っているもので実現可能か
自分も相手もどう生きていきたいのか
浮気された側がこのように考えられるか、です。
つまり、コミュニケーションをしっかり取って、お互いにもっともっと理解し合おうとしなきゃいけないんです。
そもそも、浮気をした側もされた側も、結論は急がず(別れる別れないかの選択の前)にこうやって向き合うつもりがあるか、ないかにもよりますが。
別れるか別れないかの正解はない
浮気された後、別れるか別れないかの正解はないです。
というより、正解は決めておかないほうが良いんですね。
「一度は別れないぞ」と決めていたとして、相手の浮気した理由が「いろんな人と付き合って、いろんな人とセックスしたい生き物なんです」って明かされたとしたら、それでも付き合い続けられますか?
逆に、「浮気されたら絶対別れます」と決めていたとして、話を聞いているうちに「自分が浮気させちゃったのかもしれない・・・」と思える節があったら、思考と感情がぐちゃぐちゃに入り混じって苦しくなりません?
もう信用できない、とか、また浮気されるんじゃないか、といった不安はどうしても消えず、付き合い続けても幸福感を得られないならば別れたほうがきっとお互い幸せですが、まずは納得するまでお互いの気持ちを出し合うのが先なんじゃないかと思います。
単純に、相手の気持ちを考えられない無意識な無神経さんもいるんですよね。
「こういうことされたらイヤです」って具体的に伝えないとわからない人ですね。
とにかく「浮気」というめんどくさいトラブルが起きる前に、お互いによく知ることが何よりも大切。
ここの部分をめんどくさがれば、もっとめんどくさいことが起きますから。
毎月の収支を計算するのがダルくて無計画でリボ払いで買い物していたら、手数料地獄になってあとあともっとめんどくさくて大変なことになるじゃないですか。
今の思考と行動は基本的には未来を作っているものなので、どんな未来にするかは今の思考と行動次第ということです。