こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
引き寄せの法則なんて嘘だ!教えてる人間は信者ビジネスをしているだけだ!詐欺だ!金の亡者だ!
こう思っている方も少なからずいらっしゃると思います。
ちなみに、昔の僕は超こだわり人間だったので間違いなくこう思っていましたし、それができたらみんな幸せで大金持ちだよ!なんて思ってもいました。
ザ・視野の狭すぎる人間だったと反省しております(笑)
時間はかかりますが、こういう思考でいる自分に疲れてしまい、もっと視野を広げよう、もっとナチュラルな目で物事を見ていこうと思い、まずは疑っていたことを深く学び始めました。
その中には僕が普段このブログでも書いているようなエンパスや引き寄せの法則も含まれています。
引き寄せの法則は理論はすごくシンプルなのですが、実はすごく難しいです。
ですから僕は、引き寄せの法則を学べば誰でも簡単に願いを叶えられるよ!なんてことは口が裂けても言えません。だって難しいですから。。
というわけで、今回は引き寄せの法則を超シンプルにお伝えしつつ、引き寄せの法則の嘘と本当についてお話していきます。
怪しい話は一切しませんのでどうぞご安心ください!
引き寄せの法則って嘘なの?本当なの?
まずはこちらのTweetをご覧ください。
実際のセッションで「引き寄せの法則って本当なんですか?」と質問されることがよくあります。僕はいつも「本当でもあり、嘘でもあります」と答えています。その理由は、本などを言葉通りに実行しても願いは叶わないからです。ですが願いが叶っている人がいるのも事実。捉え方がめちゃくちゃ重要です。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) November 8, 2019
その理由は、本などを言葉通りに実行しても願いは叶わないからです。ですが願いが叶っている人がいるのも事実。捉え方がめちゃくちゃ重要です。
嘘でもあり、本当でもある。
今回のテーマの結論はこのTweetのとおりです。
ここからもう少し深堀りして意味をお伝えしていきますね。
言葉を鵜呑みにすると引き寄せ難民になってしまう
引き寄せの法則の本やサイトなどでよく言われていることを挙げてみます。
●お金が欲しいならお金を使え
●感謝をしよう
●ポジティブな言葉を使おう
●自分を肯定しよう
引き寄せの法則を調べたことのある方は、一度は目にしたことがある言葉たちではないでしょうか?
この言葉自体は決して間違っているとは思いません。
しかしよく考えてみてください。
●そもそも強く願うってなに?お坊さんのように唱え続けるってこと?
●お金はエネルギーだから使うと入ってきやすいのは本当。でも何でもかんでも買ってたらお金が入ってくる前にお金は尽きてしまう。
●感謝は大切。でも、素直に感謝できない場合は?それに「感謝しなきゃ感謝しなきゃ」と思っている自分の顔って怖くない?
●自分を肯定することは「承認」にあたり精神にとっても良いこと。でも自己否定するクセが付いている人は肯定しようとしても苦しくなるだけじゃない?
こう思いませんか?
引き寄せの法則を実践し、なんとか自分の手に入れたいもの(引き寄せたいもの)をGETしようと思うと、自分の中にすごく強い制限を作ってしまうことが多いです。
感謝しなきゃ!と思っているのに素直にできない自分。
感謝ができなかった自分に嫌気がさし、また自己嫌悪になってしまう。
これでは引き寄せたいものを引き寄せることはかなり難しいです。
引き寄せの法則をシンプル化すること
ここまでお読みになった方は、「鵜呑みにせずにどうしたら良いのよ。自分で考えろっていうの?」とお思いのことでしょう。
まず、引き寄せの法則をものすごくシンプルにいいます。
日本のマインドプロデューサーである関根浩平が2019年11月に提唱した言葉です(あ、僕です)。
シンプル化しすぎて逆にわかりづらくなった説もあるかもしれませんが、引き寄せの法則というのは、何をするかよりも、どう考えるかのほうが重要なんですね。
つまり、お金の例でいえば、お金をただ使うのではなく、何に使うか、なぜお金を使うかのほうが重要ということです。
引き寄せの法則は前提条件が最重要
そして「前提条件」という言葉があります。
●お金が欲しい
●幸せになりたい
多くの人はこのように感じて引き寄せの法則を学び始めたと思います。
僕の体感ですが、一時的には良い気持ちになったとしても、恐らく95%以上の人は結局は引き寄せられなかったり、途中で断念してアンチ引き寄せの法則になっているんじゃないかなぁと。
この前提条件とエネルギーの向きを言葉で説明すると難しく感じてしまうかもしれませんので、こんな図を作ってみました。
こちらもよく考えていただきたいのですが、
●お金が欲しい
●幸せになりたい
の感情の裏にはどのようなメッセージが隠されているでしょうか。
●私、今お金がないんです!
●私、不幸なんです!幸せじゃないんです!
はい、これが前提条件というものです。
お金が欲しいからといっていくら何かに投資をしても、この前提条件が「お金がないんです!」状態であれば、向かっていくエネルギーはマイナス方向です。
「お金がない」が心の奥底に植え付けられてしまっているということですね。
引き寄せの法則の第一歩は前提条件を書き換える
マイナス方向に行ってしまうエネルギーの向きをプラス方向に変えていかなければいけません。
前提条件を書き換えてしまう言葉があります。
それが図にもありますように、
「もっと…」
「今よりも」
を願いの前に添えるだけです。
●もっとお金が欲しい
●今よりも幸せになりたい
言葉や思いにもエネルギーがありますので、「もっと」や「今よりも」を使っていくことで前提条件が少しずつ変わってきます。
と思っている人と、
と思っている人、
どちらのほうがポジティブなエネルギーが流れていますか?
前提条件がネガティブなものであれば、お金も笑顔も感謝もすべて無理やり捉え方を変えようとしたり、それができないとすぐに凹んだり自分にイライラしたりしてしまいます。
「笑顔で振る舞わなきゃ引き寄せの法則は効果ないですよ〜」
もしかするとこんな風に言われてしまったのかもしれませんが、笑顔になりたくないのに無理して笑顔で振る舞っているほうが人に不快感を与える場合もありますし、一人になったときに「なにしてるんだろ、私」となりやすいと思います。
一方、前提条件がポジティブなものであれば、そのポジティブなエネルギーにチャンスやピンチが訪れ、そのピンチから学べることや気づきによってチャンスに変わることもあります。
引き寄せの法則においてこの前提条件はとても大切な要素になっていきますので、まずはここから始めてみてください。
自分を脅迫してはいけない
これも「引き寄せの法則が嘘である理由」のひとつになっていると思うのですが、引き寄せの法則で伝えられていることすべてを鵜呑みにしてしまうと、強迫観念のようなものが出てきてしまうと思います。
それが、
●笑顔じゃなきゃいけない
●感謝しなきゃいけない
●自分はこうでなきゃいけない
●これをしてはいけない
などですね。
ここで、先程のエネルギーの図を思い出して考えてみていただきたいのです。
こう思っているときのあなたのエネルギーはポジティブですか?それともネガティブですか?
そうなんです、ネガティブなのです。
精神がめちゃくちゃ強い人であればこれを無理やりポジティブに変えていくことができるのですが、僕含め、多くの人はそんな精神力は持ち合わせていません。
それならば、無理をしないのが一番自分の心に優しいわけですね。
じゃあいきなり不機嫌な顔になれば良い、人をけなしても良いということではなく、「無理しない程度にやっていこうぜ、自分!」とメッセージを脳と心に送ってあげるイメージです。
思い込みは自分を脅迫しているのと同じです。
人から脅迫されたらイヤですよね?
人を脅迫してはいけないと思っていますよね?
それなのに、一番大切なはずの自分に、自分で脅迫をしてしまうのは矛盾しすぎていると思いませんか?
ここでは自分自身を俯瞰すること(客観視)も大切になってきます。
下記の記事は恋愛・結婚に関する記事ではありますが、俯瞰について書いている記事ですので、恋愛や結婚以外にも大変役立つと思います。
まとめ
今回は引き寄せの法則の嘘?本当?についてお話しました。
最後に今回お話したことをまとめますね。
●シンプル化し、エネルギーの向きを考えること
●前提条件を書き換えること
●自分を脅迫しないこと
この4つです。
これは僕が実際に体感したことを書いたのですが、「もうこれでしかないでしょう!」とある種自信満々に書きました。
ただ僕は、「引き寄せの法則を正しく教えるので僕のところに学びに来てください!」と言ったことはありませんし、今後も言うつもりもありません。
というのも、僕は引き寄せの法則の伝道者ではないからです。
恋愛や結婚、自立や目標実現のためにはこのエネルギーの向きの話をすることはあるので、結局は正しい引き寄せの法則をお伝えしているのですが、引き寄せの法則はコツを掴むまでとても難しいと思います。
恐らく週1回2時間ずつお伝えしても、すべて理解をして実際に引き寄せていくまでに早い人で3ヶ月〜6ヶ月、人によっては1年、2年かかるかもしれません。
引き寄せの法則に囚われすぎて悩みが増えたり迷いが生じたりするのであれば本末転倒ですから、僕は今のところ引き寄せの法則だけをお伝えしていくことはしていません。
物事をもっとニュートラルに、そして広い視野を持って自分自身の夢や目標、そして願いへ確実に近づいていっていただきたいと思います。
そのためにこのブログを書いていますので、どんどん記事を読んで役立てていただけましたら幸いです。