こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
自分自身がHSPであると自覚している人もそうですし、エンパスと自覚している人もそうなんですが、結婚や結婚後の生活について不安に感じている方も多いと思います。
ちなみにHSPってなに?
エンパスってなに?
という方は、以下の記事を読んでからこの記事に戻ってきてもらえると理解しやすくなると思います。
HSPやエンパスを自覚している人や「自分もそうかも?」と思っている人で、なおかつ結婚生活に不安を感じている人は、今回お話する必ずやってほしい3つのことを実践していただければと思います。
この3つのことを実践することで、HSPやエンパス特有の「雰囲気(空気感)」や「気を遣いすぎる」といった不安が薄れていくはずです。
HSP・エンパスの人が結婚前にやってほしい3つのこと
早速ですが、まずは結論から。
【2】価値観のすり合わせ
【3】それぞれのリーダーの確認
この3つです。
細かく言えば、この3つはHSPやエンパスに限らずかなり大切なことなんですが、中でもHSPやエンパスの人は「これをやっておかないときついよ〜」という3つです。
ひとつずつ解説していきますね。
HSP・エンパスが結婚前にすること①「1年以上の同棲」
HSPやエンパスは、空気感や雰囲気に大きく左右されます。
良い空気感や雰囲気も影響されるので、この場合は良いのですが、悪い空気感のほうが強く感じ取りやすいんですね。
良い経験や思い出よりも、イヤな経験や思い出のほうが強く印象に残っていると思いますが、これと似たようなものです。
多くの人は、「良い空気感でいられるか」に着目することが多いんですが、これだと肝心なところを見抜いていくことができません。
見抜くポイント(味わうべきポイント)は、ケンカになったとき、相手が機嫌悪いとき、相手が疲れているとき、相手が弱っているときの2人の空気感です。
結構鬱陶しいのは、負のオーラを放つ人。
おとなしい、人見知り、口数が少ないのとはまた別で、その人がいることで雰囲気を悪くすることってよくある。
それに自分で気づいて気をつけてる人はまだ良いけど、気付いてない人や気づいてても改善する気がない人は厄介。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) October 13, 2020
先日こんなツイートをしたのですが、こういった人がパートナーだとかなりキツイです。
ハッキリ言ってしまうと、詰む確率が高いです。
ただでさえHSPやエンパスの人は、相手が機嫌悪くならないように気を遣ったり、相手の顔色を見る癖があったりするので、これに輪をかけて敏感に暮らしていかなければいけないんですね。
するとどうなるか。
自分の気持ちを話さない生活
家に帰りたくない
家に帰ってきてほしくない
すべてに無気力になる
失敗やミスが増える
負の連鎖に突入する
少なくともここで挙げた7つのことは十分起こってしまうと思います。
これらを100%回避する方法はないんですが、少しでも回避する方法が「1年以上の同棲」なんですね。
具体的な期間に決まりがあるわけではないです。
ですが、時間って結構あっという間なので1年なんてすぐですし、それまでに大きなケンカをしたり、同棲生活にお互いちょっと疲れてくる期間を考えると、やっぱり1年以上は必要かなと。
そして同棲期間中にただボーッと時が経つのを待っているのではなく、いろんなことを感じまくってください。
居心地が悪いときは耐えられるレベルか。
相手にそれを指摘(お願い)できるのか。
婚約するまでにお互いがお互いを確かめ合ってください。
HSP・エンパスが結婚前にすること②「価値観のすり合わせ」
結婚の鉄則でもあるんですが、価値観のすり合わせは絶対に行なってください。
結構こういうタイプの人が多いです。
こういったタイプの人は、「やたらとプライドが高い人」や「自分が変わる気がない人」に多いです。
理想でもあり、すべき流れはこうです。
そのあとに付き合ったり結婚したりするかしないかの判断をします。
これをお互いに理解することが大切です。
ですから、あなたが今ここでこの流れを初めて知り、相手がこの流れをわかっていないのであれば、教えてあげてほしいんですね。
ってな感じで伝えてあげてください。
具体的にどの部分の価値観をすり合わせていったら良いかというと、それは「人生」に関わることすべてです。
なぜなら「結婚」は人生の一部だからです。
とはいえイメージが湧きづらい人もいるかと思うので、サンプルをいくつか挙げておきますね。
結婚そのものに対する価値観
家族の価値観
子供の価値観
子育て(教育)の価値観
お金の価値観
仕事の価値観
人付き合いの価値観
食生活の価値観
性生活の価値観
趣味の価値観
とりあえず10個挙げました。
譲れるところは懐を大きく譲り、譲れないところは相手にわかってもらえるようにしっかりと気持ちを話してください。
男性は「理論的」に話す傾向がありますが、女性は「感情」で話すことが多いです。
理論だけじゃなく感情も、感情だけじゃなく理論的にも話せると伝わりやすいと思います。
HSP・エンパスが結婚前にすること③「それぞれのリーダーの確認」
最後は「それぞれのリーダーの確認」です。
ここでいうリーダーというのは「すべてにおける決定権」という意味ではなく、「迷ったときの最終決断」や「話し合いをリードする」という意味合いです。
「それぞれの」の部分が抽象的ですが、この部分には「お金」や「仕事」、「子育て」などが入ります。
もちろん決め事があるときは毎度毎度コミュニケーションをとって話し合います。
リーダーだからといって相手に丸投げするわけじゃなく、独裁的に決めるわけじゃなく、あくまで率先して引っ張っていくイメージでいてください。
責任転嫁も絶対にNGです。
リーダーを決めることで、それぞれの分野で相手を尊重したり、核を持った夫婦生活を営みやすくなります。
僕の場合ですが、妻の意向もありほとんどのリーダーが僕です。
妻がリーダーになっていることが思い出せなかったので妻に聞いてみると、「ん〜、ご飯をなににするか決めることぐらいじゃない?」だそうです笑
あ、あとは飼っている動物の病院やアイテムも妻がだいたい決めてます。
得意不得意、向き不向きで決めていくのが良いと思います。
お金の管理が得意、リーダーシップがある、信頼が厚い、ある分野に詳しいなどなど、これもじっくり話し合って決めてくださいね。
結婚前の不安が的中しても、別れたらいいじゃない
不安が現実を呼んでしまうことはよくあることなので、あまり不安に思わないほうが本当は良いです。
不安を軽減させるためには、今回お話した3つのことを実践していただくことでも可能です。
もっと軽減させるためには、あなた自身の考え方を変えていくしかないんですね。
そもそも「結婚生活が不安だ」と感じている人は、「離婚は失敗」と捉えている人が多いんですね。
でも本当にそうでしょうか?
その失敗があったからこそ分かり得たこと、結果的にはうまくいかなかった結婚生活からも学べることは必ずあります。
「離婚=なにもかも台無し」と捉えてしまうと成長できないと僕は思っています。
離婚を恐れて自分らしさを失ったり、苦しい結婚生活を無理くり続けていくことのほうが人生失敗だと感じます。
それでも不安だ・・・
できる限り不安を解消したい・・・
という人もいると思うので、そのような方はぜひ僕のブログを読んで、不安を解消していただけたらと思います。
いくつか参考になりそうなコンテンツをピックアップしておきますね。
【2】価値観のすり合わせ
【3】それぞれのリーダーの確認
HSP・エンパスの人が結婚する前に必ずやってほしいことの3つを、ぜひ今日から実践していくつもりで歩んでいってください。