こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
僕は昔からエンパス体質やHSP体質の人は、その気質を活かすために「カウンセラーになること」をオススメしています。
もっと具体的にいいますと、カウンセラーに限らず、セラピスト、コーチ、コンサルでも良くて、言ってしまえば、エンパスやHSPの特徴を活かせる分野であり、1人でも稼いでいける職種ということです。
エンパスやHSPの特徴については下記の記事を参考にしてみてください。
エンパス体質の人が得意としていること
エンパス体質の人は、他者の感情を読み取る能力、共感する能力があります。
感情を読み取るってなに?共感するってなに?と疑問に思っている方へ、下記の記事に僕が実際に感じていることとエンパスに関するよくある質問をQ&A形式でお答えしている記事がありますので、ぜひご覧ください。
簡単に言いますと、明らかな視覚的な情報がなかったとしても、その人が発しているエネルギーを感じ、「いつも通り」や「今日はちょっと違う」というのを察知することができます。
エネルギー以外では、微妙な声のトーンの違い、空気感、会話の間などでも察することができるのがエンパス体質の人の特徴です。
ですから、場の空気を読んだ発言、行動がとても得意です。
スピリチュアル観点を取り入れる
このエンパス体質の特徴にスピリチュアル観点を取り入れることで、また別の力が発揮されます。
これは僕が過去に行なっていたエンパシーカウンセリングで実際に行なっていた手法なのですが、体で他者のエネルギーを感じ、そのエネルギーを読み解いていくことができれば、困難や問題の根本(本質)が視えて(感覚として入ってくる)きます。
これをスピリチュアル用語では「チャネリング」といい、これがスピリチュアル観点というものです。
すごく簡単な例からご説明していきますね。
大好きな彼氏とディズニーランドに行く予定があり、ウキウキ気分で朝の準備をしている女性をイメージしてください。
この女性はどんな気分でしょうか?そして、この女性のエネルギーは「ポジティブ」なエネルギーでしょうか?
もちろん「ポジティブ」なエネルギーですね。つまり今この女性が放っているエネルギーは「陽(よう/ポジティブ)」のエネルギーということになります。
一方、彼氏に浮気され、復讐を企む女性をイメージしてください。
この女性はどんな気分でしょうか?そして、この女性のエネルギーは「ポジティブ」なエネルギーでしょうか?
はい、残念ながらポジティブではなくネガティブなエネルギーですね。
つまり今この女性が放っているエネルギーは「陰(いん/ネガティブ)」のエネルギーということになります。
すごく簡単な例ですのでこれは誰もが正解できるものだと思いますが、原則はまず陰のエネルギーか陽のエネルギーかを感じ取るということです。
そして感じ取ったエネルギーをさらに深く読み解いていきます。
深く読み解くというのは、「なにがあったのか」「なぜその気分なのか」「なにがその気分を作り出しているのか」「この人の本質はどのようなエネルギーがある人なのか」を相手からの情報がなくても見抜く(感じ取る)ことです。
スピリチュアル観点のイメージ
少なく見積もっても40人以上には聞かれたことのある質問があります。
それは「どういうイメージなんですか?どうすればそんなものが感じ取れるんですか?」という質問です。
僕はドラゴンボールが好きなので、ドラゴンボールに例えてお答えすることがあるのですが、ここでもドラゴンボールを例にして書いていきますね。
まず、ドラゴンボールは「気(き)」という言葉をよく使います。
集中して「気」を集め(高め)、その集めた「気」を今度は一点に集中させます。すると「かめはめ波」のボールが出来上がります。
そしてかめはめ波を放つときは、一瞬で大きなパワーを使って相手に投げ、相手が粘ってなかなか倒れないときには、そこに全パワーを使ってとどめを刺します。
スピリチュアル観点とはこのイメージです。
集中して「気」を集め(高め)、相手の感じ取りたい部分1点にフォーカスします。
しかし「かめはめ波」のようにここで集めた「気」を放出させてはいけません。まだまだ粘ります。
そして「気」がMAXまで高まったときに、一気に全パワー(MAXボルテージ)を放出させて「感覚」「直感」だけに意識を集中させます。
このときに得た「気付き」が「答え」であることが多いのです。
このときに自分のエゴ(感情)が入ってしまったらそれは「あなたの気持ち」ですから正しい答えではありません。先入観を1つも入れてはいけないということです。
自分で書いていて、「なにこの怪しい話」と思いましたが、見えない力ですからこう説明するしかないんですよね。
ですが、エンパス体質の人にはなんとなく理解してもらえたんじゃないかな?と思っていますが、どうでしょうか。
ちなみに、このスピリチュアル観点はエンパス体質の人が訓練をし、それを磨いていけば60%以上の確率で取り入れられる能力だと思っています。
僕は生まれつきエンパス体質(他にはESPとテレパス)ですが、最初から見えない何かを感じ取れていたわけではありませんので。
デメリットをメリットに変える唯一の手段
僕はエンパス体質で結構苦しんだタイプです。
自律神経がおかしなことになってしまって、電車に乗ったら気持ち悪くなるし、人混みにいるだけで疲れたり、吐き気がしたり、散々なときもありました。
ここまで症状がひどくない人であれば良いのですが、僕のような症状を味わったことのある方やそれ以上の方は「エンパス=デメリット」でしかないと思います。
そこで考えたのが、この能力を使って仕事をしていくということです。
もちろんこれだけでエンパシーカウンセリングをスタートさせたわけではないのですが、「デメリットをメリットに変えるには?」を考えたときには、「活かす」ということしか答えが見つかりませんでした。
エンパスは病気じゃないので「治す」という概念がありません。つまり「上手く付き合う」「活かす」しか選択肢がないのです。
これが「エンパス体質の人はカウンセラーを目指してほしい」と思っている正直な理由です。
「儲かるから」とか「自由な生活ができるから」といった自己都合の理由ではなく、「活かす」感覚を体に覚えさせると自ずと悪影響になる事柄が減ってきます。
ですから僕は今電車にも余裕で乗れますし、人混みにいても全然体調不良になりません。
むしろ、良いエネルギーを持った人(ウキウキな人や良いことがあった人)と一瞬同調して、その良いエネルギーを分けてもらうほどです(分けたほうがエネルギーが無くなるわけではないので、「影響される」に置き換えてください)。
エンパス体質の人は、そもそも人の相談に乗ることが嫌いではないと思いますし、現によく相談されていると思います。
それを割り切って「仕事にするか」「仕事にはしないか」という考え方ですね。
エンパス体質の人はぜひ考えてみてください。
エンパスは、「性質・気質」から「価値」へと変化する要素があります。エンパスを価値にしたいのであれば、あなたが誰かの悩みを根本から解決したり、問題と上手く付き合っていく手法をアドバイスすることなのです。