こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
いつになっても尽きることのない社会問題、それは「いじめ」だと思います。
子供だけの問題でもなく、職場でのいじめもあり、子供から大人までいじめで苦しんでいる方も多いんじゃないかなぁと思います。
このブログでは「生きづらさ」をテーマにブログを書くことが多いのですが、このテーマに避けては通れないのが「いじめ」についてです。
ブログやSNSでもあまりいじめについて語ったことはないのですが、今回は本気でいじめと向き合ってみようと思います。
そもそもいじめって耐えなきゃいけないの?
非常に多くの人がいじめに耐えていると思います。このブログを読んでいる方が今いじめに遭っていて耐えている途中かもしれませんね。
なので結論からサクッと僕の気持ちをお話します。
賛否両論あると思いますが、いじめに対して、僕は無理して同じ環境に耐える必要はないと思っています。理由はたくさんありますが、例えば、その環境がその人にとってすべてではないからです。小学生だろうが中学生だろうが、その学校にこだわる必要はないと思います。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) November 29, 2019
このときに親御さんの力で、お子さんが自分自身と向き合える環境を作って欲しいです。目標や目的を作ってそこから逆算して「今なにをすべきか」を導き出したほうがよっぽど幸せになれる確率は上がると思います。説得して無理にいじめられる環境に行かせても、心が傷ついて問題が後回しになるだけです。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) November 29, 2019
理由はたくさんありますが、例えば、その環境がその人にとってすべてではないからです。小学生だろうが中学生だろうが、その学校にこだわる必要はないと思います。
このときに親御さんの力で、お子さんが自分自身と向き合える環境を作って欲しいです。目標や目的を作ってそこから逆算して「今なにをすべきか」を導き出したほうがよっぽど幸せになれる確率は上がると思います。
説得して無理にいじめられる環境に行かせても、心が傷ついて問題が後回しになるだけです。
文字数制限の問題でここでは未成年の方向けの書いていますが、このTweetが僕の結論です。
言葉を選んでいると言いたいことが言えなくなりそうなのでハッキリと言いますね。
僕個人の考えとしては、その環境から離れたら殺されてしまうというような制約条件がない限り、いじめに耐えるのは時間も労力も無駄だと思ってしまうんですね。
なぜならば、そこに耐えることも悩むことも、自分の大切な時間を浪費していることになりますから、それだったら自分が幸せになるための時間、自分がワクワクするような時間、自分が心から楽しめる時間に使って欲しいと思っています。
人生に縛りをつけると別の問題で苦しむことに
一部の天才は自分自身の人生に縛りをつけます。そしてその世界で一流になり、多くの富や名声を得ます。
ですが僕を含めて「普通の人」というのは、人生に縛りがあればあるほど苦しく感じてしまうものなのです。
例えば僕はコーヒーが好きです。食べ物だったらイカや明太子が好きです。
ですが、一生これしか口にしてはいけなかったらどうでしょうか?絶対に嫌ですし、飽きますし、水のようにごくごく飲みたいですし、胃が荒れますし、、、こんな感じで文句タラタラです。
バカっぽく感じるかもしれませんが、これをあなた自身に置き換えてみるとすごく嫌だと思いませんか?
ぜひ自分自身に質問してみてほしいのです。
本当に選択肢はそれだけか?
やりたいことはないの?
いじめに耐える意味ってあるの?
いじめられているお子さんをお持ちの親御さんは、最初と最後の質問は自分自身に、そして真ん中の質問をお子さんにしてみてください。
なにかに気がつくかもしれません。
勇気ある決断とは、環境を変えることだと思う。
「いじめ」のテーマになると、すぐに「逃げる」「逃げない」の話を大人たちはしたがりますが、僕はこれはどうなの?と思うんですね。
例えば、小学校や中学校でいじめられている子がいるとします。
本人は学校に行きたくないでしょう。そのいじめから遠ざかれるためならば、家で勉強すると言うかもしれません。
教育方針や家庭環境は様々ですが、選択肢はいくつもあります。
●学校に行かずに塾に通う
●学校に行かずに英会話スクールに通う
●本人の意思を確認しつつ私立に転校する
●学校に行かずに社会とのふれあいを増やす
例えばこんな感じです。
勉強が好きな子だったら、小学校に行かなくても塾に通って、私立の中学に行くこともできるはずです。
英会話スクールはグローバルに触れ合うことで視野が広がり、新しい発見や気づきがあるかもしれません。
このように、「逃げる」「逃げない」という極端であまり意味のないテーマではなく、子供にとってなにが最適なのか、どんな環境が望ましいのかを子供と一緒になって考えてみることが大切です。
僕はこのように環境を変えることこそ勇気ある行動に思えます。
いじめられて嫌な思いをして、心が傷ついて、死にたくなってでも耐えることは勇気ではなく、心を痛めつけている行動なのかもしれません。
親御さんによっては「学校に行かなくて良いよ」と言ってくれるかもしれません。
世間体も気にする人が多い世の中で、この言葉こそ勇気ある発言です。
とはいえ、「ただ問題から離せば良いとき」と「問題から離すだけでは意味がないとき」があることも忘れないようにしてください。
こればかりはお子さんの個人差があるので断定的なことは言えないのですが、いじめの場合は「問題から離すだけでは意味がないとき」が結構多いんですね。
例えば、自分自身が悪い友達と付き合ってるとします。この場合は、この友達から離れることで悩みや不安が軽減します。
ですがいじめの場合は、問題から離れたあとに、本人の意思ややりたいこと、目指したいことなどの目標をどれだけ引き出せるかが肝心なのかなと思うのです。
人は目標があれば活き活きとした人生を歩みます。しかし、目標がないと「生きづらさ」や「モヤモヤ感」を感じながら人生を歩んでいるのです。
いじめ後遺症との向き合い方
いじめ後遺症とは、いじめられたことが原因でうつ病になってしまったり、強いトラウマ(PTSD)になってしまったりすることをいいます。
繊細な子、真面目な子はとくにいじめ後遺症になりやすい傾向にありますが、ここは感じ方次第なので自分自身でもコントロールしにくいものですし、周りの人(親や友人)もコントロールできるものではありません。
いじめられてしまった本人が「いじめ」に対してどう思うか、そして「いじめられた過去」に対してどう思うか、そして「なにを目標にし、どんな目的を持って生きていきたいか」です。
現在大人の方でいじめに遭っている方は、ぜひこの部分を考えてみていただきたいです。
そしていじめに遭っているお子さんを持つ親御さんは、お子さんと向き合い、「生きるテーマ/目的」を一緒に探してあげてほしいのです。
誰よりも一番の味方になってくださいね。
今後、もう少しいじめについてやいじめ後遺症についても記事としてお話していこうと思います。
実際に今いじめに遭って苦しんでいる方、お子さんがいじめに遭ってどのようなケアをしていけば良いかわからない方はぜひ一度ご相談いただけたらと思います。