こんにちは、HSP&エンパス歴32年目、マインドコンサルタントの関根(@cekineco)です。
仕事をすぐに辞めてしまった経験や辞めされられてしまった経験はありますか?
僕はどちらも経験済みです。
高校生のときはたった1日で嫌になってしまったバイト、1週間ぐらいで嫌になってしまったバイトもあります。
もしかしたら僕のようにたった1日で辞めてしまったという人は少ないかもしれませんが、敏感かつ繊細な人からすると全然有り得る話なのかもしれません。
仕事が長く続かないと、周りの人からは「我慢が足りない!」「甘えてるんだ!」といった厳しい意見を投げかけられることがあります。
確かにそうなのかもしれません。あくまで結果論としては。
今回は、自分自身の経験や想いを含め、仕事が続かないことについて一緒に考えていきましょう。
先に僕の中での結論をお伝えしておきます。
●我慢する人生ならば地獄のほうがマシかもしれない ●本当の自分と向き合おう
この3つです。
この記事を読み終えたあとには、仕事が続かなくて悩んでいても、今後どう考えていったら楽になれるのかのヒントを得ていると思います。
なぜ仕事が続かないのか
人それぞれ何かしらの理由があります。
●人間関係が良くない
●仕事がキツすぎる
●叱責に耐えられない
●自分の精神的な理由
仕事が続かない人は、このあたりの理由が多いかもしれません。
一番多いのは人間関係ではないでしょうか。
実際に悩み相談を受けるときは「人間関係」か「お金の問題」がほとんどです。
すぐに辞めてしまう人はお金の問題である可能性は低いと思うので、多くは人間関係に何かしらの問題があるのだと思います。
そしてあとは自分の精神的な問題ですね。
僕自身、この部分はとても大きくて、他人の発言や行動に敏感に反応してしまいますし、もっというと他人が放つオーラ(エネルギー)や念(こちらもエネルギー)まで感じ取れてしまうので、ここが精神的に参ってしまうところです。
恐らく、あまり深く考えたことがないだけで、僕と似たような方もいらっしゃると思います。
●なんか居心地が悪い
●なんかこの職場は嫌
●この人絶対要注意人物だ
●なんか職場の歯車が狂ってる
具体的にいうとこういうことです。
HSPやエンパスの人であれば、高確率で雰囲気や空気感の違和感に敏感に察知してしまうと思います。
HSPについて詳しく知りたい場合は下記の記事を参考にしてくださいね。
世間ではこう思われるかもしれませんし、たしかにそうなのかもしれません。
逆に問いたい。
幸せに生きたいのに我慢しなきゃいけないの?
我慢することが美学なの?
僕はここに疑問を感じ、もっともっと自分のことや幸せ、人生の哲学みたいなものを深く学んでいくことに決めました。
仕事が続けられる条件
まず、ここから考えられることにしました。
●口や悪口だらけの職場はイヤ
理由 → 性格的にしんどい&波長が下がる
●雰囲気が暗い職場はイヤ
理由 → 気が滅入る
●表面上の関係性がイヤ
理由 → 誰かが苦しむから全体のエネルギーが微妙
僕が出した結論はこの3つでした。
僕は仕事が続かなくて一時期悩んでいて、高校生のときに1日で辞めたバイト先もありました。たった1日しか経験していないのに「この先、ここで自分が働いていける気がしない」と思ってしまうんですよね。精神がおかしくなりそう、みたいな。結局は人。人が良ければキツイ仕事でも結構長く続きました。
— 関根 浩平|恋愛相談&結婚&マインドコンサル (@cekineco) November 2, 2019
たった1日しか経験していないのに「この先、ここで自分が働いていける気がしない」と思ってしまうんですよね。
精神がおかしくなりそう、みたいな。結局は人。人が良ければキツイ仕事でも結構長く続きました。
仕事のキツさは求人を見て応募する段階でその職種について調べますから、ある程度わかります。もちろん想定外のこともありますが。
それでも僕は、人間関係が良好な職場であることが一番重要なので、仕事がキツイのは「キツイよなぁ」「んな、キツイけどガンバんべ!」で乗り越えていけるような気がしました。
チームワークが良い=最高かよっ
余談ですが、人間関係が良好な職場はチームワークが良いです。
僕はチームワークの良さに興奮する人間でして、こういう状況を味わうと「うん、いい!いい!」と心の中のテンションが上がります(変態チックでごめんなさい)。
助け合いの精神を大切にしている人も少なからずいると思っていて、こういう雰囲気を味わえると仕事への意欲や魅力が増してくるかもしれません。
仕事が続かない根本的な原因とは?
仕事が続かない根本的な原因は、自分自身にあると思っています。
とはいっても「我慢できない人」とかそういう意味ではなく、自分自身の心が中心にあって、その周りに「人間関係」「職場の雰囲気」「チームワーク」があるといったイメージです。
図にしてみました。
自分自身の心というのは、「やりたいこと」「やりたくないこと」や自分自身の正直な気持ちです。
理由は単純で、例えば本心では接客業はやりたくないと思っているのに、受かった職場が接客業であれば、嫌な気持ちが優先してしまい、仕事のやりがいや意欲を見つけ出す前に辞めたくなると思います。
結婚していて子供もいて、なんとしてでもお金を稼がなきゃいけない人はなんとか堪えるかもしれませんが、それで精神が病んでしまえば長期的な治療が必要になってしまいます。
無理なことに我慢をし続け、それで精神をおかしくしてしまうことを誰が望むでしょうか。
それであれば、自分自身の心を大切にして、精神がおかしくなる前に辞めてしまうほうが僕は良いと思うのです。
「仕事が続かない原因は自分自身」という本当の意味は、自分の本心に従っているか、自分の本心を大切にしているか、自分の本心をしっかりと理解しているかということで、自分の心を中心に物事を選択できているかにすべてが繋がっているのです。
仕事が続かない人にオススメの考え方とワーク
とはいっても、いくらかお金を得なければ生活が厳しいという現実もあるかと思います。
配偶者、子供がいる家庭においてはなおさらです。
今仕事が続かなくて苦しんでいる人や、仕事はギリギリ続いているけどもうそろそろ限界だという人にぜひヒントにしていただきたい考え方です。
我慢は生き地獄?生き天国を作り出そう
毎日、仕事で我慢をしている人は生き地獄を感じているかもしれません。
むしろ、「これじゃ、本物の地獄のほうがマシだ」と考えて自害してしまう人も大勢いるのが現代社会の特徴です。地獄があるかどうかの議論は置いておきますが…。
では、生き天国を味わうためにはどうすれば良いかです。
それは、第一に自分の本心に従うことです。
人間関係が本当に苦手で、それが原因で仕事が続かないのであれば、人付き合いの少ない仕事を探してみたり、理不尽な上司に苦しめられたくない人は思い切ってフリーランスに挑戦しつつ、安定するまでアルバイトをするのもひとつの手です。
今の時代、フリーランスでも15万円〜20万円程度であれば比較的簡単に稼げます。
パスコンを使って文字を入力する仕事、何らかのテーマで記事を書く仕事、WEBの勉強をして簡単なホームページを作ることもパソコン1台あって少し勉強すればある程度誰でもできるものが多いです。
2つ大切なポイントがあります。
●自分の本心に逆らわない
●よく考え、よく調べ、イメージすること
この2つを意識していただくことで、仕事が続かない自分 、そしてそんな自分に嫌気が指している感情に終止符を打てるかもしれません。
自分の気持ちとの向き合い方
紙を用意し、以下の項目を書いてみてください。
●やりたくないけどギリギリ我慢できること
●やりたいことだから努力できること
●何が何でも我慢できないこと
●理想とする生き方
●理想とする自分像
上の5つの項目を書き、思いつく限りなぐり書きで良いので書き出してみてください。
これを明らかにすることで、今の仕事との向き合い方を変えられるかもしれませんし、自分の気持ちに気づき、人間関係や物事の捉え方に変化が現れることもあります。
そして、これはOK、これはNG、ここまではギリOKという風に振り分けていくことで、自分自身の思考や行動の指針もわかってくると思います。
まとめ
仕事が続かないのは、我慢ができないからではなく、本当の自分をわかっていない、もしくは本当の自分の心に逆らった行動をしているからかもしれません。
子供の頃を思い出して、一番良い記憶をイメージしてそのときにしていたこと、感じていたことを現実に取り入れてみるのもとても良い方法です。
仕事が続かない自分を責めるのではなく、あなたの心の声を聞いてあげてください。
今頭の中で考えている自分と、あなたの心はきっと別人なのです。
心と考えていることが同一人物になれば、長く続けられる仕事と出会えるかもしれませんし、ありのままのあなたを肯定してくれる職場に歓迎されるかもしれません。
周りの否定的な意見や批判に耳を傾けるのではなく、常に自分の心に耳を傾けてください。
生き方に正解なんてありません。
働き方にも正解なんてありません。
自分なりの正解を探しましょう。